ホンダ シビックハイブリッド のみんなの質問

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祖父の写真のアルバムを整理して、祖父は自営業で仕事用としてホンダT360と家庭ではN360を乗ってたようです。

ところがこのトラック、全面にTのマークを大胆にあしらい、エンジンがすごくたかが360ccエンジンなのにDOHC4気筒というスーパーエンジンが搭載されて軽トラの王と言われた名車だそうです。またN 360に関してもライバルのてんとう虫(スバル360)の2倍の31馬力、前輪駆動と当時の最新技術が詰まった名車だったようです。
その後、ホンダN360からホンダ1300に乗り換えたようで、この車も1298ccと排気量はそんなに多くないのに95馬力、後期型は111馬力と当時の2000cc並のパワーがあったようです。
しかし一方ではCVCCと低公害車のエンジンも開発に着手したシビックに移行したようですが、60年代から70年代前半にホンダはエンジンのパワーにこだわったのは何故ですか?


画像は祖父が仕事で使ってたT360レストア修理したものです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

その当時、N360TSに乗っていましたが、当時のホンダはパワーを追い求めていました。
2輪のGPでは50ccから500ccまで全クラス優勝し、特に50ccはDOHC3気筒4バルブエンジンでバルブ径は僅か6mm、22000回転で20馬力以上を引き出す凄いエンジンで、250ccは6気筒で、当時の乗用車のパワー以上に馬力がありました。

四輪は後発メーカーで、S600のチェーン駆動はオートバイの足回りとバカにされ、そういう中で他社と差別化するのは馬力しかありませんでした。
T360はスポーツトラックと呼ばれ、N360は2気筒ながらも1万回転以上回り、私のN360TSはCVツインキャブで360ccながら140キロ位でました。

目立つためにはパワーとスピードしかなかったというのが現実です。
車体や足回りはパワーに追いつかずフラフラで、特にN360の後輪はカーブで浮いて横転事故もありました。ホンダ1300クーペ9もハイパワーでしたがバランスが悪く、ホイルスピンばかりしてスピードが乗らず、当時のライバルだったスバル1300Gより評価は低いものでした。

販売的にはN360は軽四輪のイメージを払拭し大成功しました。
ただ軽自動車は安い税金で車検も無く(当時は)免許も16歳以上で試験も簡単な車が、高速道路で800cc1000ccを追い越して走るのは、事故など大きな問題となって、後で軽自動車排気量のアップ車体の大型化、車検制度導入など自分の首を絞める結果となりました。

その他の回答 (3件)

  • 神格化し過ぎで笑えます。

    既にテレビ等で有名な話しですが、部下に対して工具を手に殴りかかってきたり、灰皿を投げつけたりすることもあったとか。
    体育会系の人々は、そうした話が好きなんでしょうか。
    当時はパワーハラスメントと云う概念自体が無かった、と擁護する意見もありますが、他社で聞いたことありませんが。

    パワーが大きいだけが、高性能ではありません。ただ4輪後発でそれしか販売戦略がなかったのではないかと言う回答に、私も一票です。
    クランクはローラーベアリングですから、高性能とは思いません。Nのエンジンはそこがよく磨耗してカタカタと異音が出てましたが、製作費ローコスト化のため部分修理が出来ず、丸ごと交換しかない悲惨さ。バックギアも焼き入れが悪いのか、じきに減ります。たるんだ駆動チェーンは、ハーレーの様に外部から調整不可能。

    今ホンダの古い軽自動車に乗ってる人達って、たいていウルサいマフラーを付けてエンジンをブンブン回して、しかも集団で集まる人が多い気がします。バイク乗りの人が多い。

    近所に店舗がありますが、やかましくて迷惑です。

  • 日本屈指のサーキットの一つ、鈴鹿サーキットをご存じでしょうか。
    ホンダが有するレーシング会場です。
    本田宗一郎さんはスピードとパワーに技術を注いだのです。
    ホンダT360は360ccの軽規格でありながら、4気筒DOHCのスポーツ仕様のエンジンを国産車として初めて搭載しました。またホンダN360のエンジンは高速仕様で燃費を控える為に、4サイクルエンジンを搭載したのです。
    レーシングで培った技術はホンダの右に出るものはいないのです。
    またホンダはバイクにもパワーに力を入れて、ホンダCB450は量産型モデルとして世界初のDOHCエンジンを搭載し、最高速度カタログ数値で時速180km/hとバイクの王様としてら讃えられ白バイに多く採用されるなど名車となってます。
    本田宗一郎さんは、スピードとパワーにこだわる情熱は常に攻めの姿勢で突き進んでいきました。本田宗一郎さんが一線を退くとホンダはCVCC低公害車など一般的なメーカーにならいました。

  • 他の回答者さんの仰るとおり、力とスピードでしか、客へアピールする方法がなかったのでしょう。
    T360は私の知る限りでは(Wikipediaに載ってませんが)、王と呼ばれていた記憶はありません。ほとんど走っていなかったので売れなてかった覚えは確実にあります。

    王と言うならダイハツミゼットでしょう。沢山走ってたましたから。

    エンジンはパワー以外は大した物ではなく、本当は乗用車に使う予定でしたが、確か排出ガスの数値が悪くて運輸省の認可が出なかったことから、開発費の赤字を埋めるために仕方なくトラックにした覚えがあります。
    事実上マツダの4気筒がV半球燃焼室とメタルベアリングを実現し、ガス基準を通過して市販されたのは言うまでもありません。

    1300クーペはエンジン音がやかましかった(乗ってた……苦笑)。N360はヒートエクスチェンジャー式ではないのでヒーターの風がだんだん油臭くなったり、街中でオーバーヒートするわで、他社に比べて未完成感たっぷりでした。

    社長が交代してから、やっと他社並みになったと思います。

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