空冷ポルシェ以外の空冷はなぜ人気がないのですか？ フェラーリ、ランボルギーニ、アウディ、ドイツなどなどありますが、 これらの空冷エンジンの四輪を見たことがないです。

Answer 1

空冷が人気が無いのではなく空冷シリンダーヘッドの放熱に限界があり、熱を移動する媒体としての「空気」は「水」や「油」と比較して著しく能力が低い。

特に近代の内燃機関では有害物質の発生と放射、浄化をするための燃焼機構での温度管理が空冷では全く機能しない事によって現在では消滅しました。

写真は本田技研工業株式会社の久米是志さんが水冷エンジンでCVCC（複合渦流調速燃焼方式）を開発する直前に市販されたDDAC（一体構造2重壁空冷方式）空冷エンジンです。
発熱量が小さく排ガス規制前の軽自動車用エンジンでは空冷で足りてましたが、普通乗用車の1300ccエンジンになると発熱量が大きく温度が高いためにシリンダーやヘッドが変形、オイル漏れなどが生じやすく、エンジンの耐久性という点では課題が山積していた。
発表後発売されたホンダH1300は販売不振を極めた。車重が重いからタイヤが早く摩耗するなど、いろいろなところに無理が出る。排ガス規制を控えて、エンジンのコントロールが非常に難しいものになった。

その後H1300がビッグバンとなり、Hondaの体質が変わった。その後、水冷エンジン塔載の軽自動車・ライフ、小型自動車・シビックが誕生。大気清浄法に適合したCVCCエンジン搭載のシビックの発売で、技術のHondaを世界的にアピールすることにつながっていった。

Answer 2

スポーツカーとしての空冷エンジンは極めて趣味性が高いので、安易に語られないだけで人気がないわけではないのです。
販売台数が少なく、語る人も少ないので人気がないと判断されることは賢明です。

Answer 3

ポルシェの空冷911エンジンは、アメ車のシボレー・コルベア・エンジンのパクリですから、ポルシェよりも十数年前から在ります。

最初の空冷911エンジンは欠陥車で全ての車が壊れました・・此の時に、日本のM社のファミリア1,000ccクーペのエンジンを参考にして対策が取られて、現在に至ります・・

此の欠陥車はドイツのポルシェ・ミュージアムに一台保管されていす。
何故M車を選んだのか？は、多分・当時世界に先駆けてREの製造販売が出来るメーカーの、レシプロ・エンジンは優秀だと思ったのでしょう？

下写真の上側はポルシェ下側がコンベア・エンジンです。最近此れと同じ初期の911車だと思われる、ビデオ画像を見つけたました。

Answer 4

空冷エンジンというのは冷却効率が悪く
本来高性能エンジンでは成立しないものです
911は空冷といっても油で冷やしているのが実情ですね