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マクラーレンとの提携は、”ワークス契約”の始まりではない。メルセデスF1代表が説明

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マクラーレンとの提携は、”ワークス契約”の始まりではない。メルセデスF1代表が説明

メルセデスは、2021年からマクラーレンにもパワーユニットを供給することになった。これにより、2014年以来7年ぶりに”マクラーレン・メルセデス”が復活することになる。

マクラーレンとメルセデスのパートナーシップは、メルセデスが2009年にブラウンGPとフォースインディアにエンジンを供給するまで、独占的なモノだった。しかし2010年からは、ブラウンGPを引き継ぐ形でメルセデスのワークスチームが誕生。その後もマクラーレンへのエンジン(パワーユニット)供給はカスタマー契約として続いたが、マクラーレンは2015年からホンダと組むことになった。

■マクラーレン、2021年にPUをスイッチ。マクラーレン・メルセデスが復活へ

2021年から復活するマクラーレンとのパートナーシップは、メルセデスのワークスチームの計画に影響を与えるのか……そう尋ねられたメルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、motorpsort.comに対して次のように語った。

「そうした日々(マクラーレン・メルセデス時代)があったから、我々の関係はかなり強固なものになっている」

そうウルフ代表は語った。

「しかし我々にとっては、今ワークスチームがあるということを明確にしておくことが重要だ。そして、マクラーレンとの関係は、カスタマーパワーユニットを供給するという契約だ。ワークス契約のスタートではない」

「現状では、F1が今後どのように進み、どのように発展していくかを理解することに集中しており、そしてできればワークスチームとして継続していきたいと思っている」

現在メルセデスは、ウイリアムズとレーシングポイントにもパワーユニットを供給しているため、マクラーレンとの関係がスタートする2021年からは、ワークスチームを含め4チーム供給体制へと拡大することになる。

ウルフ代表曰く、メルセデスのパワーユニットの開発を担う”メルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズ”は、レースチームの計画とはリンクしていないという。

「我々は、エンジンサプライヤーとして強力な体制を整えており、非常に長い歴史を持っている。そしてうまく機能しているワークスチームがある。共同で戦うこと、そして独立して動くことの両方にメリットがあるのだ」

そうウルフ代表は語った。

「誤解を避けるために申し上げると、供給の範囲を広げてエンジンサプライヤーとしての立場にとどまり、ワークスチームとして参戦しないことを選択できるという意味ではない」

「そういうことを私は言っているわけではない。我々はワークスチームとして戦うことを楽しんでいる」

マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、パワーユニットをメルセデス製に切り替えることを決めた理由について、2020年以降ルノーがF1から撤退するのではという懸念に影響を受けたものではないと語る。しかしその一方で、メルセデスの長期間にわたるF1への関与は魅力的だったと認めた。

「彼らが示しているモノ全てが、このスポーツにとても献身的なのだ」

そうブラウンは語った。

「過去のメルセデスとの関係を考えれば、彼らがどれだけこのスポーツに献身的か、我々はそれを理解しているのだ」

「マクラーレンのスタッフの多くは、メルセデスと働いた経験がある。そして、ブリックワース(メルセデスのファクトリー)で働く人たちのことを知っているんだ」

「だから我々は、メルセデスが長期的にこのスポーツに対して献身を続けてきたことについて、非常に満足している」

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