ホンダ フィット 「GE6フィットはドライバーを育てたという事実。」のユーザーレビュー

GE6フィットはドライバーを育てたという事実。

2016.9.16

総評

全てが普通にまとまった街に溶け込むこの車。
最高です！
スタイリングもよく、エアロ巻いても映えますし、ローダウンしてもカッコイイ！
こいつのお陰で腕が上がった感謝は一生忘れません。
ありがとう！FIT！

満足している点

荷室大！
チャイルドシート設置も容易。
走りもまぁまぁ。
乗り心地も慣れれば普通。
オートエアコン、スマートキー等上級グレードの装備が色々ついた最低グレードの特別仕様車13Gスマートセレクションは本当に良い意味で全てが普通のいい車。

不満な点

ストローク初期のゴツゴツ感。
ラゲッジランプが標準装備じゃない。
その程度の不満しかない。

デザイン

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走行性能

-

まず、走行性能はダルい。
GD型でクレームでも来たのか、コンフォートを極めている。
GD型で満足していたユーザーが見た目に親近感を抱いて継続銘柄指名などした日には、走りに落胆したことだろう。
ダンパーの設定を完全に間違えたとしか言えない緩い足。
はっきり言って失敗作だと感じていた。

毎日しんどい山道を流れに乗っているだけでヨタヨタと走っていた。
毎日毎日、しんどいな、と。
ある日気がついた。

あれ？ヨタヨタがへってる。なんで？

車は素直である。

お前、無駄が多いよと語りかけてきたのである。

ただただ驚いた。
足を締め上げ、ガチガチに補強した車でそれなりに走れているつもりだった自分が恥ずかしかった。

その日から、通勤でスムーズな運転を心がけた。

レースじゃないから急激なライン変更はいらない。
予定調和の旋回を作る練習を重ねる。
ただ流れにのって前の車についていくだけで、フィットの動きは洗練されていった。

ロールが大きいなら、しっかりと沈めてやる。
そこから滑らかにトラクションをかけていき、旋回Gが最大になったところで、最大にステアリングを切って、アクセルはパーシャル。
立ち上がりもじわりと踏んでいき、柔らかい足をゆっくりと伸ばしてやる。

この感じがつかめてきたとき、インテグラでも同じことができるようになり、飛躍的にテクニックが向上。
TC2000のタイムは2秒近く短縮された。

ようやく並のドライバーに慣れたんだなと実感。
慢心を反省し、フィットに感謝した。

フィットのノーマルの挙動は極めて素直なのである。
雨の日でも、タイヤが滑りながらも姿勢ができていれば危ないこともない。
柔らかい足の意味を見た気がした。

CVTだからとにかくステアリングとアクセル、ブレーキに集中できて素晴らしい車だと、評価は鰻登りに上がったのである。

乗り心地

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走行性能のても記載したが、極めて柔らかい。
しかし、そのストロークの初期のみ、ゴツっとくる。
味付けなのか。
これだけは14インチの高扁平タイヤをつけていても、空気圧を何度見ても改善されなかった。

純正足のチープさか。
車体が軽すぎるのか。
評価を★4つにした理由である。

積載性

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ベービーカーを積む必要があったので、コンパクトカーの中でも積載は重視していた。
数あるコンパクトの中でも最大の荷室容量と言っていいだろう。
本当に便利である。
また、低グレードでもラゲッジランプがつくところには配線が来ているので簡単な工事でつけられるのも嬉しい。
欲を言えば、フィットの売りの荷室には全車標準でラゲッジランプつけるべきでは？と思ってしまうのは仕方ないところだろう。

燃費

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基本的に15キロは走る様子。
ロングドライブなら18キロは走る。
1300だから、高速はやや燃費は落ちるものの案外普通に走る。追い越しにも不満なし。
ECOスイッチは後期型からついているが、これを押すとリーンバーンが促進されるのと、エアコン使用最適化に貢献している様子。
燃費はもちろん押せば少し良くなる！
素晴らしい！

価格

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故障経験

なし。
キーレスの電池は新車から3年で交換になった、という程度。
スマートセレクションなので、低グレードでもスマートキーなのである。

あとは、エアバッグのRecallくらい。

熟成された後期型の最終ロットなので、多分そんなに壊れないのでは？と期待しているところ。