シトロエンって滅茶苦茶いい車なのに何故販売台数が少ないのでしょうか？また、ボディ剛性がモノコックと思えないほど高く感じるのは、感覚的にそういうセッティングなのか実際ボディ剛性高いのかどちらでしょうか？

Answer 1

日本ではドイツ車に比べて、フランス車の人気が低いです。大衆車であるフランス車が、日本車とかぶりやすいからだと思います。また、信頼性と価格・維持費に関しては見劣りしていたと思います。
ドイツ車でもフォルクスワーゲンは大衆車ですが、ドイツ製品とフォルクスワーゲン自身に対する信頼と、かつてはヤナセが扱っていたために、顧客をがっちり掴んでいます。

シトロエンについて、今から30年前は、西武自動車に加えてマツダの販売網である（株）ユーノスが、シトロエンを扱いました。時はバブル景気、輸入車は絶好調で、シトロエンもテレビコマーシャルも打ち、デザインが独特でスペースユーティリティも優れていたシトロエンＢＸは結構売れました。
当時のシトロエンの年間販売台数は最高６千台ほどで、ようやく今年、最高記録を書き換えるところと思います。
シトロエンＢＸは優れた乗り心地のハイドロニューマチック・サスペンションを持っていますが、この方式はトラブルも多く、苦労したユーザも多かったようです。

バブルが弾け、マツダの業績低迷からユーノスが整理され、マツダはシトロエンの販売を止めることになります。この後は正規輸入元が西武自動車からシトロエンの日本法人に変わるなど、販売網整備が遅れ、長く低迷することになります。
残念なことに、ヨーロッパでもシトロエンはルノーやプジョーに比べて販売台数が少ないです。長く続けたハイドロニューマチック・サスペンションが熱狂的なファンを持つ一方で、扱い辛いものと敬遠されたと思います。

最近のシトロエンはハイドロニューマチックを止め、新たに特殊なダンパーである、ＰＨＣプログレッシブ・ハイドローリック・クッションをＣ５エアクロスや新Ｃ４に採用するなどしています。


シトロエンのボディ剛性感に関しては、そういうセッティングである、というのが大きな理由になります。
サスペンションのスプリングが伝統的に柔らかいため、路面の凸凹をサスペンションがストロークして受け止め、ボディに伝えにくいのです。
またＣ３に関しては、プジョー・シトロエンのＢセグメントはボディ剛性が高い、と言って良いと考えます。プジョー・シトロエンにとって、小型車はお手の物なのでしょう。Ｃ３はルーフの構造が強固に出来ているようです。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。

Answer 2

VWのように有名ではなく、販売店も少ないからです。
もっとたくさんCMとか流せば売れると思いますけどね。

Answer 3

イタ車と比較すれば随分とマシなんじゃ？

２ＣＶなんて、、、ど～見てもペラペラな鉄板なのに
当時から既にレース/ラリー等で活躍していたし
https://www.youtube.com/watch?v=wZg_3bD69OU

前世紀末のクサラのＣＭなんて、、、
スーパーモデルのクラウディア載せて衝突シーンを作ってるし
https://www.youtube.com/watch?v=FdCF3ZhovW4
コレ、何処までが本当なんだろ？
まさかマジで、、、じゃないだろうし、、、

まあ
当たり外れも？
https://www.youtube.com/watch?v=xdJyQg2sUd4

こんな古いクラッシュテストの映像も残ってるし
https://www.youtube.com/watch?v=Vbnl4SdGfgg


シトロエンの場合
例の「油圧システム」のトラブルが、、、悪評の元凶かと
プジョー/ルノーらと比較すると古いシトロエンの方が多く見かけるし

Answer 4

単純に販売店が少ないからじゃないですかね？

Answer 5

フランス車はそもそも少ないのでは？
その理由として故障率の高さがあります。フランス車は、外車にありがちな電装系に加え、トランスミッションの故障が多かったです。

近年ではアイシン製を使っていることで大幅に改善しました。プジョーはそれで日本車と大差ないレベルまで信頼性が上がりました(言い過ぎ?)。
ただし何故かPSA内で差が大きく、シトロエンおよびDSは未だに業界平均以下の故障率となっています(JDパワー調べ)。そこが明らかな課題ですね。まあ特徴のエクステリアが無難を好む日本人には刺さりにくいのが1番でしょうけど(笑)