編集部の関係筋がカムフラ姿の発売前モデルを走行中に発見した。真相は不明ながら、その姿は明らかにスポーツカー。もしやこの謎のクーペは、次期スープラである可能性もありそうだ。
関係筋が謎の車両を発見したのは11月15日。東北道・佐野IC付近でのことだった。普段なら交通の流れが比較的速い東北道だがこの日は交通量が多く、速度はゆったりしていたという。
ドライバーが目的地までの所要時間に気を揉んでいたその時、突如、目の前にそのクルマを発見した。それは全身にカムフラージュのラッピングをまとい、開発中の車両であることは一目瞭然だった。
エンブレムなどのブランドを特定する手がかりが何もなかったためその正体は不明だが、はっきりしていることは、それがスポーティな2ドアクーペであること。
細かな点に目を向けると、ルーフ中央にくぼみを持つダブルバブル型のルーフ形状、リアダウンフォースを稼ぎ出しそうなリアエンドのデザイン、リアにも採用するディスクブレーキなど、空力性能やブレーキ性能を追求したパッケージングであることがわかる。
またそのエクステリアデザインは、これまで世界各地で幾度かスクープされた次期スープラとされる車両にリア周りの形状がよく似ているのだ。
ちなみに次期スープラはBMWと共同で開発が行われ、プラットフォームはBMWのミッドサイズ後輪駆動のものが採用されると噂されている。そうなると前後重量配分やFRらしいハンドリングなど、BMWの素性の良さが継承されることにも期待がかかる。
真相は謎のままだが、公道走行が行われるということは開発が終盤を迎えているということ。順調に進めば1年以内にデビューする可能性もある。今後の動向に注目していきたい。
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