陸上自衛隊の10式戦車は、撃ち返しの来ない固定的の配置された畑岡展示訓練場では無敵のブイブイ言わせてますが、

Question

あれだけ転輪間隔が空いていると、肉薄歩兵にバールなどの焼きの入った鉄棒や鉄筋コンクリート瓦礫を投げ込まれただけで履帯が外れてしまい、車両を擱座させられ、待ち構えていた敵歩兵の梱包爆薬や火炎瓶、黄燐発煙弾などの攻撃を浴びせられさせられ車内の乗員は蒸し焼きにさせられる、という教訓をWW2から学ばなかったのですか？
それとも下請け企業に油圧サスのおこぼれを受注させることで財閥の安泰を優先させたということなのでしょうか？
米軍は戦意旺盛なドイツや日本軍の行った、絶望的に勝利の見込めない状況での積極進取、激烈な対機甲近接戦闘を戦った経験から、転輪間隔を詰めM4まで続いた伝統的サスペンションを放棄し、M26以降は一貫してトーションバーを採用しています。

Answer 1

基本的に自衛隊は今の戦い方として「普戦共同」ですので肉薄歩兵に撃破されることを想定してません。

ただし自衛隊側が転輪間隔については自覚しているのかどうか分かりませんが、（ゴムまで含めればほぼ転輪全てが隠れる）サイドスカートを採用してるので転輪間隔についての脆弱性はある程度克服してると考えて良いのではないでしょうか。


> 下請け企業に油圧サスのおこぼれを受注させることで財閥の安泰を優先させたということなのでしょうか？

これに関しては無いと思います。防衛産業は本当にお金にならないので。


10式戦車は、そのほとんどを「軽量化のため」を念頭に設計されています。転輪一つ減らすだけで大幅な重量削減ができるのでそのためにああなったのでしょう。

質問者からのお礼コメント

第2のノモンハンが起きますね