ホンダ フィット 専門家レビュー・評価一覧

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ホンダ フィット 新型・現行モデル
7 件中 1~7件を表示

※掲載内容は執筆日時点の情報です。

  • 瓜生洋明
    瓜生洋明(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    3
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    2
    価格
    3

    「クセがないこと」はいいこと?

    2024.2.29

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    おもにデザイン面で賛否両論を巻き起こした結果、思うように販売台数が伸びていないのが現状であるが、モデルとしての基本性能は非常に高い1台である。歴代フィットの特徴である室内空間の広さはもちろん受け継ぎつつ、走行性能や燃費性能にも磨きがかかっている。にもかかわらず、フィットがかつてのような圧倒的な人気を得ることができていないのは、魅力的な軽自動車やコンパクトSUVが多数登場していることが大きく関係しているのかもしれない。
    満足している点
    あらゆる面で総合力の高いモデルであり、実用車としては大きな不満を感じることはないだろう。特に、ホンダの独自技術である「センタータンクレイアウト」を活かした広い室内空間は、ライバルに差を付ける大きな武器だ。
    不満な点
    ライバルと比べて燃費性能が劣る点はフィットの明確な課題だ。加えて、良くも悪くもクセがないため、積極的に選ぶ理由に欠ける部分がある。実際のところ、多くのユーザーは、ガソリン車のフィットではなく、フィットのハイブリッド車や軽自動車のN-BOXのほうが魅力に感じるのではないだろうか。
    デザイン
    さまざまな意見のあるエクステリアデザインだが、個人的には決して嫌いではない。欲を言えば、もう少しAピラーを立てたほうが愛らしさが強調されると思うが、空力性能などを考えると難しいのだろう。インテリアもさまざまなバリエーションから選択できて好印象だが、コンセプトの異なるさまざまなグレード(ホンダは「タイプ」と呼ぶ)が設定されているため、どれを選べばよいのかややわかりにくいのが残念に感じる部分だ。

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  • 一条 孝
    一条 孝(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    3
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    3
    価格
    4

    ガソリン車の実力も見逃せない!

    2024.1.29

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    2モーターハイブリッドシステムを採用するe:HEVのラインアップにより、ハイブリッド比率を高めているフィット。たしかに経済性ではガソリン車を大きくリードするものの、リーズナブルなガソリン車の需要もまだまだ多い。フィットはe:HEVとガソリン車のラインアップが共通でガソリン車のほうが35〜40万円ほど安く、なかでもRSは軽快なフットワークが楽しめる仕上がりを見せている。
    満足している点
    ロードセーリングなるRSはガソリン車にも設定された。e:HEVでもスポーティな走りが確かめられたが、車両重量が110kg軽いガソリンエンジン搭載のRSは一段と軽快な印象があり、ステアリングの操舵フィールにもスポーティな感触が確かめられる。室内空間も広く、ファミリーユースとして使うことも可能だ。
    不満な点
    スポーティに走らせると高回転域でのエンジンノイズが大きめ。RSの内装はスポーティかつ落ち着きのある仕上がりを見せるが、メーターにもそれなりの演出があってもいい。6速MTも欲しいところだが、CVTにはパドルシフトを採用してもらいたい。
    デザイン
    マイナーチェンジを受けたモデルはフロントマスクやノーズ形状が見直され、全体的にスッキリとした表情になった。RSは専用デザインのフロントグリル、フロントバンパーが備わり、ヘッドランプ内のリングやドアミラーをブラックにすることで精かんな仕上がりを見せている。インテリアについてもステアリングなどに採用されるイエローのステッチがちょっとしたアクセントになっているのだ。

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  • まるも 亜希子
    まるも 亜希子(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    5
    走行性能
    5
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    5
    価格
    5

    心地良さと走りの楽しさをバランスよく

    2022.12.21

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    これだけの広い空間と取り回しの良さを両立しているコンパクトカーはほかにないくらい、どんな人にもピッタリの1台。デザインのキャラクターも豊富なのでいろんな世代のいろんな好みに合うのではと思います。個人的には、やはり専用足まわりになって走りも楽しいRSが好み。MTモデルがないのは寂しいですが、あくまで日常の中での走りが楽しめるモデルという意味で最適だと思います。
    満足している点
    必要十分な強度を確保した上で極限まで細くしたピラーや、左右だけでなく上下の角度も大きくとったフロントガラスなどのおかげで、まったくストレスのない開放的なパノラマ視界は何度乗っても「いい!」と感じます。シートの座面を高く調整することが多い人でも直近の信号がしっかり確認できるし、交差点を曲がる際も横断中の歩行者の見落としがないので安心です。
    不満な点
    e:HEVモデルにはUSBが2個装備されるのですが、ガソリンモデルにそのままだとつきません。オプション設定のHonda Connect(ホンダコネクト)ディスプレーを選ぶとUSBが2個ついてくるという設定になっています。スマホが手放せない世代の人には、おくだけ充電のオプションもあったらいいですね。
    デザイン
    マイナーチェンジによって癒し系から少しキリリと引き締まった顔つきになり「BASIC(ベーシック)」「HOME(ホーム)」「LUXE(リュクス)」はそれぞれのキャラクターを出しつつも、オールマイティでフレンドリーなデザインがフィットらしく好印象。CROSSTAR(クロスター)はちょっとだけアクティブで、少しボディサイズが大きく見えるので存在感抜群。復活したスポーティグレードのRSは、専用のフロントグリルやエアロパーツで精悍さとプレミアム感がアップしていて日常でも浮かないデザインが魅力的です。

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  • 西村 直人
    西村 直人(著者の記事一覧
    交通コメンテーター
    評価

    3

    デザイン
    4
    走行性能
    3
    乗り心地
    3
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    3

    1.5Lのガソリンモデルでも十分な走り

    2022.11.28

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    コンパクトカーは難しい時代になった。競合モデルが増えたこともそうだし、軽自動車がより豪華で快適に、そして安全になってきたことから、価格面での追い上げも食らっている。ただ、フィットは初代からMM思想(N360から貫かれている居住空間を広く、メカ部分を最小にする)を武器に、時代とともに進化してきた。センタータンクレイアウトによる空間の活用もそのひとつだ。コンパクトカーに道具としての高い実用性を求めるならフィットのガソリンモデルは十分な性能。価格面でも満足できるはずだ。
    満足している点
    ほのぼのとした雰囲気そのままのモデルだ。装備、走行性能などからは過剰と思われる部分はすべて排除され、日常の運転、最高の移動手段としての役割を果たせるよう、しっかり基本を見つめた車作りがなされている。一見すると薄味だが、日々の相棒として使っているうちに身体にスッとなじんでいく、そんな印象だ。フロントウインドの左右方向視界を先代の69度から90度へ拡大させ、これを「パノラマフロントウィンドウ」と名乗るが、言葉に偽りなく目の前に広がる景色はまさにパノラマだ。
    不満な点
    過剰でないということは、ユーザーにとっては物足りなさを感じる。ボディカラーにしても、パキッとしたカラーリングはなく、当時流行のアースカラーと呼ばれた、ほんのりとした色合いが多い。インテリアにしてもシンプルを好む層には受け入れられるが、メーター周りは使われているフォントの問題もあり、どこかスカスカ感が否めない。水平基調を目指した視界はたしかに広く快適だが、デザインとしては凝ったものではないので、実用車っぽさも感じる。少しだけ強い個性がどこかにあれば良かったと思う。
    デザイン
    初代フィットのイメージが随所で重なる4代目。隣に並べてみれば違いは歴然だが、4代目の特徴であるLEDヘッドライトの造形は初代(こちらはハロゲンバルブ式)をイメージさせるし、全体のシルエットにしても各部の曲線をうまくつなげた表現方法にはやはり共通項がある。眼力とボディデザインが高い次元でバランスしているあたりに、4代目が初代とオーバーラップしたのだ。この標準モデルから最低地上高を25mmアップさせ樹脂製アーチモールを前後フェンダーに備えたのが「CROSSTAR」だ。

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  • 工藤 貴宏
    工藤 貴宏(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    5

    賛否両論のシンプルデザインですが、アリだと思います

    2022.11.22

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    広い後席や荷室を備える優れたパッケージング、快適な乗り心地、爽快な走り、そして標準タイプからクロスオーバーSUV、さらにはスポーティ仕様まで用意して多くのニーズに対応するグレード構成。商品企画としてもクルマの完成度としてもかなりいいと思います。それでも販売が伸びないのは、かつてと違ってコンパクトSUV(ホンダでいえばヴェゼル)が大人気なことや、弟分の「N-BOX」の商品力が凄すぎて売れまくっているからでしょうね。フィットの商品力に問題があるわけでは決してないと考えています。
    満足している点
    パッケージングの良さが最大のアピールポイントだと思います。ファミリーで使うなら、ライバルの「ヤリス」に対して後席と荷室が広いのはうれしいですよね。あと、細いAピラーによる視界の良さも素晴らしいポイント。そして、もうひとつ大きなアドアンテージと言えるのがエンジン。数値ではわかりにくい部分ですがフィットのエンジンは4気筒で、ライバルの多くが積む3気筒エンジンに対して振動の少なさやエンジンのフィーリングでメリットがあります。クルマの動的質感を気にするのなら、そこはけっこう重要なポイントですね。
    不満な点
    「RS」にMTがないこと……。たしかに「新型フィットはどの仕向け地にもMTがない」といった背景を考えると仕方がないことですが、なんだかさみしいですね。走りがいいだけに、MTで乗りたい……。逆にいえば、気になるのはそのくらいです。
    デザイン
    「柴犬」をモチーフにしたというデザイン(見た目が…というよりは「柴犬のような人懐っこい雰囲気をテーマにした」とのこと)は、シンプルかつスッキリ。デザインなので“好き”とか“嫌い”の主観的な話となりますが、個人的にはこのクリーンな雰囲気はライバルよりも好印象です。賛否両論となっている一部グレードの「グリルレス」がマイナーチェンジでも継承されたことは、個人的には安心しました。ちなみにマイナーチェンジではフロントバンパーやグリルレス部分のデザインが変わっています。

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  • 西川 昇吾
    西川 昇吾(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    3

    デザイン
    4
    走行性能
    3
    乗り心地
    4
    積載性
    5
    燃費
    3
    価格
    4

    年次改良でガソリンモデルもアリな選択肢に

    2022.11.21

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    年次改良でパワートレインに大幅に手が加えられたため、以前よりもガソリンモデルもアリな選択肢になってきたと思う。しかし、ハイブリッドに比べるとあまりアピール度が薄いのが残念な気がする。またこれはハイブリッドも同じだが、ラゲッジスペースと後部座席の積載性はピカイチだと思うし、全体的な質感も悪くない。今このクラスのクルマの購入を検討している人に勧めるのであれば最も万人に勧めることが出来るのは現行フィットだと思う。
    満足している点
    エントリーグレードでも装備や質感に不満がないこと、そして心地よさにこだわったクルマ造りは、各所にこのクラス随一の「落ち着き」を感じる。走りはもちろんだが、内装も含め質感の高さで満足できるコンパクトカーは現行フィットだと思う。プレミアムとまではいかないものの「いいモノ」感があるコンパクトカーに乗りたい人にとってはオススメの選択肢とも言える。また、ハイブリッドに比べてお買い得感が高いにも嬉しいポイントだ。年次改良もその心地よさに磨きをかけているし、RSもスポーティーだが現行フィットらしさを残しているのが良い。
    不満な点
    主体がハイブリッドであって、ガソリンモデルにあまり目を向けられないのがネガティブに感じてしまう。このクラスのモデルはガソリンとハイブリッド両方あるか、もしくはパワートレインは1種類だけという具合かに分かれているが、フィットはガソリンとハイブリッドの差が販売戦略的にも一番大きく出てしまっている気がする。難しいところだとは思うが、もう少しガソリンにも力を入れてほしいと思ってしまう。
    デザイン
    先進的なイメージや未来感も持ち合わせているが、その中にも親しみやすさが上手いことバランスされていて、奇抜でなく受け入れやすいのが好印象。。SUVチックなクロスターは少し無理があるように感じてしまうが、ノーマルモデルは実用性とデザイン性の両立を高い次元で実現している。また、ウインドウデザインも工夫がされており、実際に乗ってみると見切りが良いのが嬉しいポイントと言える。

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  • 栗原 祥光
    栗原 祥光(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    5
    走行性能
    3
    乗り心地
    5
    積載性
    5
    燃費
    4
    価格
    3

    もっと評価されるべき

    2022.2.1

    年式
    2020年2月〜モデル
    総評
    ヤリス、アクア、ノートなど強力モデルが出そろう中、収納とインテリアの質感、乗り心地ではフィットが大きくリードしている印象。もっと評価されてしかるべきだ。
    満足している点
    使い勝手の良さはコンパクトカー随一!
    不満な点
    なし
    デザイン
    シンプルなデザインは賛否両論分かれるところ。インテリアはモダンリビングといった印象でカジュアルでありながらチープさは皆無。

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