アウディ S5 (クーペ) のみんなの質問

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車に関してです。エンジンの排気量1.5L、2.0L、3.5Lなど色々ありますよね。

排気量が大きくなれば、馬力があってガソリンをより多く消費するのは知っていますが、そもそもこの排気量って何なんでしょうか?
またV6、V8などこれも6気筒、8気筒で、これも多くなればパワーがあるのは知っていますが、この気筒というものはどういった役割を果たすものなのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

排気量 (はいきりょう)とは、内燃機関の燃焼行程に関わる容積の大きさを示す数値で、エンジンの性能指標のひとつである。単位は立方センチメートル(cm³)であるが、慣習的にリットルを用いたり、日本国外では立方インチを使用するケースもある。
一般には排気量が大きくなるにしたがって、単位時間あたりの燃焼する燃料が多くなるため、エンジンのトルクおよび出力は増加する傾向にある。反対に燃費は悪化する傾向があるが、機械損失(主に摩擦)やパワーバンド、エンジン設計の関係上、小排気量エンジンが必ずしも低燃費であるわけではない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%92%E6%B0%97%E9%87%8F

気筒数の選択による違いは下記の通りです。

通常,大きな排気量エンジンの場合,1気筒あたりの排気量を500ccくらいにします。ここでは,この「500cc」をひとつの例として,500ccより大きい場合と小さい場合を説明いたします。

●冷却損失
500ccより小さいと,排気量に対して燃焼室の表面積が大きくなります。すると冷却損失(燃焼室の熱エネルギが冷却水やエンジンブロックへ逃げる損失)が大きくなり,エンジン出力の低下・効率の低下・燃費の低下になります(おもに街乗りなどの負荷の低い場合)。

冷却損失というと,いろいろある損失のひとつと思いがちですが,違います。エンジンの出力(馬力)と同じくらいのエネルギがロスになるのです。例えば

出力:冷却損失:排気損失=25:35:40 (街乗り程度の負荷の場合)

●充填効率
500ccより大きいと,吸入空気が燃焼室に入るために時間がかかり,結果的に充填効率が落ちます。

●時間損失
500ccより大きいと,燃焼室内の燃焼時間が長くなります。ガソリンエンジンのような点火プラグを使うエンジンでは,点火プラグでの点火から火炎が周囲に広がります。このとき,強いスワール(燃焼室内の横方向の渦)があれば,火炎伝播速度が速くなり,より短時間で燃焼します。燃焼が短時間であるほど,燃焼効率は高くなり,結果的に燃費が良くなります。

●ノッキング
通常,エンジンのボア径(シリンダの直径)の最大値はだいたい85~90mmです。これ以上大きいと,火炎伝播時間がかかり,燃焼室の端の方のガスが未燃のまま終わったり,火炎の到着前に,勝手に燃え出す(ノッキング)がおきます。

ディーゼルエンジンの排気量が大きいのは,燃焼室内のいろいろなところで燃焼がおきるため,火炎伝播時間が不要だからです。

●慣性質量
1気筒あたりの排気量が大きくなると,ピストンが重くなります。これにともないクランク軸をはじめとして部品強度をあげる必要があります。そうなると部品の重量も重くなり,回転部品であれば,大きな遠心力が発生します。そのためそれを支える部品強度も必要になります。

つまり気筒あたりの排気量が大きいほど,高回転化がむずかしいことになります。

●振動
クランク軸のねじり振動についていえば,直列の6気筒が最良です。V8も同じくらい良いレベルです。しかしV6やV10はあまり良くありません。このためV6エンジンの多くは,

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以下,気筒数が多い場合のメリットとデメリットをまとめておきましょう


●多気筒化のメリット
・レスポンスが良くなる … ピストンなどの慣性質量が小さくなりますので、レスポンス(回転数応答性)が良くなります。

・NVH(振動騒音)が改善します … 1気筒あたりの起振力が小さくなるためです。

・高回転により対応しやすくなります … 慣性質量が小さく、しかも点火栓(プラグ)からエンドガスまでの距離が短くなるためです。

・高出力になります … 1気筒あたりの排気量に対する吸・排気弁面積が相対的に大きくなるためです ~ 高回転時(全開加速)にはこの通りです。低回転時(街乗り)には,冷却損失がきいてきて,出力は低くなります

●多気筒化のデメリット
・エンジン体格の大型化 → 衝突ゾーンの確保が困難
・エンジン質量の増大化
・冷却損失の増大化 … 排気量(燃焼室容積)に対して燃焼室表面積が相対的に大きくなるためです。なお冷却損失は、出力とほぼ同じ程度です。つまり燃焼エネルギの23%くらいが動力、35%くらいが冷却損失、残りが排気損失。
・フリクションの増大化 … 摺動部位の長さが増加するためです。
・部品点数の増加
・加工工程の増加
・材料費の増加
・コスト増加

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●現状
最近の排気量2.0Lエンジンはほとんど4気筒です。30年前にはすべて6気筒でした。これはバランサーシャフトを使い振動を抑え,冷却損失を低減し,燃費を向上するためです。

●3.5Lエンジンの気筒数
ほぼ500ccが最良なので,6気筒が一般的です。V8にすると,振動はわずかに改善しますが,冷却損失が大きくなり,街乗り燃費が悪化します。
V10にすると,冷却損失とともにフリクションロスが顕著になり,燃費はさらに悪化します。また回転バランスがとれないので,振動も大きくなります(スポーツ車はその振動が楽しい)。V10でバンク角の標準は72度ですが,排気干渉やエンジン横方向寸法を考慮して,別の角度を選ぶ場合があります。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1335700773?__ysp=5rCX562S5pWw44Go44Gv

その他の回答 (3件)

  • 気筒とは、注射器みたいな物です。
    注射器の中に入っているピストンが上下動して仕事をします。

    排気量は注射器の中に入る薬剤の量の様なものです。

    排気量(薬剤の量)が大きい程パワーが出ます。
    気筒(注射器)の数が多い程パワーが出ます。

  • そもそもこの排気量って何なんでしょうか?

    シリンダ内に
    吸い込んだ
    ガソリンと空気(混合気)を
    点火プラグの火花で
    完全燃焼させるだけに必要な
    ピストンの動く体積量(cc)


    体積量は
    ボア(内径)×ストローク(行程)で計算

    回答の画像
  • ↓これ、参考にしてください。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%92%E6%B0%97%E9%87%8F

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