ニックネーム非公開さん
アウディ A3スポーツバック
グレード:スポーツバック 3.2クワトロ_RHD_4WD(AT_3.2)
2006年式
乗車形式:マイカー
A3 3.2クアトロは値段的にも性能的にも本来のA3ではないと言える。その証拠が、殆ど市場に出回っていないこと(町で見ないでしょう?私は購入後4年経
2010.3.7
- 総評
- A3 3.2クアトロは値段的にも性能的にも本来のA3ではないと言える。その証拠が、殆ど市場に出回っていないこと(町で見ないでしょう?私は購入後4年経過で、1台も3.2 クアトロと出会っていません。)や、激しい値落ちに現れている。
素晴らしい車だが、同時にきわめて趣味性の強い車であるから、普通の人は手を出さない方が良いだろう。(もう新車販売はしていないから良いのだが。)しかし、ノーマルアスピレーション大排気量車のフィーリングが好きな人にはたまらない車だと思う。低速走行時の騒音や足回りの固さは、高速走行で法定速度をやや超えたあたりから静かに、フラットになってくる。そして超高速域に入っても退屈なほど室内はクールなままで、ドイツ車は確かにここを狙ってセッティングしているのだと納得できる。これはいかなる国産車にも求めることのできない領域だと確信する。
カタログ落ちした現状では、市場に残っている3.2 クアトロの数は限られている。今後スポーティカーにもダウンサイジングの波が押し寄せてくることは間違いないので、趣味の合う方はいま手に入れておくべきだと思う。値落ちが激しいので、中古で格安で手に入ります。手に入れたら永く乗る車です。
- 満足している点
- 1)すべてがきちんとしっかりがっちり作り込んである、国産車ではあり得ない過剰品質。
2)公称リミッターの96%を実際にメーター読みで確認できた、嘘のない走行性能。
3)この排気量、パワー、パフォーマンスにして最高9.8㎞/l~最低でも7.8㎞/l の好燃費。
4)普段はエンジン音は殆ど聞こえないが、時として「グ・ロ・ロ・ロ・ロ」と聞こえてくるV6の力強く気持ちよいサウンド。
5)カローラクラスのコンパクトなボディにV6 3.2l を積み、値段はクラウン並みという妙なクラスレス観が希少価値を感じさせ、心地よい。
6)滅多に使わないが、Sモードでアクセルを踏みこむと、ジキル博士とハイド氏のように豹変し、手に負えないスポーツカーとなる。
7)ついに3.2l クアトロがカタログ落ちした!希少車種のオーナーとしては嬉しい限りである。
- 不満な点
- 1)制限速度内で一般道路を普通に走っていると固すぎる足回り、値段が信じられないノイズ。
2)品質を売りにしながら、購入2年目で剥がれてきたパワーウィンドスイッチ周りの塗装。
3)オプション設定もなかったオートクルーズ。
4)初期DSGに特有の低速時ギクシャク感。
5)100㎞/h 時2,500回転のギア設定。せめて2,200にしてくれたら高速走行で10㎞/l は確実にマークする。
6)走行時見ることのできない純正TV。安全のためとはいえ頑すぎる。
7)希少車種とはいえ激しすぎる値落ち。アウディ車購入を検討している方は、自分が何年で乗り換えるかしっかり考え、値落ち情報を確認してから購入すべし。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験