シトロエン C5 のみんなの質問

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シトロエンのハイドロサスは本当に壊れやすいんですか?

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ハイドロサスの基本原理はバネとダンパーの替わりに油圧を使用している点です、だからサスペンションのアーム類は普通の物と変わりません。
写真の奥、左右横向きに付いている緑の球がスフェアといって上部には窒素が充填されており、下部にはオイルポンプから回ってくるLHMというオイルが常に循環しています、つまり空気とオイルで車高を保っている訳です.....難しいですがボイル・シャルルの法則といのがあり空気とオイルが常に一定密度を保つことで地面の凸凹を吸収して車体を水平に保つのがハイドロサスの原点です。

今のC5やC6はオイルの色が変わっており「オイル漏れなどない、無交換で走れる」と言っていますのでこれからの話はC5以前の古いハイドロサス車の話になります。

60年代からC5以前は緑色のLHMがずっと使用されていました、何故緑色か?漏れた場合床に緑の跡がハッキリ残るので、漏れ箇所を特定する為との噂もあるほどです。

つまりサスが壊れるのではなくオイルが漏れて最悪車高がダダ下がりになったり、XMやエクザンティアはブレーキシステムにもこのオイルを兼用しているのでブレーキが効かないという事態にもなります。

まぁそこまで大量に漏れていれば誰でも気付くので大事故になる前にオイル漏れは直すのが普通ですが......ブレーキにはサブラインがあってオイルが漏れても最後まで何とかオイル圧力を保つ仕組みがあるのでこの点は安心してください、当然オイル漏れが酷い場合は「STOP」の文字が浮かぶ大きな警告灯が点灯し続けます。

オイルポンプ上部はオクトパスといわれるタコの様な形をしており、ここから全身に送るパイプは数が多くてゴムパッキンが劣化しやすい所です、又車全体に伸びるオイルラインの鉄とゴムの継ぎ目から漏れるのが多く、複数箇所から漏れる例もあります......通称「下血」......あと後期は遮断回路が入ったので見られなくなりましたが1日放置するとスフェアのオイル抜けるのでペタンコの超シャコタンになっています。逆にエンジンオンでムクムクと車高が上がるのは動物が起き上がるみたいで.....それがどーしたかでハイドロ中毒か普通の感性かの分かれ目になります(笑)

私はハイドロの進化版であるハイドラクティブ(スフェアの数を増やしてロールを抑える...写真の前に1個見えるのが追加スフェアです)のXMに4年ほど乗っていました.....当然ですがサスは4本なので通常のハイドロはスフェアが4個、ハイドラクティブは+2で6個のスフェアがあります。
さすがにLHMダラダラはなかったですが、家のガレージの床には未だにLHMの跡があります。これでも漏れは少ないほうで1L入りのLHM2缶を常に車に乗せておきオクトパスを覗いて減っていれば足していました。

壊れやすいというよりオイル漏れとの戦いなので神経質な人には不向きです.......XMは40000km程乗りましたが最後はハイドロではなくエンジンの水喰いで廃車になりました。

ダラダラと書いてきましたが、完調なXMがあれば..........又乗り....たいかな.......どちらかといえばマゾ系の人向きですね....「LHM又漏れてたな....でもこの乗り心地は捨てられない」という複雑な心境になると思います。

C5やC6は油圧制御サスペンションとなっていますが基本原理は同じはずです........メーカーがオイルの交換不要と言っているので大丈夫だとは思いますよ.......ただしラテン系の車を過信するとエラい目に合うかもしれません。

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質問者からのお礼コメント

2013.7.26 18:00

よくわかりました。ありがとうございました。神経質には不向きだということがわかりました。

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