BMW M8 クーペ のみんなの質問

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戦車に使われているエンジンについてです。

前回質問させていただき、エンジンの詳細がわからないため回答にならないこともあり、色々と調べてみました。

発端は仕事で使うエンジンが戦車にも使われていると聞き、どのように戦車に使われているのか気になり質問しました。

エンジンは
Deutz製 TCD 2015 V08 4サイクルディーゼルエンジンです。

最大回転数は2100r.p.m

8気筒のエンジンを用いた戦車は少ないそうですが、陸上自衛隊で運用されている10式戦車以外に似たエンジンを持つ戦車などの装甲車はどういったものがありますか?

もちろん同じエンジンを積んでいるものは数少ないかと思います。
形式でも異なってくるかと思うので、似たエンジンを搭載しているものを教えていただけると幸いです。

ちなみに仕事に使っているエンジンは、鉄道で用いられる保守用車のエンジンです。

エンジンというと自動車のイメージがあります。
そのためこのカテゴリーを使わさせていただきます。
ご了承ください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

戦車には使われていませんが、ポーランドの水陸両用装輪装甲車「HIPOPOTAM(Hipopotamus:カバ)」に搭載されています。
http://www.snafu-solomon.com/2013/05/amz-kutnos-cpkto-hippopotamus.html

この手の軍用車両を一般の方は「戦車」と言いますから、恐らくこれの事かと思います。

また、TCD 2015ではありませんがDeutz製 BF8L(空冷8気筒)ディーゼルエンジンは中国の85式装甲戦闘車「https://en.wikipedia.org/wiki/Type_85_AFV」にも採用されています。こちらは装軌式(キャタピラ式)ですからより戦車に近い外観をしています。他の中国装輪装甲車などにも搭載されています。

ディーゼルエンジンは基本的に「多燃料エンジン」です。
一般自動車用のエンジンも軽油が基本ですが、「灯油」で走らせることは可能です。
ガソリンもエンジンオイル等を混ぜた「混合ガソリン」とすることで使用できます。

旧日本軍ではガソリンをディーゼルエンジンに使用する場合の実験を千葉戦車学校において95式軽戦車及び97式軽装甲車を2両ずつ(各々軽油使用が1両、混合ガソリン使用が1両)で比較試験し、オイル混合ガソリン使用ではやや登坂性能が落ちるが機動力に決定的な差が無いと結論付けています。

自衛隊においては有事の際、陸上自衛隊が保有している軽油以外の燃料を使用できることが重要と考え、74式戦車から要求性能としてヘリコプターなどの航空機用燃料であるJP-4を使用できる様にしています。JP-4はガソリン系のジェット燃料(簡単に言えばガソリンと灯油の混合燃料と言えるそうです)であり、軽油に比べ粘度が低いために燃料圧送ポンプを必要としました。74式戦車の136号車までは、必要によりポンプを取り付ける仕様でしたが、137号車以降は標準装備になっています。
他の回答者様の「敵の航空基地から燃料を奪う」とか、どこから出た面白話なのか非常に興味のあるところです。敵空挺部隊を襲う訓練はしたけど敵の航空基地を襲う訓練はしたことはありません。というか聞いた事すらありません。

現在米陸軍が航空機及び車両用(タービン及びディーゼル)の統合燃料として使用しているJP-8はケロシン(灯油)系のジェット燃料であり、普通に軽油の代用として使えます。陸自のイラク復興支援群で使用したトラック類(一般のディーゼルエンジン)でも米軍のJP-8を給油して走行していました。

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質問者からのお礼コメント

2017.11.4 20:39

水陸両用車にも似ているものが使われているんですね!
一番欲しかった情報をありがとうございます。

その他の回答 (3件)

  • 貴方が挙げてるエンジンはトラクターなどに使うべく汎用的に売られており、戦車用とは言えません。

    戦車のエンジンは各国様々な考えがあり、様々な形式が使われます。

    民間との差としては、
    軽油の他にケロシン系(灯油)航空燃料が使えます。
    これを言うと知ったかぶりで「民間車輌も灯油くらい使える」と言う人がすぐ出ますが。

    それは日本の税制で、灯油(クマ抜き)を使うと軽油より安上がりってだけの話です。
    民間車輌のエンジンは灯油より軽油の方が快調に廻り、A重油や軽油その物を灯油に混ぜて品質を上げることで補ってます。

    クマ抜きってのはA重油や灯油を軽油がわりに使うのを防ぐのに混ぜてあるクマリンって識別剤を濃硫酸を使って除去することで軽油に偽装する技で。
    特に2000年代のデフレと小泉政権の規制緩和云々で物流業界がコスト競争に入ると手を染める業者が増えたと言います。

    しかし、軍用車輌はヘリコプターと燃料を融通しあったり、敵の航空基地から燃料を奪うことを考えていまして、ケロシン系航空燃料で快調に走ります。
    (軽油を混ぜて品質を上げるなんて、民間違法業者のクマ抜き灯油みたいな必要はありません。)

    意外かも知れませんが、陸上自衛隊の戦車も、敵の航空基地を急襲し味方の増援が来るまでの活動のために航空燃料が使えます。

    と言うのは、日本の仮想敵国「甲乙丙」の甲は前線近くに航空基地を作って濃密な航空支援をする傾向があるため、日本国内に甲が航空基地を作る可能性があり、逆にそれを奪えば敵の陸戦部隊とも戦い易く成るわけです。

    なお、イギリスなどは更にガソリンも使えるようにしました。
    しかし、燃料噴射系をガソリン用に替える必要があり、しかも交換が一日仕事になるそうで、やがてガソリンの使用は考えなくなります。

    またアメリカも国内の燃料事情から、何とかガソリンも使えないか苦心が見えました。
    (ガソリンが安いので、ホントに大型のトレーラーなど以外にはディーゼル車の普及率が低く、圧倒的にガソリンが手に入りやすい。)
    この顛末は後で捕捉します。


    次に、ディーゼルでパワーを出すにはターボがほぼ不可欠です。
    ターボディーゼルの場合、少量の燃料の発火の熱で大量の空気を暖めることで、パワーを上げながら燃費も改善します。
    航続距離が延びると、少ない戦車で広い戦線をカバーしたり。
    急襲作戦で途中の補給回数を減らしたり、核戦争や生物・化学兵器が使われる状況では酷い汚染地域を迂回したりが出来ます。

    しかし、そうすると、ターボの回転数が上がるまでの加速力が問題になります。
    また、冬場のディーゼルの始動のしにくさは、軍民同じで対策したくなる訳です。

    で、戦車では、
    ・ガスタービンを補助エンジンにする。
    (極寒冷地ではガスタービンの方がディーゼルより指導しやすいため、スウェーデンの戦車が採用していた。)

    ・フランスのは、(まだ酸素を含む)排気に燃料を混ぜてガスタービンを動かしており、また、ガスタービンだけを補助エンジンにすることもできる。
    (フツーのターボディーゼルより燃費は悪い。)

    ・排気タービンと機械式過給器(日本では前者をターボ、後者をスーパーチャージャーと区別するのが定着しています)を併用し、排気タービンの回転が上がるまでは機械式過給器で過給して加速を良くする。

    ・いっそガスタービンオンリーにする。
    ⇒ガスタービンオンリーの場合、常時ハイパワーで回し、排気は戦車の駆動に使わず(熱回生にだけ使って)バイパス路から捨てておき、さあ発進って時にバイパスを止めて排気を戦車の駆動に使うと、初手からハイパワーが出せますから。
    燃費は最悪だが加速は最高となります。

    と言ったことがされます。

    なお、ガスタービンオンリーの場合、ノッキングの心配が無いからその気になればガソリンも使える訳で、アメリカの「いざとなったらガソリンも使いたい」と言う考えを実現できます。

    なお、ガスタービンオンリーと言っても、停車して電気だけ使いたい場合は補助エンジンだけで活動します。
    補助エンジンはコンパクトなディーゼルとかガスタービンを使い、発電とかメインエンジンの始動に使います。

    近年の戦車は電子機器が多く、またその冷却のための
    エアコンを積むことも多いのでメインエンジンを動かさずに発電だけしたい場合も増えています。
    (また、補助エンジンを停止したメインエンジンの始動に使います。)
    結果、ディーゼルエンジンを大小二個とか。ガスタービンとディーゼルの併用(一方がメインで他方が補助)と言う構成が増えています。

  • Deutz TCD 2015シリーズ 水冷ターボディーゼルエンジン・V型8気筒、出力:500kW(670hp)/2,100rpmは工事現場などで使われています。

    10式戦車の8VA34WTKエンジンは、排気量22.6リットル、V8,4st水冷ディーゼル 1,200PS/2,300rpmですから同じV8といってもDeutz TCD 2015とは排気量がかなり異なると思います。

    16式機動戦闘車は直4、4st水冷ターボディーゼル 570ps/2,100rpm 噂では10式のV8の片バンクを元に設計したらしいので排気量は11.3リットル?。

  • V8ディーゼルターボは
    知ってるとこだと
    韓国のk1戦車かな・・・

    ドイツ製のエンジン+ミッション
    (パワーパックと言います)
    を搭載

    最高出力回転が少し違うけど

    機関車用のエンジンと戦車のエンジンだと
    エンジンの基本部分が同じでも
    上下、左右、前後ろについてる各部品が汎用型とは形状が異なる場合が殆どだと
    思われます
    (ブロック、ヘットが同じで・・・の様に)

    のでエンジンの外見は違うモノに見えるかもしれません

    因みにk1戦車のエンジンは
    MTU MB871と言うモノらしいです

    mtuというドイツのメーカー製です
    有名なところだと、大戦中のタイガー戦車に搭載されていたエンジンの製造会社でもあります(マイバッハ)
    現在は船舶、鉄道、軍用等のエンジン製造会社です
    自分も船舶用のmtuエンジンはしょっちゅう見てますが
    戦車用のは・・・
    カミンズくらいしか見たことないので・・・

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