シトロエン C5 エアクロスSUV 「運転席・助手席の乗り心地一点豪華主義」のユーザーレビュー

harinashi(はりなし) harinashi(はりなし)さん

シトロエン C5 エアクロスSUV

グレード:C5 エアクロス シャイン ブルーHDi ナッパレザーパッケージ装着車_RHD(EAT_2.0) 2019年式

乗車形式:マイカー

評価

3

走行性能
5
乗り心地
4
燃費
4
デザイン
1
積載性
4
価格
5

運転席・助手席の乗り心地一点豪華主義

2021.2.28

総評
サスとシート以外に美点は少ないが、総じて不満と思えないほど、運転席・助手席の乗り味が突出して良い。
満足している点
ふんわりしたシート、PHCによる独特のゆったりした乗り味はほかにはなく、これだけで満足できる。
不満な点
乗り味以外は問題、不満が多い。
不要な加飾デザイン、後席の狭さ、乗降しにくい後席ドアは、非常に残念。
またシトロエンらしいビビットなボディカラーがオレンジ色しか無い。またC3シリーズと異なり差し色が赤かシルバーしかなくうちの青緑色ではシルバーしか選べない。(仕方ないので黄緑に塗装したパーツを付けた。)
デザイン

1

不必要・無意味な加飾が多い。特に排気パイプエンド風なメッキはなんのためにこうなっているか理解できない。

これについてはすぐに同箇所に黒色パーツを付けたが恥かしいメッキパーツはオプションにしてほしいものである。


なお、シトロエン最初のSUVのためツメが甘いのか、デザインを優先したのか、後席の乗降性に難があり、後ろドアを1ノッチ開けた状態で乗降することはかなりしんどいし、2ノッチ開けると隣の車にドアパンチする。狭い駐車場&後席乗車が日常の人にはおすすめできないポイントである。


また、フロント視界もいまいち。前所有車がAピラーが分岐していて細いC4ピカソであったため余計に思うところだが、左前視界をAピラーが遮り狭い道の交差点では体を前後左右させてしっかりした確認を要する。路地を多く走行する環境の方にはおすすめしないポイント。


なお、2019年デビュー時の記事でディスプレイの「ボビンメータ的な速度計」を褒める内容が多いが2020年6月モデルから同表示箇所はエンジン回転数の単なるバー表示に変わっている。

なお、2020年6月からシート色、ワンポイント差し色など細かい点が変更になっています。(海外ではマニュアルなども変更になっていますが日本語マニュアルは古いまま)
走行性能

5

PHCダンパ謳い文句「アドバンストコンフォート」から想像するフワフワ、ゆるゆるのイメージとは違うしっかりした走行性能で山道も安心。ゆるふわと走行性能が両立されている。PHC最初かつシトロエン最初のSUVとは思えない出来。
YouTubeにスペインでのムーステストの動画があがっているがSUVとしてはかなりの安定感。
https://www.youtube.com/watch?v=rRh5BzzIuOQ
乗り心地

4

はっきりいって、運転席・助手席の乗り心地に特化しているといっても過言ではない。ふんわりシート、穏やかなサス、遮音ふくめてこれだけで他のダメポイントに目をつむる事ができる。

なお、後席は車格から想像できないほどシートピッチが狭く、特にセンターコンソールが後ろにはみ出し中央席は足長い人は座れない。後席左右は3座席同サイズの影響で着座位置がドア側に寄っており大人の身長では頭のすぐ脇にガラスがある。後席に大人が乗る環境の人は冷静にチェックしてほしいところ。
積載性

4

後席の快適性を犠牲にしているのでラゲッジスペースは広大。ラゲッジの床ボードがフラットにも一段下げて深くもできるので使い勝手良い。
燃費

4

うちはディーゼルなのでちょい乗りは12km/L、遠出は16km/L、高速18km/Lといったところ。なかなかいいです。
なおecoモードにするとATがコースターモードになり惰行時はエンブレかかりませんし、停車前にアイドルストップします。うちは丘陵地帯に住んでいるので使用しませんが、平坦な地区で乗るには使えるかもしれない。
なお、アイドルストップ機能をキャンセルするボタンがあります。PSAの他モデルではスクリーン操作を要する車種もあるが、頻繁に使うアイストキャンセルがボタン一発なのは便利。
価格

5

この内容で400万円台は格安。主に前席だけ使う人で乗り心地を求めるのであれば良い選択。
故障経験
最近の仏車は品質もすごく向上しており、納車から3ヶ月半経過しているところでこれを書いているが故障は無いが以下の不具合があった。
・センタースクリーンのブラックアウト(これはPSA車すべてに標準装備であり、音符長押しで解決することがほとんど。なおこの車にはエアコンOn/Offは独立した物理ボタンがありエアコンが使えなくなることを回避できることは優れている。)


・内装のきしみやエアコンファンのベアリング異常音(遮音性能が高すぎ余計な音が気になるだけで、もともと仏車に組み付け精度など期待していない)

・給油口の蓋が開きにくい(コツを掴めば開けられるが、フルサービスGSでも自分で開ける必要があるし、たまに予期せず開いて信号待ち時に閉める必要があるなど、さすがにこれは少々不便、修理待ち中)

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