BMW 2シリーズ アクティブツアラー 「意外とBMWらしい?」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

工藤 貴宏
工藤 貴宏(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
3
走行性能
4
乗り心地
4
積載性
4
燃費
4
価格
2

意外とBMWらしい?

2023.6.22

年式
2022年6月〜モデル
総評
手が届きやすい範囲で、ファミリーユースで使うためのBMWを探しているという人にピッタリです。後席も荷室も広く、その割に車体はコンパクトなパッケージングがいいですね。1シリーズよりも実用的。
満足している点
パッケージングの良さと、このタイプのクルマとしてはハンドリングに楽しさがあること。やっぱりBMWなんだな…と思います。
不満な点
値段……の話をしても仕方ないですね。気に入った人はそんなの気にせず買いましょう。
デザイン

3

BMWはやっぱり後輪駆動らしいロングノーズじゃないと……という人には受け入れがたいでしょう。スタイリングは実用性重視なので、実用的なBMWが欲しいという人のためのデザインですね。大きなキドニーグリルが、M3とか7シリーズみたい。
走行性能

4

走り始めると、BMWらしい爽快なハンドリングを味わえるのはさすがですね。スポーツ系モデルのようにキビキビではないけれど、ステアフィールが滑らかで単なる実用車とは明確に違う走る歓びを味わえます。エンジンはガソリンとディーゼルがありますが、オススメは後者。低回転から太いトルクがあって加速が力強いのが魅力です。ディーゼルながらフィーリングも良好。ただし、エンジンを回す歓びはガソリン車のほうが上ですが。
乗り心地

4

上々です。車体がしっかりしているのと、質の高いダンパーを使っているのも効いているのでしょうね。決して柔らかいわけではなくそれなりに引き締められていますが、路面の凹凸を乗り越えても衝撃はしっかりと押さえこんでいて不快な感じはありません。
積載性

4

荷室の実用性は3シリーズと同じくらいの感覚。奥行は少し短いものの、高さでフォローといった感じです。ファミリーで使うにも安心ですね。容量470Lで特大スーツケースと中型が1つずつ積めます。後席格納が3分割なのも便利。
燃費

4

WLTCモード燃費はガソリン車で14.5km/L、ディーゼル車では18.7km/L。燃費のことを考えたら断然ディーゼル車で、高速道路では20km/Lも珍しくありません。燃料の軽油はガソリンよりも単価が安いのもうれしいですね。
価格

2

BMWとしてはエントリーに近いモデルですが、それでも500万円オーバー。ライバルはメルセデス・ベンツ「Bクラス」あたりですね。国産車と比べれば高いですが、そういう事を言っても仕方がないので…。
工藤 貴宏
工藤 貴宏
自動車ジャーナリスト
1976年生まれ。クルマ好きが高じ、大学在学中に自動車雑誌の編集部でアルバイトしたことをきっかけに、そのまま就職。そして編集プロダクションを経てフリーランスの自動車ライターに。日々新車を試乗し、日夜レポートを書く日々も気がつけば10年以上。そろそろ、家族に内緒でスポーツカーを買う癖はなんとかしないと。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員
BMW 2シリーズ アクティブツアラー 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ユーザーレビューを投稿する

ユーザーレビューを投稿する

※自動車SNSサイト「みんカラ」に遷移します。
みんカラに登録して投稿すると、carview!にも表示されます。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示
carview!の最新情報をチェック!
Facebook
carview!公式Facebook
最新のクルマ情報をお届けするcarview!オフィシャルページ(外部サイト)

carview!公式X(旧Twitter)
carview!の中の人がクルマ情報をポストする公式アカウント(外部サイト)