セントラルサーキットで開催されたチャオイタリア2023
2023年10月22日(日)に兵庫県のセントラルサーキットで開催された「Ciao Italia 2023」はイタリア車限定のサーキットイベント。定番ヒストリックカーから最新のスーパーカーまで、年式もメイクスも多様なモデル187台がエントリーした一大イベントの会場から、気になるクルマのオーナーにお話を伺ってみた。
【速報】アルファ ロメオ「33ストラダーレ」がイタリアで世界初公開! ひと目見ようとヒートアップ状態の会場からレポートします
アルファのV6に乗りたくて147 GTAを購入
2オーナーのユーズドで購入した2004年式アルファ ロメオ「147 GTA」を約10年所有しているという、松原史和さん。現在の仕様はオーバーレーシングのタワーバー、自作&ASSOのインテーク、海外製のサージタンク、ラジエターの容量アップ、ASSOのホイール&リアウイング、後期型の純正ブレーキ、ユニコルセの車高調&オリジナルマフラー、リップスポイラー、ネットオークションで購入した試作品のボンネット、BRIDEのシート、momoのステアリング、LSDなどとなっているが、もともとはここまでカスタムしてサーキットを走る予定はなかったそうだ。
「その前は145のツインスパークに乗っていたんですが、アルファのV6に乗ってみたくて購入しました。多分、改造していたのをノーマルに戻したような感じでしたね。V6だとセダン系もあったんですけど、車庫の関係で147になりました。もともとは通勤とちょっと楽しめたらという感じだったんですけど、ユニコルセさんに誘われてサーキットを走った時に楽しかったので」
サーキットに走りに行くのにサイズ感もちょうどいい
サーキット走行は主にセントラルサーキットと岡山国際サーキットで行っているそうで、メンテナンスに関しても「周りの人が思ってるほど、イタリア車は壊れる、走らない、というイメージではないです」とのことだ。ところで松原さん、リアのタワーバーを走行前に装着していたが、それには理由があるそうだ。
「タワーバーを付けていると荷物が積めないんですよ。今日はタイヤを積んできていないですけど、岡山に行く時はこのサイズのタイヤをちょうど4本積めるんで。そういう意味ではサイズ感もいいし、この大きさでV6積んでいるクルマって数えるぐらいしかないですからね」
今後はメンテナンスに力を注ぎたい
ウインドウウォッシャーの配管やホイールアーチのフラップなど自身で手を入れることもある松原さん。
「(ホイールアーチのフラップに関しては)エアロパーツ屋さんの風洞実験の映像とか見て、タイヤに巻き込む空気の流れを外に逃がすために付けてます。同じようなクルマの状況だったんで、効果はあるはずだと思っているんですが」
なお今後はさらなるタイムアップに対するチューニング、ではなく、メンテナンスに注力していきたいのだそうだ。
「今後に関しては、正直なところ傷んできてるところの修理ですね。タイミングベルトが交換時期でガスケットも抜け気味なので、腰上だけでもオーバーホールしたいなとは思っているんです。純正部品の供給もだいぶしんどくなってきているので。後はバネレートを変えるぐらいで、壊さないようします。その割には雨でスピンしたりしてるんですけどね」
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みんなのコメント
TSでも音が心地いいしV6は最高。スーパースプリントあたり入れてれば最高の音ドーピングできる。
フィアット期のFFアルファは安くて最高のおもちゃだった。