フィアット グランデプント 「屈強なボディをまとったバイクのような車 見た目の美しさとファニーな印象とはうらはらに、まるでスポーツカーのような剛性の高いシャシとしっかりとした足回り」のユーザーレビュー

屈強なボディをまとったバイクのような車 見た目の美しさとファニーな印象とはうらはらに、まるでスポーツカーのような剛性の高いシャシとしっかりとした足回り

2010.4.7

総評

屈強なボディをまとったバイクのような車
見た目の美しさとファニーな印象とはうらはらに、まるでスポーツカーのような剛性の高いシャシとしっかりとした足回りと安全装備。
やや非力であるものの、バイクのように軽やかに味わい深い回り方をするハミングのようなエンジンと軽快で懐の深いハンドリング。それと燃費の良さ。
乗車した人の快適性をほんとうによく考えてられて作られている内装と各種の実用的な機能。
細かな外内装の仕上げの荒さにラテンを感じるところもあるけれど、総じてＦＩＡＴの熱き魂がしっかりと貫流していることが伝わってくる。ＦＩＡＴのイメージが一変した。
幹のしっかりとした車。所有してからどんどん満足度が上がる車だと思います。
車好きにとっては、という条件がつくかもしれませんが。。
勝ってほんと良かった＾＾

満足している点

○洗車して触ってみてはじめて分かるボディデザインの妙。高速道での空気抵抗の少なさ。
○日差しや見る角度によって様々な表情を見せるボディ色（ニューオーリンズブルー）
○頑強なシャシと足回り。フロアがブルブルしない。ミシリとも言わない。
○室内での静粛性の高さ。遮音というより頑強なシャシが要因か。
○抜群のブレーキフィールと制動力。
○低速ではやや硬いけれど、コーナーではしっかりとストロークし、高速ではフラットさが増す足回り。
○直進安定性の高さ。
○軽快なハンドリング。自然なロールスピードでコーナーがスムーズかつ怖くない。
○ABS、TCS、ESC（横滑り防止装置）、６エアバックにユーロＮキャップ５★。手厚い安全性。
○軽快な回転上昇と、意外に低速でも粘る実用トルク。高回転での小気味良いエンジン音。
○非力で重いわりに高速でリッター17～18キロ、街乗りでリッター10～15キロ、田舎の一般道でリッター20キロを越える燃費の良さ。
○予想以上に運転者の意を汲みレスポンスするデュアロジック（ミッション）。
○ヘッドライトの光軸がコクピットでマニュアル調整できる。後ろが荷物で沈んでも安心。
○必要十分な室内空間。狭さは感じない。
○新車なのに内装の臭いがキツクナイ。
○実用性とデザインを高次元で両立させた粋なインテリア。
○座り心地のいいシート。
○全ての能力を使いきれるコンパクトさ。車にふりまわされることがないコントロールのしやすさ。
○グランデプント（広大な点）という名前。

不満な点

●1,500回転以下のトルクの薄さ（でもちゃんと回せばすばやくトルクが立ち上がるので短所ではない）
●ややハンドルが軽い
●長時間運転ではやや背中に疲労がたまるシート（シートポジションがまだ決まってないからかも）
●ボディのチリのあまさ
●やや塗装の質がよくない
●ウィンドモールなどの取り付けが雑
●少し薄っぺらい純正オーディオの音
●基本ＭＴなので、ゆるい傾斜のある駐車場での取り回しは多少気を使う。
　車がすーっと動いてしまうため。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験