ホンダ アコード のみんなの質問

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衝突安全性に優れた国産車はズバリ何でしょうか?
「必ずしもがっしりした車がいいわけではなく、

事故の際にうまく車体を潰して中の人を守る方法ある」と聞いたことがありますが、本当にそうなのでしょうか?SUV、ミニバン、コクパクトカーでの比較はどうだと思いますか。
ちなみに事故の想定は高速道路です。
JAFのテスト結果も見ましたが、今ひとつ比較が難しいです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

高速道路での安全を考える場合、まず第一にやることはぶつかったときの安全以前に、危険回避能力に優れ、ぶつからない車を選ぶことです。
これはなんと言っても横滑り防止装置(ESC,ESPVSC,VDCなどメーカーにより呼び方は様々)が威力を発揮します。
欧州車は全部標準装備していますが、最近は日本車でも標準装備したり、オプションで選べる車が増えましたから、これは是非装着して下さい。
よく、ABSやEBDと似たようなものと勘違いする人がいますが、全く違うものです。

http://www.bosch.co.jp/jp/esc/videos/video-esc-1.asp

次になるべく重い車を選ぶことです。
高速道路では車同士の正面衝突は殆ど無く、追突あるいは単独の横転事故などが多いのですが、一般道を走らないことはあり得ないので、車対車の事故でなるべく安全な車を選ぶのはやはり基本です。
日本には軽自動車という特別なジャンルの車も売られていますが、軽自動車と普通車の衝突テストは結果が明白なので自動車産業保護の観点から実施されませんが(軽自動車の売れ行きに大きなダメージを与えるおそれ)、海外ではコンパクトクラスとミドルクラスの衝突テスト結果が公表されています。
小さい車は相手の大きい車の衝突エネルギーも負担しますから深刻な事態に陥ります。

http://www.youtube.com/watch?v=vcTf78b8WfY&fmt=18

ですから日本車であれば少なくともプレミオ、シルフィー、アコード、レガシ辺りから上の車を選べばよいと思います。
最近はオフセットクラッシュなどの単独衝突強度はどのメーカーの車も良くなって殆ど変わりませんから、これ以上のクラスの車であればあとはお好みで選んで良いと思います。

質問者からのお礼コメント

2011.3.3 22:11

皆さまご回答ありがとうございました。どなたのご意見も大変勉強になりました。参考にさせていただきます。

その他の回答 (3件)

  • セダン除外で車種名をあげるならば現行でエルグランド、ハリヤー(RX含む)、スカイラインクロスオーバー、ランクルですね。


    まず重要なのが車重と重心です。
    ようは車重が重く重心の低い車が安全だと言えます。

    そこでまずコンパクトカーを除外。

    重心の高いSUVも除外したい所ですが、ボンネットがあるために残します。
    そこでは順当にハリヤー、スカイラインクロスオーバー、ランクルですね。

    ミニバンでは、あえて潰す機構もボンネットがほとんど無いに等しい為に潰すに潰せません。

    エルグランドを選んだ理由は最も重心が低いのもそうですが、現行ではセダンのシャーシを流用しているので強度があり、足回りもアルファード等と比べしっかりとしている為です。

  • ドライバーは、衝突するまで何もしないことはまずありません。このままだと死ぬかも知れない…となれば、どうにかして無事に避けたい…そう思うはずです。
    ブレーキを踏み、ハンドルを切る。当たってからのボディの耐久性も大事ですが、当たるまでのアジリティも大切です。案外ドライバーは剥き出しのF1の方が、そのナイフのようなステアリングの切れ味と、爆発的なストッピングパワーで、むしろ安全かも知れません。
    ボディは頑丈でも車が「もっと飛ばせ」とせがむようなハイパワーな車種と、スカスカでうるさくグダグダで飛ばす気にもならないな軽トラとではどちらが安全かわかりません。
    このように車はトータルで考えます。数値では出せない部分です。

  • 「衝突安全ボディ」は、質問文に書かれた「事故の際に上手く車体を潰して~」そのものですよ。
    車体の前後は、衝撃が加わると潰れるようにつくり、居住空間は強固に作る。で、衝突のエネルギーを消費しながら潰れることで居住空間に衝撃が伝わらないよう・居住空間は潰れないようにしてあるわけです。
    ですから、単純に言えば「車体が大きいほど・重たいほど有利」です。
    コンパクトカーのカタログなどで、一回り車格の大きな車種との衝突実験画像など載せられていますが、あれは上手く見せているだけ。絶対的なボディの大きさ・重さの違いによる衝撃の差は、どうあがいても埋められるものではない。物理法則は曲げられません。
    また、車体が大きいほど「潰れる空間を確保」できるから衝撃吸収能力も高いし、「生存空間」も確保できるから安全度は高まる。軽自動車など「普通車並みの安全性能」などと宣伝しているけど、事故のとき、人体に車体がめり込んで挟まれるか否か?5cmくらいの差で明暗が分かれることもあるわけで、絶対的なボディの大きさの差が現れる部分です。
    居住空間の強度が普通車と軽が同じと仮定して、居住空間の潰れ方がまったく同じなら?5cmでも居住空間が大きい方が有利なことは明白です。
    つまり、ボディが大きな車・SUVならパジェロとかランクル、乗用車ならクラウンとかフーガ、ミニバンならアルファードやエルグランドなどが安全ですよ。JAFなどのテストは、あくまで実験であって、この数値が良いから実際の事故でも安全とは言えず、目安にすぎません。
    また、私が上で挙げた車種であれば、アクティブ・セイフティ機能もそれなりに充実していますから、事故回避能力も(こういった機能の無い、廉価版のコンパクトカーなどに比べれば)当然優れています。

    アクティブ・セイフティ=事故を能動的に未然に防ぐ機能のこと。横滑り防止機能や車間を保つレーダー、ABSなどがこれにあたります。対比語として「パッシブ・セイフティ」があり、これは起こってしまった事故の影響をどれだけ少なくできるか、という性能のこと。衝突安全ボディやエアバック、シートベルトなどが該当します。

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