アウディ R8 （クーペ） 「〇アウディーブランドの方向性を変える一台 今迄、アウディーのブランドイメージとして、VWﾌｧﾐﾘｰのドイツ３兄弟（①ワーゲン、②アウディー、③ポルシェ」のユーザーレビュー

〇アウディーブランドの方向性を変える一台 今迄、アウディーのブランドイメージとして、VWﾌｧﾐﾘｰのドイツ３兄弟（①ワーゲン、②アウディー、③ポルシェ

2007.7.29

総評

〇アウディーブランドの方向性を変える一台
今迄、アウディーのブランドイメージとして、VWﾌｧﾐﾘｰのドイツ３兄弟（①ワーゲン、②アウディー、③ポルシェ）のすみ分け（①ワーゲン＝ベース、アウディー＝VWの上位ラグジュアリー系、ポルシェ＝ピュアスポーツ系）が成されていたイメージが有ったが、（勿論、イタ車だがアウディー傘下のランボルギーニもあるが・・）この車は、上述の定義を覆す、ドイツ系ランボルギーニ・コンセプトの車。ドイツ車の信頼性と、イタ車のエクステリアコンセプト＜ワイド＆ロー＞を持ち合わせ、ミッドシップの２シーターながらAT、ランボル系程ストイックなスポーツカーイメージではなく、ラグジュアリでまるで欧州版の＜（NSX+ﾚｸｻｽSC）÷2＞のような車。格好は良いけど、イタ車はちょっと・・・と思われていた諸氏や（すでにもっている方の増車もあるかもしれませんが）、また、AMG-SL系とも違い、ﾍﾞﾝﾄﾚｰのｸｰﾍﾟやｼﾞｬｶﾞｰのｸｰﾍﾟとも又違う雰囲気を持ち、格好良くて、希少で、スーパーカー度が高いモノが欲しい方にぴったりではないでしょうか。ﾌｪﾗｰﾘF430やﾎﾟﾙｼｪ911ﾀｰﾎﾞより低い価格設定ですし、今後のセールスが興味有ります。走行性能も勿論興味ありますが、その辺りは今後のジャーナリスト評価でわかるでしょう。格好重視で選択してよい車ではないでしょうか。当面はフェラーリF430より目立つかも。

満足している点

フェラーリやランボルのようなイタ車系デザインでありながら、故障はイタ車より少ないと思われるドイツ系でかつ販売実績も多い、アウディーのブランド。
アウディお得意の4WDシステムで軽量BODY+4.2Lで420psの大パワーを、ATで万人に扱いやすく考えている。この辺りの発想はスパルタンなイタ車系とは逆。
TT等も市場認知され、今後ますますスポーツ系に期待できると思う。何より、この、イタ車系のエクステリアで、ドイツ車という点が素晴らしいと思う。この価格帯で新車購入できる富豪層の方々のお洒落で格好いいスポーツカーとしてはかなり良いチョイスではないだろうか。

不満な点

ブランドイメージとして、ラグジュアリ・カーのイメージが強いアウディーブランドの２シーター、MR、の１７００万円級スーパーカーが受け入れられるかが一寸疑問。価格体系からは、フェラーリ、ランボル、ポルシェのスーパーカー御三家とかち合い、当方の勝手なイメージながらやはり、アウディーは１０００万前後迄の車のイメージのブランド。
但し、今や、国産レクサスLSでも１５００万のご時勢なので、この心配は無用なのかも。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験