技術のニッサン。報道によるとイタリヤ製のラ・フェラーリはV12でなんと9250rpmが可能だそうですが、GT-Rのエンヂンはメーカーがチューニングすれば（市販可能なまま）9250rpmは可能になりますか。

Question

質問②国産の公道走行可能な四輪で（現在過去含め）レッドゾーンが9250以上というのはありますか。
量産ですから登録できないものは除外します。

Answer 1

①の質問ですが一応は可能です、がメーカーさんはそこまでの高回転エンジンを作っても意味が無いのでレース仕様くらいしか高回転エンジンは作らないと思います、それと ラ・フェラーリはモーターも積んでるので9250rpmもの高回転エンジンを積んでるのだと思います(違ったらすいません＾＾)

②の質問ですが私の知ってるところによりますと国産車のエンジンで走る車では9250rpmまでの高回転エンジンを積んだ車は無かったと思います(リーフとかの電気自動車は別として)
国産車最高はホンダ・S2000でF20C型:250PS/8,300rpmだと思います
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBS2000
ちなみに、バイクでは12000rpmを超えるのもあります。

Answer 2

レブリミットをどこまで上げるかは、クランクシャフトのストロークが大きく影響しますが、
MAX回転数を上げていくなら、ストロークは短い方が有利です。
その理由は、ピストンの仕事量（往復運動）と綿密な関係があるからです。

ラ・フェラーリのエンジンはＦ１２ベルリネッタがベースなので、ボア×ストロークの変更が無ければストロークは75.２ｍｍ
ＧＴＲのエンジンはストロークが88.４mm

この数値を元に、MAX９２５０ｒｐｍ時のピストンスピード（以下ＰＳ。シリンダー内をピストンが往復する速さ＝仕事量）を計算すると、
ストローク×２×９２５０÷６００００ですので、
フェラーリ＝秒速23．１８ｍ
GTR=秒速27．２５ｍ
となります。

ふた昔前まで、ＰＳの限界値は秒速２５ｍといわれていましたが、
現在では秒速３０ｍを可能にするほど技術と工作精度が上がっていますので、
メーカーがその気になればＧＴＲでも９２５０ｒｐｍは簡単に回せるでしょう。
なにしろ、基本設計が４０年も前の日産Ｌ型６気筒エンジンを、町のチューニング屋がイジって、１０，０００回転も回す時代ですから。

ただし、Ｒのエンジンをそこまで回すように作ったら、耐久性はガタ落ちになるでしょう。
同じ回転数を回した時、２３ｍだけ働けばいいのと、２７ｍ働け！とシバかれるのとでは、どっちがラクか、或いはストレスが溜まるか、明白ですよね。

マルチシリンダー化する最大の目的は、気筒あたりのストローク量を減らしてピストンスピードを稼ぐ（下げる＝余裕を持たせる）ことにあるんです。

Answer 3

10000rpmはﾁｭ-ﾆﾝｸﾞで可能になります．部品がなく出来ない軽自動車のエンジンや普通車においても部品がなかったり、もともと回るエンジンでなければ不可能ですが．現行のではなく、34や33Rで10000rpmまで回すﾁｭｰﾆﾝｸﾞは出来ています．登録も出来ますし車検も問題ありません．但し常用で10000rpmｼﾌﾄしていると寿命が短くなるのは仕方ないです．