ハイブリット車は地球環境を考えて作られたと思うのですが、量産車ではないスポーツカーにハイブリットを採用する必要性は有るのですか？

Answer 1

日本メーカーのハイブリッド車は燃費最優先ですが、ハイブリッドシステムは燃費改善だけのものではありません。
エンジンをアシストしてより運動性能を向上する事ができます。
特にスポーツカーなら尚更です。
ラ・フェラーリは、モーター駆動は爆発的なパワーを追加するのが目的で、燃費向上効果はほとんどありません。
ニトロを使って爆発的なエンジンパワーを出すのと同様なレベルの短時間のパワー追加をモーターが担います。
ラ・フェラーリは極端に運動性能向上側のハイブリッドモデルなので、日本メーカーのハイブリッドモデルとは180度違い性格です。

運動性能も燃費もバランス良く強化されたのが、欧州メーカーのハイブリッドモデルです。
エンジンの運動性能を更にモーターで鋭くするので、スポーツ性能が高まります。
燃費改善では地球環境に優しく、それによる運動性能の犠牲は避けるといった発想ですから、燃費一辺倒の発想とはだいぶ異なっています。

(roketkorokeさんへ)

質問者からのお礼コメント

ハイブリット機能には、こういう目的も有るのですね。有難うございました。

Answer 2

ＰＨＶでなくＨＶ（ハイブリッド）ですよね
100km/hの速度域をアシストするにはバッテリー容量が少なすぎます精々５分程度です
発進加速時にのみ有効に働くだけになります

フォーミュラＥを見れば分かりますがリーフ並みの容量があっても150km/hを越えると25分、持ちませんから

Answer 3

まず，ハイブリッドは地球環境には優しく無いのよ。エネルギーはむしろ多く使う。

で，スポーツカーにハイブリッドは，出だし加速のためには採用する事も出来るでしょう。設計次第です。

Answer 4

レクサスの大排気量ハイブリッドもそうなのですが、どちらかというとモアパワーのためという傾向があると思います。
ＬＳ６００ｈなんて、ハイブリッドなのにカタログ値で１０ちょいとかですしね。
ＬＳに関していえば、静粛性の向上も目的の一つではありますが、２ｔオーバーの車体に５Ｌエンジンとの組み合わせで確かにそこまで燃費が良くなるはずがありませんね。

庶民的なスポーツカーもそうなりつつありますが、スーパーカーなどは今やどれもダウンサイジングターボで、排気量を少なくしてターボやスーパーチャージャーで補うといった流れが世界的に流行しています。
ハイブリッドは単純に燃費をよくする、排出ガスを減らすという目的ではなく、モーターの力が加わる過給機的な効果も期待できます。

モーターならではのゼロ発進からフルトルクを使える特性は、プラスアルファともなりますね。
アメリカのテスラ・モデルＳなんかは、ゼロスタートからの発進はそこいらのスーパーカーには負けません（距離が長ければ追い抜かれますが笑）
日産のＣＭで一時期話題になったリーフ対１８０ＳＸのゼロヨン？対決も、スタート～だけでいえば誇張表現ではないと思います。

それから、メーカーからすればハイブリッドにして環境にも気を遣ってますよっていうアピールにもなります。
同じエンジンでＨＶのありなしではやはり排出ガス量も違うでしょうし、燃費も異なります。

Answer 5

様々な国で燃費規制がある。ごく少量しか生産しないメーカーならいいが、それなりに数を造るメーカーは燃費をよくしないと罰金を科せられたりする国もある。
また、燃費をよくすることは社会の要求でもあるから無視できない。

Answer 6

必要性は需要と供給の関係で成り立つものです。
言い出せばスポーツカーの存在すら意味があるのか！ってことになるでしょ。

Answer 7

省エネは建前で
本当は省光熱費＋快適性＝需要
だと思いますよ

Answer 8

速度0からの加速はモーターで行うので加速性がよい。速度0からでなくても加速時にモーターを併用することでエンジンの負荷を減らしたり加速性を良くする効果もある