BMW M3 クーペ 「目立たないスーパーカー ノーマルクーペと見誤る様な外観はＭを強調し過ぎず、颯爽としながらも控えめ（私のはシルバー）、でも操縦してみると非常に面白い車。」のユーザーレビュー

目立たないスーパーカー ノーマルクーペと見誤る様な外観はＭを強調し過ぎず、颯爽としながらも控えめ（私のはシルバー）、でも操縦してみると非常に面白い車。

2006.12.22

総評

目立たないスーパーカー
ノーマルクーペと見誤る様な外観はＭを強調し過ぎず、颯爽としながらも控えめ（私のはシルバー）、でも操縦してみると非常に面白い車。
車体のガッチリ感が強く、無駄な装備が少ない為かＢＭＷにしては故障が少なく、燃費も9.6km/L（高速中心、飛ばした方が燃費が良い）出ており満足。
ＳＭＧⅡはオート５段階、マニュアル６段階を状況に応じて走行中にボタン一つで切替出来、どの段階でもＡＴとは違ったマニュアルのダイレクト感が有る。
ＡＴの様に円滑に加速するには慣れが必要で、パワーが有るだけに低速でのアクセル操作に気は使うが、この車を操るのはもういい年の自分にとっても至福の時間である。
アメリカでのＢＭＷの標語”The Ultimate Driving Machine”はこの車にピッタリだと思う。
多少癖があり、誰にでも勧められる訳ではないが、マシンを自分の思い通りに操縦して躍動的な運転感覚を楽しむには最高の車。

満足している点

流麗なスタイル。頑丈な車体。結構使えるトランクスペース。可倒式リアシートで更に積込み可。居住性の良い後席シートと十分な車内空間。ハーマンカードンの良い音質。スポーツカーとしては最高の居住性では?
そして何といっても非常に強力なエンジン。踏み込むと気持ちの良い音と共に、一瞬周りの車が皆止まってしまった様に加速する。
あと、長短両面あるが車の性格を１１段階に変えてくれるＳＭＧⅡ。
更にSportボタンを押せばエンジンの出力がグンと上がる。
慣れてくると、これらを色々切り替えながら走るのも楽しい。
燃費は高速中心で9.6km出ているので文句なし。

不満な点

速く走ると自然に虫や飛び石の痕が付き易くなる事。
（これは車の短所ではないが、車に誘われるからやっぱり短所）
低速での変速に若干ぎこちないショックがある。
（マニュアル車を自動的にクラッチ操作し変速させる仕組みだが、未だ改良の余地が有る。今は更に改良が進んでいる筈。）
ローからの発進はエンジンにパワーが有る一方、クラッチをＳＭＧが自動で繋ぐため、アクセルに気をつけないとガツンといったスタートになる。同乗者が有る時はセカンド発進がベター。
ローでの発進音が大きく、信号で隣に止まった車が、つられて負けじとダッシュしてくる。Ｍ３が街中の信号で大音響で隣の車と競うのも気恥ずかしく、気後れして居る内にスタートで遅れてしまう。前に信号や他の車が無ければ、セカンドで振り抜けるが。最近、普通のＡＴ車の発進もスムーズで速い。
フロントスカートが低く、駐車場の車止めに当たらぬ様気を使う。
過去の経験から、ＢＭＷは故障すると修理費がべらぼうに高く付く。
（このＭ３は幸いまだ故障してないが）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験