ダッジ ナイトロ のみんなの質問

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ワイルドスピードアイスブレイクの一部映像が公開されました!

そこでドムがキューバでストリートレースをしているのですが、ドムは何か車内のワイヤーを引っ張って外して、クルマが急加速し、その代わりに水温が上がってエンジンルームが炎上するシーンがあったのですがどういう仕組みなのでしょうか?詳しく教えて欲しいです。宜しくお願い致します

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ベストアンサーに選ばれた回答

どうも!

大型二輪に乗る者です
車のエンジン脱着経験もあります

質問者さんへ
まだ新しい映画ですから
実際見ないと分かりませんし
ネタバレになってしまいます
ご質問の際には一言断るのがマナーでしょう
次回は気を付けて下さい

さて
映画内のド○(ド○ニク)の乗る車と言う事ですが
先日別の回の出演車のラジコン(黒のダッ○チャー○ーの)を買いました(笑、彼が乗っていた劇中車ですよね)
マッスルカーもあります(7リッターオーバーの車です)

急加速や加速の補助には
色々方法がありますが
それらの主な原理は実は一つであり
エンジンに供給する「酸素を増やす」と言うモノです
(本来的には酸素「及び」燃料です)
燃料も増量せねば異常燃焼となりデトネーションやノッキングを発生したり発熱(ヒート)・過熱(オーヴァーヒート)を招きます
(映画での車両がこの状態だと推定致します)
細かいモノや長く続かないが別の方法もあるのですが
車両には向かない・向きにくい方法や欠点が多く
70〜80年前に主に日本の航空戦闘機等に用いられたモノです
胴体下部に火薬ロケットを数基取付け緊急時に加速させる方法がありました(彗○等の航空機で装備、敵機から離脱する等に用いられたとの資料の記述でした)
ちなみに彗○や陸軍の三式戦闘機はダイ○ラーベ○ツのライセンス生産で液冷のV12エンジン(過吸機付き)を搭載し
キチンと性能を発揮するならとてつもない速度で海外戦闘機にも遜色ない性能だったそうです
(残念ながら「故障・不調」が多くパイロットからの不評が高かったそうです)

さて話を戻して
まず代表的なもの
亜酸化窒素(NOx、ナイトロ)です
(昔は某車漫画の影響で「ニトロ」と言われていたものです)
コレはボンベに充填された亜酸化窒素をソレノイド等の電磁弁を介し加速をさせたい時にエンジン内に噴射するモノです
エンジンに噴射すると液体→気体となる際の気化熱を奪う事と
燃焼室の高熱(通常の燃焼温度)により分子が窒素と酸素に分かれます
コレにより燃焼室の酸素の割合が増加し燃焼室圧力が強くなり結果エンジンの出力が上がるのです
ところで
この方式でワイヤーを引いて作動と言うのは
余り聞きませんし
作動後に時間を置いてからエンジンの熱が上がるとしても「燃える」事はありません(直後、長時間では燃料が燃え「助燃作用」で炎が大きくなる事はあるかもしれません)
少し時間が経って熱が出て来る(直後は冷やされるから)か
ドラッグレースの様に「圧力が上がって」エンジン部品が吹っ飛ぶ事はあります
よって違うでしょう


その次が
戦闘機の話でも出ましたが
過給機です
英語だと「スーパーチャージャー」
日本でスーパーチャージャーと言うと
「ルーツ型」のスーパーチャージャーを意味する事が多いですが
厳密には「誤り」です
ルーツ型は「ブロワー」が正しい

なぜなら
「スーパーチャージャー」は「ターボ」や他の方式を持つモノを含んだ「総称」だから
ターボは「タービン過給機」ですし
他にタービンをギヤの組み合わせで回すルーツ型とターボの混血みたいな構造のタイプ
更に「リショム(リショルム)」と呼ばれるルーツ型を進化・発展させた構造の過給機が存在します(製造が難しくコストがかかる反面、ルーツ型の欠点と言うか「ブースト」が可能、ルーツ型は送風のみでブーストは出来ないとされています)

この方式も作動にワイヤーと言う場合を聞きません

ビッグリグ(良く「コンボイ」と呼ばれてた(コンボイと言うのも誤り、コンボイは「隊列」と言う様な意味だから)アメリカのトレーラートラクター(牽引車、トレーラーヘッド)) に
武装を付け巨大なディーゼルに過給機を付けた牽引トラクター車のアクション映画がありました
通常はスイッチだかで作動させオンオフしてましたが
テロリストだかに受けた攻撃で故障
緊急作動用(使うとオフが出来ない)に床面にあったワイヤーを引きチャージャーを作動させるシーンがありました
排気量20000ccの過給機付トレーラーヘッドが荒地を突っ走り仲間を助けに行くシーンはなかなかでした
さて
コレもワイヤー作動は有っても
過熱による発熱・火災には時間が掛かりますので
今回とは違うと考えられます

他には
水・メタノール噴射
加速用燃料増加
圧縮エアまたは酸素を調整しての噴気・噴射が考えられます

水・メタノール噴射にあっては
亜酸化窒素の研究が遅れていた日本軍が戦闘機で用いていた出力増強装置で
離昇時(地上から高度を上げる事、一番馬力・パワーが必要)の出力稼ぎに使われました
海外では面倒な割にパワーが上がらないので(上がる事は上がる)研究だけでターボや亜酸化窒素が使われました
ある白人パイロットの捕虜に(戦争終わるまで釈放はないと思ってか)当時の日本兵が「水・メタノール噴射」のパワーアップ効果を教えたところ
「そんなの使ってるのか?」「我々にはナイトロ(亜酸化窒素)がある」「効果は数倍だ」と逆にヘコまされた、と言う話が残ってるそうです
コレもパワーアップが少ない分、危険も少ないので除外です

燃料増加
コレはメカに興味があったりキャブレター車が好きなら
加速時に燃料増加・増量や噴射するのは知っています
ネタバレですが
映画では最近作り直された「マッ○マック○」でエンジンフードに人間が乗ってタンクや瓶の燃料を過給機に吹き込むシーン(無茶ですネ(笑))があります
コレも無茶してる割に
回ってるエンジンに吹き込んで引火するシーンになってません
(実際に可能ですが非常に危険です、マネしてはイケません)
よって違うでしょう
第一機械にやらせるには絵的に「地味」です
よって除外出来ます


残りは
やはり「圧縮エア」(または酸素ボンベ等)ではなかろうか?と
コレなら
あらかじめ設定していたおおよその圧の弁をワイヤーに繋げ
引いた際に弁がオープンになるだけと出来ますし
資材や道具が限られていても確実にかつ簡単にエンジン出力を上げる事が可能でしょう
ただし
代償もあります
それが過熱によるエンジンの発火・火災であり
勝つために止むを得ない手段として描写したのでは無いか?
ナイトロとの違いはナイトロは初期は液体のナイトロがエンジンを冷やすためにすぐに発火は「ウソ臭い」と言う面があると考えたからです
(もしかしたらやはり「ナイトロ」と言う事もあります)
過去にはやはり7リッターのマッスルカーで、最後にレースを仕切るマフィア側のレーサーに勝つためナイトロの圧を高めた主人公がゴール後に車が燃え始め飛び出して逃げるシーンの映画がありましたから


以上
エンジン構造を追求し
数あるカーチェイス映画も見ており
自らもカーフリークな私の考察です

なお
当然映画を観る予定ですが
前後の状況や諸々でもっと別な原理の装置の可能性もあります
あくまで「ワイヤーを引いて作動」と「過熱による火災」が考えられ
現実面と映画の効果として馴染む
急加速装置を考え上げました

もし違っていた場合は容赦いただくよう
お願い致します
長文失礼しました

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