フランスで毒蛇に噛まれてきました
<年式が2012年2月FMCと書いてありますが・・・実際には昨年2011年フランスでのレンタカー利用です>
昨年8月
2012.1.8
- 総評
- フランスで毒蛇に噛まれてきました
<年式が2012年2月FMCと書いてありますが・・・実際には昨年2011年フランスでのレンタカー利用です>
昨年8月下旬にフランスのレンタカーでジュリエッタを1週間ほど借り、フランス中部のクレルモンフェランから、シャモニ、スイスの山間部を折り返して、フランス第2の都市のリヨンまで戻る行程、1,000キロほどを走行(山岳路、高速道路半々)しました。
一昨年もフランスに行きましたが、その時はほとんどアルファロメオを見ませんでしたが、昨年はパリなどでもかなりの数のジュリエッタを見ました。 フランスでは相応の期待なり評価を受けている車と思われます。なお、私が借りうけた期間中、トラブルは発生しませんでした。
これまでシトロエン2台、ランドローバーと乗り継いできましたが、輸入車の取っ掛かりとなった、(雑誌記事の)アルファロメオに乗れて満足しています。
なお、レンタカーのグレードは6MTのディーゼルでした。CD等のステレオは装備されていましたが、NAVIは無く、オートスピードコントロールは装備されていました。
<平均燃費はよくわかりません。 最後のほうで給油しました。 そこから返却したレンタカー営業所までさらに3時間くらい。>
- 満足している点
- 1.【高速性能】割りこんだり、煽ったり、遅いのに追い越し車線に貼りついたり、暴走する車が多い未成熟なマナーの日本の高速道路と比べると、ごくごく一部の方が途方も無いスピードを出す以外は、フランスの高速道路は130キロ制限をキッチリと守るマナー良い高速道路でした。そんな高速道路を走り、アルファロメオが提唱したGT(グランツーリスモ)との意味が何となくわかったような気がしました(日本の大多数の方が思い浮かべるイメージとは違うような気がします)。最も驚いたのは、高速道路でレーンチェンジした際の後輪の追随性(前後輪サスペンション収縮のタイムラグが無い)が良好なので、ヒヤリとすることが極めて少ないような気がします。
2.【動力性能】ディーゼルエンジンでしたが、回転数から計算すると180キロはオーバーできる実力です。もしアルファを買うことになったらば、迷わずマニュアルにすることでしょう。 ディーゼルとは言え、わざとピーキーな設定をしているのか、3000回転を越えないとトルクが出ないような気がしました。
3.【雰囲気】アルファマークには胸が相当に高鳴ったものの、ジュリエッタ外装(インプレッサに似ている?)、内装にはあまり心が踊ることはありませんでした。 しかしながら130キロで走行中に、立ち気味(実際には相応に寝てる)のフロントピラーから眺める丘陵を見ていると、スタイルも含めたイタリア車の雰囲気の良さがわかったような気がしました。同乗の妻も同じ事を感じていたようです。それは、デザイン、アルファという名前の響きによって、周囲から羨望の眼差しで見られているような感覚(妄想)だったのかもしれません。
4.【意外な快適装備】最初は操作がわかりませんでしたが、左レバーをグッと押すと速度設定がされて快適なツーリングができました。
5.【威圧感】自分の車がどう見られていたかどうか不明ですが、高輝度のLEDを装備した車にはバックミラーに映るとそれなりの威圧感があります。 ジュリエッタも縦並びのLEDと盾グリルでそれなりの威圧感があったように思われます。
6.【実用性】グランドクリアランスが確保されているので、輪止めの高さを気にすることが無かったので、日本のコンビニに駐車するときなどにも神経質にならずに済むと思われます。
- 不満な点
- 1.【アルファ伝説】
フランスで走るイタリア車は、極めて数が少ない状況下、某大手レンタカー会社のフランスの営業所では、ルノーやらプジョーとほぼ同数のジュリエッタが駐車していました。 実際には数々の保証や、保険などで、種々のリスクに対する備えがあるのかもしれませんが、手ごわそうなアルファロメオをわざわざイタリアから輸入してレンタカーに仕立てて大丈夫でしょうか? それとも、プロなりに、ジュリエッタのトラブリません!長持ちしますヨ!情報を仕入れているなり、確固たる根拠を掴んでいるのでしょうか? 他人事ながら、大変気になるところです。 ←このような伝説めいた不安をオーナー予備軍候補の私にさえも抱かせてしまうのが、この車の最大のウィークポイントでしょう。
2.【日本では・・・】日本で走る限り私が経験したヨーロッパの高速道路のような居心地の良さを感じることができそうにも無いこと。 さらに、愛しのジュリエッタ嬢には、ノロノロ渋滞、近所のスーパーへの駐車は到底似合わないこと。
3.【視界】シトロエン エクザンティア、シトロエン ZX、ランドローバー フリーランダー2など、着座地点が中央に寄っていたり、車幅が広かったりして、Aピラーまでの位置が遠い車に慣れていると、市街地での視界が良くないのは、ちと困ったものです。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験