BMW 3シリーズ クーペ 「実物は写真と違います 長いドアは切れ上がり、プレスラインは光線となって上昇し躍動感にあふれます。２本のプレスラインに挟まれた面は、光の影の濃淡を作って」のユーザーレビュー

実物は写真と違います 長いドアは切れ上がり、プレスラインは光線となって上昇し躍動感にあふれます。２本のプレスラインに挟まれた面は、光の影の濃淡を作って

2008.3.21

総評

実物は写真と違います
長いドアは切れ上がり、プレスラインは光線となって上昇し躍動感にあふれます。２本のプレスラインに挟まれた面は、光の影の濃淡を作っています。
排気音は、耳を澄ますと回転の上下動に合わせてクラシック音楽を奏でるようにさえ聞こえてきます。さらに回ると、クライマックスに入ります。こんなに美しい音を発するのかと感じます。
アクセルを少し踏み込むと、胸が躍ります。全身を持っていかれる感覚が、１０００回転を少し超えただけで現れます。ターボ車である証左ですが、回るほど力がみなぎっていきます。
３３５クーペは、感覚を刺激する車です。

満足している点

１万キロを超えたところですが、長距離ドライブでは１１キロ／L、街乗りは８．５キロというところです。エコドライブに徹した結果ではありません。これ以上の数値を求めるなら、メーカーよりも行政に求めたいですね（ドイツの信号機は、制限速度内なら次の信号機で止まることはないが、日本では普通に走ると必ず止められる）。
１０００キロを超える運転でも疲れません。北はアスピーテライン、南はパールロードに本四橋と足が伸びます。スポーツカーでは、こうしたドライブに向かなかったでしょう。
価格は、９９７と比べるとバーゲンプライスです。それでも負担は大きいですが、妻の同意が得られたことも大きいです。

不満な点

高速道路を走ることが、この車に乗っていることを実感できるときです。そのため高速代がかさみます。でも、この１年余りで８０００円の還元を３回受けられたことは少しありがたいです。
また、走ることにこれだけの開発と装備が盛られた車と日本の交通規制が合っていないことです。軽自動車で１００キロ出すなら、２００キロで走ってもまだ安全だと思えます。
後席は、十分な広さがあり、チャイルドシート・アタッチメントは安心感があります。しかし、ファーストクラスをうたう以上リクライニング機構やグリップハンドルは必需品だと思います。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験