究極のFFライトウエイトスポーツ
平成3年に新車でCR-X(EF8)を購入しました。ジムカーナ&サーキット走行を楽しみまた。30万キロ走破が目
2008.7.14
- 総評
- 究極のFFライトウエイトスポーツ
平成3年に新車でCR-X(EF8)を購入しました。ジムカーナ&サーキット走行を楽しみまた。30万キロ走破が目前でしたが、昨年の1月諸事情により手放しました。歳も歳なのでその後○○に乗っていました。豪華で快適な車でしたがCR-Xの乗り味が忘れられず、昨年の5月に再度CR-X (EF8)をインターネットで購入しました。FFでこんなに楽しく、面白く、カッコイイ車(車高を落として無限のフルエアロを付けると超カッコイイ)はありません。自動車というより大きなおもちゃ?原寸大のプラモデル?です。最高です! 小型・軽量・コンパクト、天井知らずに回るVTECエンジン。良く曲がり(安定感が無い)、スピンしやすい過激なハンドリング(リアサスをトーアウトに振る・ブレーキバランスをリア寄りにするとより顕著)、トルクステアは強く(機械式LSDを入れてイニシャルトルクを高くし、へたなハンドルの回しかたすると手首を痛めます。)、最悪な乗り心地(C社車高調)。所用で友人等を助手席に乗せるとほぼ全員次回から乗車拒否。家族は当然。運転というより格闘しているというほうがピッタリです。現代の極楽・安全車とは対極に位置する車です。
CR-Xは、かつてのジムカーナAⅡクラス常勝マシンです。FFでもブレーキをうまく使えば曲がる、お尻が出る、FFなのにカウンターを当てる、ハンドルの舵角を出来るだけ少なくしてコーナーを立ち上がるetc、CR-Xでジムカーナをやっていろんな経験や勉強ができました。良くも悪くも、それまでのFF車のハンドリングの概念・常識を覆した車です。
- 満足している点
- CR-X(EF8)の戦闘力は現役です。ボディをきっちり補強し、サスペンションを煮詰め、エンジンをリフレッシュ(場合によっては1800or2000cc化)すれば低速&中速サーキットではまだまだ高い戦闘力を持ってます。お金と手間はかかってもいいからサーキットを本気で速く走ろうと思うのなら、タイプRにこだわる必要は無いと思います。私は地元のミニサーキットをEF8(エンジンノーマル・・オーバーホールはしておりカタログ値160PSをちょいと越えています、フロント周り及びドア開口部スポット溶接、各部補強バー、無限LSD、クロスミッション、サスとブレーキは当然いじっています)で走っていますが、タイプR勢にあまり負けません。このサーキットで走っている人の平均タイムを比べるとCR-XのほうがタイプR(DC2,DC5,FD2)より速いです。乱暴な言い方をすればホンダのFF・VTEC車は、古くても、新しくても、タイプRであろうとなかろうと突き詰めてチューニングしていけば皆同じです。かえって古いCR-X やシビック (EF9,EG6.EK4)はベースが軽いので有利なくらいです。私のCR-Xもチューニングの余地(1800CC化、さらなるボディ補強、ファイナル変更、エアコン取り外し?etc)があるのでまだまだ楽しみいっぱいです。
VTECエンジンは最高です。こんなエンジンを造ってくれたホンダのみなさんに感謝。エンジンチューンは盛りたくさん。1600まま10000回転近くまでカキーンと回るエンジンも良し、B18Cに載せ換えも良し、2000CCのトルクフルなエンジンも良し、御予算・お好みでどうぞ。もちろんノーマルでもきっちり調整・オーバーホールすればパワーはあります。
- 不満な点
- ボディが弱いです。CR-Xを速く走らそうと思えばボディ補強を手抜きしてはいけません。EFのシビックもそうですが。まずは堅い箱を造ることです。ボディを堅くすればエンジンのチューニングが生きてきます。その逆にエンジンばかりいじっても土台のボディが弱いと速くありません。体感的には速く感じますがね、サーキットでタイムを計ると歴然です。
ジムカーナをしている時、ドライブシャフト(ジョイントの部分)をよく破損しました。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験