BMW X1 「フレンドリーで実用的なBMW」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
4
走行性能
5
乗り心地
5
積載性
3
燃費
3
価格
3

フレンドリーで実用的なBMW

2022.7.28

年式
2015年10月〜モデル
総評
BMWのラインアップではエントリーとなるSUVだが、まったく手を抜かずに作られているあたりはさすが。長く使える1台だ。
満足している点
最低地上高が1550mmに満たないので、高さ制限のある立体駐車場でも停めることができる。
不満な点
欠点が見当たらないことが欠点。
デザイン

4

BMWのSUVでは最もコンパクトな1台だが、見た目は堂々とBMWらしさにあふれている。インテリアは若々しさを感じさせつつ、オトナの空間を演出。クーペスタイルではないので、荷物を多く積む方には好適だ。
走行性能

5

1.5リットルと2リットルのガソリンエンジン車と2リットルのディーゼルエンジン車をラインアップ。1.5リットルのガソリンエンジンでもパワー不足は感じないが、オススメは経済的でトルクフルなディーゼルエンジン車。思ったよりも静かで、思ったよりもスポーティーな走りが楽しめる。
乗り心地

5

BMWの上位グレードのような重厚さは薄く、軽快さに重きを置いた闊達なハンドリング。国産車に慣れた身からすると硬めに感じるが、欧州全体を見るとウェルバランスといったところだ。乗り手も同乗者も満足の乗り心地が得られるだろう。
積載性

3

ゴルフバックは2個並べて収納可能。ボディサイズからすると相応といったところで、必要にして十分だ。トノカバートレイなどは取り外せるが、それを収納するスペースが車内にないため、自宅保管となるのが残念。
燃費

3

ディーゼルエンジンモデルでリッター16km。高速道路に乗れば20kmは狙えそうだ。ガソリンエンジン車は不明。もっとも、輸入車SUVの5割がディーゼルエンジン車と言われており、その中でもBMWは燃費がよい方だ。
価格

3

エントリーモデルで440万円から。オプションはやや高額になる傾向があるので、50万円から100万円は見積もった方が良いかもしれない。その後に諸経費がかかるので、乗り出し価格は600万円位になるだろうか。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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