前回も質問しましたが90ヴォクシー (ハイブリッドではありません) についてですが エンジン始動中のバッテリー電圧を測定しました。

Question

エアコンやライト類などは全てOFFにして測定したところ13.6～13.8vと表示していました。
バッテリーは約1か月前に交換しました。
ダイハツのタントで同じ条件で測定したところ約14.5vと表示していました。
ネットで調べるともっと適切な測定方法があるそうなのですがテスターひとつしか無かったためこのような測定方法となりました。
これだけでは分からないと思いますが
なぜ軽の方がバッテリーが小さく古いバッテリーなのに高くなったのですか？
ヴォクシーのオルタネーターは発電不足になるのですか？
ちなみに整備士な訳でも無く調べながらやりました。

Answer 1

1. 軽自動車の方がバッテリーが小さく古いにもかかわらず、電圧が高かったのはなぜですか？
↓
・バッテリー容量と発電量は直接的な関係がないという点にあります。
バッテリー容量は、蓄えられる電気の量を示し、発電量はオルタネーターが供給する電力量を示します。

・バッテリー容量が小さい軽自動車は、
蓄えられる電気の量は少ないですが、オルタネーターの発電量が大きければ、エンジン始動中の電圧は高くなる可能性があります。
・逆に、バッテリー容量が大きいヴォクシーは、蓄えられる電気の量は多いですが、オルタネーターの発電量が小さければ、
エンジン始動中の電圧は低くなる可能性があります。

・今回の測定は、タントのオルタネーターはヴォクシーよりも発電量が多いと考えられます。
これは、タントが軽自動車であり、燃費性能を重視して設計されている為、オルタネーターの発電効率が高い可能性があります｡

2.ヴォクシーのオルタネーターは発電不足になるのですか？
↓
・今回の測定結果だけでは、ヴォクシーのオルタネーターが発電不足かどうか断定することはできません。

・13.6～13.8Vという電圧は、正常な範囲内です。

・しかし、タントと比較して低い値であることから、オルタネーターの発電量が若干不足している可能性も考えられます。
気にするレベルではないと思います｡

3.適切なバッテリー電圧測定方法
↓
・今回の測定では、テスターひとつしか使用していなかった為、より正確な測定方法がいくつかあります。

①負荷をかけた状態での測定
ヘッドライトやエアコンなど、電力を消費する機器を稼働させた状態で測定することで、オルタネーターの出力能力をより正確に評価できます。

②バッテリー単体の電圧測定
エンジン停止後にバッテリー単体の電圧を測定することで、バッテリーの状態を評価できます。

③オルタネーターの出力電圧測定
専門的な機器を用いて、オルタネーターの出力電圧を直接測定することで、発電能力を正確に把握できます。