アルファロメオ 147 「蛇の毒にやられるか否か 以前より興味深々だった147ですが、既に2LのMT&3ドアがカタログ落ち。色々迷ったが程度の良い中古であればと車屋に探」のユーザーレビュー

蛇の毒にやられるか否か 以前より興味深々だった147ですが、既に2LのMT&3ドアがカタログ落ち。色々迷ったが程度の良い中古であればと車屋に探

2009.8.8

総評

蛇の毒にやられるか否か
以前より興味深々だった147ですが、既に2LのMT&3ドアがカタログ落ち。色々迷ったが程度の良い中古であればと車屋に探してもらい、希望通りの2L、3ドアのTIを購入。4ヶ月ほど乗ってのインプレです。
この車の魅力はデザインと走りの楽しさにあります。他の方のインプレにもあるように決して速い車ではありませんし、軋み音などの完成度と言う面ではドイツ車や国産車には到底及びません。
ドイツ車や国産車のようなスペックを含めた車としての完成度を求める方は、この車を評価しないと思います。
逆に自分の感性に合ってると思った人は、短所を補って余りある魅力に参ってしまい、それが「蛇の毒にやられた」という表現を使うのだと思います。
私は大満足なので総合評価は5点ですが、何度も挙げる車としての完成度を加味して一般的な車の評価として、お買い得感の点を3点としました。

満足している点

・デザイン
　昨今の車のフロントマスクが複雑なのに対して単純だが、例えばボンネット先端がグリルとより出っ張っているなど、あえて外すことで間抜けになっていない。この顔に惚れると他の車の顔はひたすらウザく感じてしまうほど。また、一般的にスポーティなデザインは前後アンダースポイラーとサイドステップで低重心な印象を与えることで成り立つがこの車にはそれが無い。なのにスポーティな雰囲気が出ている。これは見事と言うしかない。MC前後で顔つきなど違うが、前は前でいいと思います。
・エンジン音
　排気音ではなくエンジン音。4気筒ででこんな音を発するエンジン他には無い。燃費が悪化するとわかっていてもついつい回してしまう。
・ハンドリング
　非常にクイックだが神経質ではなく絶妙。エンジン音と併せて走り屋でなくとも山道を走りたくなってしまう。高速道路も安定した直進性を示します。
・シート
　TI（現行ではスポルティーバ）のレザーシートは最高。私の人生で初めての疲れを知らないシートです。
元気良く走らずとも、エンジンをかけてソロリと走りだした瞬間に楽しい車です。通勤レベルの速度、走りでも顔がにやけてしまいます。

不満な点

私は蛇の毒にやられてしまった一人なので、魅力との引き換えで気にしていませんが、おそらく車の完成度としてはこれらは短所だと思います。
・ボンネットとフェンダー、ドアとサイドパネルの隙間などがかなり大きい。VWのレベルから見たら何これ？と思うかもしれません。
・塗装が弱い。私のは銀ですが、飛び石で小さな塗装の割れが多数出来ました。
・2.0L、150PSのエンジンでハイオク10Km/Lの燃費は現代レベルでは悪いと言えます。（なのでMITOなど新世代は1.4Lターボです）
・出足は悪くないが3000rpm以下のトルクはあんまり無いです。2車線の道で信号青の走り出しの時、フィット速いなーと思うくらいです。
・軋み音やエンジン音などが車内に入って来ますので、車に静粛性を求める方には100%NGな車でしょう。
・私のはタイヤが17インチの45扁平ですが、乗り心地に関して妻からは大不評です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験