車の水没での費用についてです。 先日、名探偵コナンの映画「天国へのカウントダウン」を見ていたときの話です。 コナンが自分のいる高層ビルから脱出 する際に毛利小五郎がイベントで当てた

Question

車を使って隣のビルへ飛び移って脱出していました。
隣のビルにはプールがあって車は無事着水しコナン達は、無事に脱出できておしまい。という話だったのですが、エンドロールの最後に毛利小五郎が「乾かせば(車は)使えるかも」と一言言ってました。
そこで、ふと思ったのですが水没した場合に車は使えるのか、また修理にはどの程度お金がかかるのかを疑問に思ったので教えてください。
補足を踏まえて、だいだいで結構なのでお願いいたします。

補足
車は新車で車種は、マスタングのコンバーチブル(画像のやつ)です。
また爆風を使って脱出していたので車自体に多少の痛みはあるかもしれません。

補足

画像はイメージでこんな感じでした。

Answer 1

全損扱いなので新車買い直す方がきっと安くつくよ。

普通に水没しただけでもエンジンは駄目になるしシートなど張替が必要な物もあるでしょう。見えない所でカビたり腐ったりする。
そうでなくてもビルからダイブしているんです。足回りは完全に駄目になっているだろうしボディも相当歪んでしまっている。
破断したボルト、折れたりゆがんだりしたシャフト、変形したり割りたりした部品…
一度全部ばらしてそういった損傷個所や歪みを直そうとすれば一体何億『ドル』かかるのやら。

Answer 2

基本的に殆ど全取っ替えしないと厳しいかと。
そうなると部品、工賃含めて新車数台買えるくらいの金が掛かります。恐らく買い直すほうが安くつくでしょう。
水没は修復暦あり扱いになりますし、全損扱いなので車両の価値はなくなりますから、普通の人は修理せずに新車を買い直します。

まぁ、シートなんかはカビても、臭くても我慢するとかって話ならいくらか抑えられるでしょうし、塗装なんかも錆びても気にしない、エンジンやその他必要なパーツは全て中古で揃えるとかって話なら多少安く抑えられるかもね。
それでも、電気系統やらエンジンやら金の掛かるものはすべて交換になるでしょうし、ダイブしたなら足回りやシャシの修復も必要かもしれません。エンジンやその他必要な備品を中古で揃えたとして、安く見積もっても新車一台分程度の金は掛かるだろね。

Answer 3

日本と海外では事情も異なるでしょうけど、日本だと基本的に「全損」と言う扱いになって、修理することはないでしょう。

修理工場が断るというケースは多いと思います。

アメリカからクレーマーの風習が輸入された、と言っては言い過ぎなのでしょうけど、修理後に細かいケチをつける人が多くなったようで、修理する側も怖くて、うかつにばらせないようです。
結局、ユニット部品を大量に交換するスタイルになってしまい、修理も高くつくわけです。


映画は見ていないのですけど、説明から考えると、エンジンは使い物にならないでしょうね。
乗せ換えるしかないと思います。
「脱出」と言うことは、エンジンはかかっていたはずですよね。
エンジンが回った状態で水の中に入ってしまうと、吸気側から入ってくる水の抵抗がものすごく大きいようで、コンロッドが曲がってしまうようなこともあるとか。
知り合いの整備工場で、そういうことがあったそうです。

もし、エンジンが止まった状態でプールに飛び込んだとしても、吸気側、排気側から容赦なく水は入ってくるでしょうし、エンジン内部まで水が入ってしまうでしょう。
そうなれば、全部分解して水分を除去しなければならないと思います。


また、内装は防水対策をしていないものも多く、ＥＣＵは大丈夫だろうと思いますけど、それ以外のコントローラー類は全滅でしょうね。
生きているユニットと死んでしまったユニットを調べると思いますけど、その判断も難しいですし、「問題なし」と判定しても、使っているうちに調子が悪くなる可能性もあります。
内装材にしても、水が染みて乾燥すると変形なども出るでしょうけど、臭いもきついはず。


感覚的な見積もりですけど、エンジンだけで50～100万円、諸々の部品関係で50～100万円、塗装もダメになっているかもしれませんので、50万円程度（？）
工賃を合わせたら、200～300万円くらいにはなっても不思議じゃないと思います。