シボレー コルベット クーペ のみんなの質問

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コルベットはずっとOHVエンジンを使っていますが、OHVを調べると高回転はだめだが低回転の大排気量に向いているとあります。確かに6リッターの割に回転数が低いですが、300キロでるんだしGTRと同じくらいの

回転数だからそんなに回転数が遅いようには感じないのですが、回転数が遅いの基準はなんでしょうか?コルベットがOHVを使う、その理由とメリットも知りたいです。 ついでながらコルベットはサスペンションに板ばねをつかっているのは本当ですか?その理由も知っていれば教えていただきたいです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

もし、その6.2ℓがDOHCなら、あと1000rpmは回るでしょう。
馬力は、単純計算で「トルク×回転数」なので、より高回転なほうが(DOHC)馬力も高くなります。
但し、コルベットは元々の大排気量エンジン故回転マスも大きく、たとえDOHC化してもさほどメリットは得られないです。
又、分母の「トルク」のほうがデカイので、OHVでも充分なのです。

そうなって来ると、OHVである事のメリットが生かされて来ます。
まず、OHVはシリンダヘッド上に余計な部品が付かないです。
その為、エンジンの重心はより低くなり、サイズも小さくなります。
実物のコルベット見た事ありますが?あれのボンネット空けると「これで6.2ℓもあるのか?」と思える程コンパクトなエンジンが収まってます・・・イメージ的には3.5のDOHCと同じくらいのサイズ。
そうなると、エンジン搭載位置に余裕ができますので、より最適な場所へエンジンを置く事が出来ます。(コルベットの場合、フロントタイヤより明らかに後ろです。これほど後ろなのは、SLRマクラーレンくらいしか無いです)

さらにさらに。
コルベットは「トランスアクスル」です。GT-Rと同じ「トランスミッションが後ろ」です。
なので、余計にエンジンを後方へ置く事が出来、重量バランスも良くなります。
但し、そうは言ってもアメリカです。
「実用性捨てる事はしない」です。
というのも、コルベットって以外とトランクルームが広いのですよ。
さすがに「深さ」は無いですが、幅と奥行きはかなりのもので、子供なら横になって収まっちゃうくらいです。
さて、トランスアクスルなのに、このトランクルームの広さ・・・と来れば、リアの足回り関係に「ほとんど余裕がない」のは、想像に難しくないです。
しかも、コルベットのリアのサスアームはダブルウィッシュボーン。余計に余裕は無く・・ぶっちゃけ「コイルスプリング置く場所が無い」です。あるのは、横に長く、平べったいスペースだけ。
さて、この「横に長く、平べったいスペース」にぴったり来るバネはなんでしょうか?
もうお分かりですね、板バネです。
この板バネを横に置いてます。ってか、もうそこにしか置けない。
コルベットのリアを下から覗くと一目瞭然。もうスペースが無いことに気づくでしょう。
ちなみに、バネは「コイルの方が性能がいい」とは言い切れません。大事なのはサスアームの形式と、ダンパーです。
あのF1ですら、リアのスプリングは「トーションバー」ですからね。(鉄の棒。コイルじゃない。コイルに見えるのは、ダンパー係数調整用のもの)
それに、一時ニュルでGT-Rの上のタイム出したZR-1も、ル・マンに出てるコルベットも、「板ばね」ですしね。
C7の開発者にCGの記者が聞いたそうです「まだ板バネを使うのですか?」と。
そしたら、「それ以外のバネ使ってもそれ以上の性能にはならない事が分かってるので、わざわざ使う事無いだろ?」て言われたそうで・・・。

質問者からのお礼コメント

2013.12.9 19:46

コルベットはトランスアクスルなんですね知りませんでした。 OHVの理由がわかってスッキリしました! みなさん回答ありがとうございました。

その他の回答 (1件)

  • OHVの構造がわかれば想像できると思いますが、バルブを駆動する部品が多いですので、高回転向きではないといわれています。しかし何が高回転で何が低回転という定義はありませんし、300km/hでの走行であれば回転数が同じであるというわけではありませんので、少々誤解があるものと思われます。実際に歴代のコルベットのエンジンはほかのスポーティカーと比べると相当レスポンスのいいスポーツエンジンです。プッシュロッド式OHVであるが故のマイナス面を全く感じさせません。

    なぜOHVなのかは、様々な理由があるでしょうが、よく知られているのはボンネットを低くできること、重心を低くできることです。カムシャフトがシリンダーヘッドに来ないので、シリンダーヘッドは小さく、エンジン全高が低く、必然的に重心も低いということになります。そのために、ボンネットが低く、フロントエンジンとは思えない低いデザインができています。

    板バネは本当です。ただしこれから入ってくるC7はわかりませんが、先代のC6までは確かに板バネが使われてきました。ただし大型貨物車の板バネとは大きく違い、素材もカーボンなどの複合素材ですし、配置も相当工夫されています。これもまた重心を低く、全高を低く抑えるためのアイディアだとも思えます。

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