2020年12月
■2020年12月
アウディ ジャパンは、2020年7月にフルモデルチェンジを実施した「アウディQ3」のハイパフォーマンスモデル「アウディRS Q3」を同年10月27日に発表、同年12月8日に発売した。
第二世代となったRS Q3には最高出力400ps、最大トルク480Nmを発生するオールアルミ製2.5リッター直列5気筒ターボエンジンを搭載。デュアルクラッチ式の7速Sトロニックとともに組み合わされるクワトロフルタイム四輪駆動システムには、コンパクトかつ軽量な電子制御多板クラッチを採用する。前後アクスルに駆動力を可変配分することで大パワーを路面に伝達。高い直進安定性を操縦安定性を実現しながら0-100km/h加速4.5秒をマークするという。
足まわりはアウディQ3に対して車高を10㎜低めた「RSスポーツサスペンション」を標準装備する。さらに減衰力を電子制御する「RSダンピングコントロールサスペンション」も用意されている。
エクステリアはブラックのハニカムメッシュグリルを備えたシングルフレームグリル、大型エアインレット、RSシリーズ専用の前後バンパー、リヤディフューザー、左右2本出しの楕円形テールパイプを装着。往年のアウディスポーツクワトロを彷彿とさせる前後のブリスターフェンダー、彫りの深いサイドのロワーラインなどでRSシリーズならではの力強さを表現した。20インチ10スポークのアルミホイールを標準装備し、21インチアルミホイールをオプションで用意する。カラードブレーキキャリパーレッド、セラミックブレーキ、RSスポーツエキゾーストシステムなどの選択も可能だ。
インテリアはオクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインをインストルメントパネルに配したほか、RSシリーズ専用モード付きの「アウディバーチャルコックピットプラス」を装備。RSロゴ付きアルカンターラ/レザースポーツシートも装備されている。さらにステアリング、シフトノブ、シートベルト、フロアマットなどにアクセントとなるステッチを配した「RSデザインパッケージ」などがオプション設定されている。
2022年8月23日には価格改定を実施した。