ダイハツ YRV 「書ききれなかったので、良い点を追加。 ...」のユーザーレビュー

書ききれなかったので、良い点を追加。 ...

2003.9.12

総評

書ききれなかったので、良い点を追加。
・小回り　4.3mと軽自動車並み。狭い道は怖くありません。
・品質　「品質感」はダメですが、「品質」は素晴らしいです。消耗品の交換だけで、10万kmトラブルフリーでした。
・シートアレンジ　一通りできて便利です。

総評
小型車のＧＴ。余裕に溢れるエンジン、トルク。速度を出してもリラックスできるスタビリティー。やや高めの視点からの見通しのよさ。この車の本質は、長距離移動にあるように思います。にしては、ミスマッチな品質感！非常に残念です。
このクラスでターボを選ぶ人は、プラスアルファの余裕を求めている人。走りを求める人はもっと専用の車に行きます。そこをメーカーは読み違えてしまった。
足回りにもっとコストをかけて、中低速のフラット感を出し、遮音を徹底的に行えば、プレミアムコンパクトとしての道があるように思う。ポロやプジョーとも渡り合えます。
価格が高くなっても今の販売台数位(100-200)は捌けるでしょう、トヨタで売れば。1台当たりの粗利はむしろ大きくなるのでは？

燃費は、高速90巡航で17、140巡航で13、田舎下道18+、埼玉・東京の街乗り13-15。4人乗車、140巡航で17を出したこともありました（慣性効果？）。トルクに余裕があるからこそ出せる燃費です。トロトロ走っての物ではないです。部品も安く、維持費がエコノミーです。

2年間で10万キロ。よく走ってくれました。理由があってスバルのレガシーランカスター６（中古）に乗り換えますが、正直、試乗していてあんまりＹＲＶと変わりませんでした。加速感とかフラット感とか・・・それくらいＹＲＶの走りはクラスにしては良いです。もっと乗りたかった。

不満な点を割り切って購入するあなたに、ぜひオススメします。

満足している点

・エンジン！　踏み込めばトルクに溢れた刺激的な加速が得られ、ほぼ2000回転までに抑えれば（それでも流れには乗れます）カタログ値15.6km/lを上回る好燃費が得られます。ごく低回転を除き、全域にトルクフルで、軽い(940kg)車体をグイグイと引っ張ります。特筆すべきは高速での加速性能！ターボがキチンと効き始める120-150位までの加速では３lクラスのように自在に速度を出すことができます（アクセルベタじゃなくて、チョンチョンと踏みたす感じで、です）。一般道でも、60-80まではなかなか。-40の低速と、ターボラグが感じられる80-100辺りでは、今ひとつ。といっても普通の車と比べて決して遅いわけではありません。
・ＤＶＳ　オプションですが、命を２回救ってくれました。高かったけどつけてよかった。
・雪道　車体軽くトルクがあるので、雪道は強いです。ＦＦなので発進苦手も、ＤＶＳが制御してくれるのでアクセルを踏むだけ。コーナーも実に気持ちよく曲がり、軽いのでブレーキングが楽です。軽さを常に感じて走っている感じです。これは雪道以外でも言えます。
・高速域のスタビリティー　140-160でもリラックスして運転できます。音はうるさいですが。
・肘掛　幅も広く、疲労を防ぎます。
・リアシートスライド・リクライニング　150mmのスライド幅のお陰で4人でも快適な広さ（荷室は狭くなるが）が得られる。
・固めの足　長距離を一気に乗って以外に疲れないのは、ストンと収束する足のお陰でしょう。
・ステアシフト　渋滞時と、瞬時の加速が欲しいときに便利。反応もかなりダイレクトです。ギア固定。

不満な点

・乗り心地　跳ねます・・・わたしはどんな乗り物でも酔わない人ですが、それでも正直気持ち悪いです。中低速域では、非常に「下品」な乗り味です。反対に高速ではフラットライド「感」が味わえて心地良いです。
・コーナリング　ホイールベースが短いため、Ｒきつめの細山道は得意です。またスタビリティーが高いため普通80位で流れるような国道の緩めのカーブを130位で走ることもできます。でも、それ以外は×ですね。背の高さから来るロールをうまくコーナリングフォースにできていない感じです。まあ加速が良いのでそこそこのペースでは走れるのですが・・・
・内装の質感　安い＝こんなもん。では今の時代売れません。トヨタ車からの乗換だったのでなおさら感じました。
・シフト　干渉してナビがつきにくい！シフト自体は良くできています。
・ノイズ　クラスの中でもそこそこあるほうでしょう。上のクラスを見たら比較できません。
・ギア比　超高速域なんて普段は使わないので、日本仕様だけでも、もう少しローギアにして加速感をだしても良かったのでは。踏めば確かに速いんですがね。ターボ効かない領域でも、も少し速くてもいいのではないでしょうか。
・ブレーキ　もう少し効きがよいパッドを使うべき。純正は7万キロも持ちました。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験