アウディ RS3(セダン) 「最もアウディらしさが味わえる最後の1台」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
5
積載性
5
燃費
5
価格
5

最もアウディらしさが味わえる最後の1台

2022.6.23

年式
2022年4月〜モデル
総評
アウディ・スポーツの血を色濃く残す1台。骨太な走りは魅了されない人はいないハズ。猛烈に過激で、それでいて日常を考えるならRS3は最高の選択だ。エンジン車が絶滅する前に、栄光の車が欲しい人はぜひ!
満足している点
1980年代、WRCを席巻したUr-クワトロと同じ「5気筒エンジン+クワトロシステム」の血を受け継ぐ1台。最もアウディスポーツの濃度が濃い1台だ。
不満な点
A3のエントリーと比べて2倍近いプライス。だが唯一無二の直5+クワトロの前ではそのような値段は些細な物だ。
デザイン

5

過激な専用エアロを纏いながら、アウディらしいクールな佇まいを魅せる。室内もスポーツ濃度は相当高く気分が上がるのだが、上質さによってクールダウン。大人のスポーツセダンに仕上げられている。
走行性能

5

過激なエキゾーストが気分を盛り上げる。最高出力400PS、最大トルク51kgmを誇る世界唯一の2.5リッター直列5気筒TFSIエンジンの加速とフィールは快感の一言。御自慢のクアトロと相まって、怖さは全くなくオンザレールで意のままに走る。これは最高だ!
乗り心地

5

電子制御ダンパーによって、普段は実にマイルド。しかしSPORTモードにすればハードでシャープな味わいへと変わる。まるでジキルとハイドのような1台で、ドライバーの気持ちとTPOに幅広く対応する。
積載性

5

コンパクトセダンだが、荷室の容量は425Lと十分。もちろん後席の背もたれを倒すこともできるので、長物にも対応可能だ。この状態になればタイヤ4本と工具、ヘルメットなどを積んでサーキット走行も難しい話ではないハズ。
燃費

5

世界唯一の直列5気筒エンジンの実測燃費はリッター8㎞台。しかもハイオク専用なので、お財布には厳しい。だが直列5気筒エンジンがガソリンを力と官能に変換していると思えば、燃費など些細な話だ。
価格

5

818万円という価格は決して安くはない。だが、ほぼ同じ仕様であるクーペモデルTTRSが1076万円ということを考えるとバーゲンプライスに思えてしまう。オプションは高いのは仕方のないところ。それでも乗り出しは1000万円を下回るハズだ。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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