BMW M3 クーペ 「アナログ感」のユーザーレビュー

アナログ感

2024.11.14

総評

いろんな媒体や世論的に「史上最低のM3」にされることが多いE36型ですが、ハンドルを握ってアクセルを踏めばそんなことはどうでも良くなります。
この性能、サイズ、アナログ感、手の内感、昔の直線基調と現代の過渡期＆とても控えめなデザイン、、他に代わる車がありません。

満足している点

・ほぼ5ナンバーサイズの大きさ
・ボディーのしっかり感（90年代にしては）
・直進安定性
・ハンドリング(というかリアのドッシリ感)
・エンジンのアナログ感（紐スロ6連スロットル吸気音最高）
・マクラーレンF1のエンジンのヘッドと同じらしいこと！(M3Bだけ)
・気難しいところが殆どない
・きちんと4名乗れてトランクも広い
・比較的シンプルな作りで修理しやすい（らしい）こと
・電子制御が殆ど無いから機械としての素晴らしさを全面的に感じられること

不満な点

・内装がすぐボロボロになる（浮き）
・ちょいちょい持病がある

デザイン

5

他の世代のM3に比べて控えめなデザインで本当の意味で「羊の皮」感があります。直線基調に丸みを帯びた過渡期のデザインも良い。

走行性能

5

トルク32キロ286馬力は、ターボや電子制御が全盛の今となっては大したことはありません。が、トラクションコントロール無しで操れる車体の素直さがあります。古の高性能エンジンと思って乗ると、案外普通に扱えます。

乗り心地

3

車高調が入っているので、あまり良くはないです。

積載性

5

ほぼ5ナンバーサイズのクーペで容量は405リットル。十分です。

燃費

4

3000ccのスポーツエンジンで5速直結。高速燃費では11.3くらいは行きます。内容を考えれば上出来かと。

価格

2

自分が買ったときは底値でコスパは良かったが、2024年現在ではちょっと高すぎると思います。

故障経験

燃料漏れ、エキマニ割れ、クラッチマスターシリンダーのオイル漏れ、オルタネーター急死、サンルーフ不動、ステアリングが引っかかる＆異音、ステアリングラック交換、、など、。。