シトロエン C3 「オープンに出来る日の少ない日本ではオープンよりいいかもしれません。のんびり走れる車です。」のユーザーレビュー

オープンに出来る日の少ない日本ではオープンよりいいかもしれません。のんびり走れる車です。

2012.1.9

総評

オープンに出来る日の少ない日本ではオープンよりいいかもしれません。のんびり走れる車です。

満足している点

　素のシトロエンC３を購入して半年。8000ｋｍ走った印象です。もちろん購入の決め手はゼニスウインドウ。この車の前にはオープン２シーターも２台乗りましたが、家族が花粉症でやむなく手放しました。日本の気候、道路状況を考えますと、ゼニスウインドウはオープンよりある意味爽快感があります。
　以下、ゼニスウインドウ以外の長所および短所を述べてみたいと思います。

長所
　思ったより燃費が良い。
　私は単身赴任のため、東京の自宅から静岡の勤務先まで往復４００キロを月３回ほど走ります（そのうち高速が３６０ｋｍ）。追い越し車線を普通に走っても１５km/Lは確実です。９０－１００ｋｍを維持した場合には１７km/Lを超えます（最高は２００ｋｍ走って１８．２km/L）。４速オートマを購入前には危惧していましたが、まあこれだけ走ってくれれば及第です。

静か
これは色々な試乗記でも出ていましたが、確かに100km巡航（3000回転）が極めて静かです。小型車にしてはという注釈なしに“静か”と言えると思います。トヨタ車的無音ではありませんが、高速巡航で全く問題ありません。

速くない
　もう１台、ゴルフ５のGTIを所有していますが、C3はゆっくり走れるという事です(追い越されても気にならない)。これは精神的余裕につながります。

不満な点

左足の置き場所の自由度が小さい。
　これは右ハンドル化の弊害かもしれませんが、センターコンソールの幅が広く、左足をフットレストに乗せた状態でセンターコンソールにすねの左側が当たります。きちんとした姿勢で運転しているのであれば、いいのですが、長距離を運転する時にあまり左足が動かせません。ブレーキペダルと床面の間のすきまも小さく、そこにもつま先が入りません。C3を購入して気がついた最大の欠点です。

リアシートのシートベルトの巻き取り圧力が大きい。
これは家内から文句がでました。巻き取り装置が背もたれの中にある事もあり、低い位置から引っ張られるのです。これは女性ユーザを増やすためにも要改良ですね。

オートマのロックアップ
　よくフランス車はオートマチックトランスミッション、特にプジョーやルノーとも共用しているAL4が欠点とされますが、このC３の４速オートマは変則マナーについては十分許容範囲です。それより市街地で不快なのは、ロックアップが比較的急激という事です。突然回転数が下がり、これがトルク変動をもたらします。

シートポジション
　私は典型的な胴長短足の日本人ですが、それでも足を基準にシート位置を合わせると、ハンドルのテレスコピックを一番手前にしてもまだハンドルが遠い感じです。もしこれが欧米人的な足長の体型ですと、明らかにハンドル位置調整に困るのではないかと思います。ヨーロッパでは文句がでていないのでしょうか？

カックンブレーキ
　比較的コントロールのしずらいブレーキです。いわゆるカックンブレーキになりやすい。

リモコンの動作距離が短い
　ディーラは電波法で。。。と言ってますが、ゴルフは100m位届きます。C3では数ｍに近づかないと反応しません。せめて10mは欲しい。。。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験