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黄色の「タイプR」復活! 限定の新型シビックタイプRが定番の白ではない理由とは

掲載 更新 9
黄色の「タイプR」復活! 限定の新型シビックタイプRが定番の白ではない理由とは

■久々に登場! 黄色いシビックタイプRとは?

 ホンダシビックタイプR」の限定車が、2020年秋ごろ発売されることが明らかになりました。「シビックタイプR リミテッドエディション」として登場する特別なモデルは、どのような特徴があるのでしょうか。

【画像】黄色いシビックタイプRがカッコ良すぎる! リミテッドエディションの内外装をチェック(40枚)

 リミテッドエディションの外観で目を引くのは、鮮やかなイエローのボディカラーで、サンライトイエローIIとブラックの2トーンが専用カラーとして採用されました。

 シビックタイプRのボディカラーというと、チャンピオンシップホワイトが定番ですが、なぜ今回、イエローが採用されたのでしょうか。

 シビックタイプRの開発責任者である柿沼氏は、次のようにコメントしています。

「今回、タイプRというブランドをさらに見つめなおし、軽さと速さを研ぎ澄ませたリミテッドエディションを開発しました。

 リミテッドエディションは、1990年代のタイプRを彷彿とさせるサンライトイエローの復刻カラー『サンライトイエローII』とブラックの2トーンカラーを採用し、タイプRの起源を感じられる仕様となっています。

 タイプRの起源に立ち返り、そこに息づいていた潔さや佇まいを現代によみがえらせました。このリミテッドエディションを、タイプRのコアなファンにお届けすることができたら幸いです」

 新色のサンライトイエローIIは、1990年代のシビックタイプRや「インテグラタイプR」に用いられていたサンライトイエローの復刻カラーとなり、ルーフとドアミラーキャップ、インテークカバーをブラック化することで、スポーティで精悍な印象を強調しました。

 ルーフのブラックはマスキングして塗り分けられ、非常に手間がかかることから、通常とは別のラインで塗装がおこなわれるといいます。

 また、リアに装着される「CIVIC」エンブレムとシフト付近に装着されるシリアルナンバーのプレートがクロム仕上げになるなど、リミテッドエディションだけのの特別装備も盛り込まれました。

■徹底的な軽量化によってピュアスポーツ性能が向上

 ベースとなる「シビックタイプR」は、2020年夏にマイナーチェンジを受け、「サーキット性能」「一体感・ダイレクト感」「ドライビング空間」が進化します。

 フロントグリル開口部の大型化によるエンジン冷却性の改善や、足回りなどのチューニングによるコーナリング性の向上、シフトノブの形状変更やホンダ初となるフルアルカンターラ表皮のステアリングによる操作性のアップなどを実施。

 スポーツカーとしての本質と操る喜びをさらに進化させるべく、これまでのタイプRのマイナーチェンジでは踏み入れてこなかった領域にまで改良がおこなわれました。

 さらに、運転支援システム「ホンダセンシング」が全車標準搭載となり、安全性も向上しています。

 大きく進化を遂げる新型シビックタイプRですが、リミテッドエディションではピュアスポーツ性能をさらに引き上げるため、徹底した車体の軽量化がおこなわれました。

 軽量化を実現するため、ホンダとBBS社で専用の鍛造アルミホイールを共同開発。両社がタッグを組むのは、2002年の「NSX R」以来だといいます。

 ホイール1本あたり2.5kgの軽量化を実施するとともに、車両本体では防音装備を徹底的にそぎ落とすことで、ベース車に対して合計23kgの軽量化を実現。

 さらなる身のこなしや路面追従性を研ぎ澄ませた、リミテッドディションならではのスポーツフィールが楽しめます。

 また、リミテッドエディションの専用タイヤとして、ミシュラン パイロットスポーツカップ2が採用されました(ベース車はコンチネンタル スポーツコンタクト6)。

 ドライ路面のパフォーマンスに特化したコンパウンドと内部構造を持つパイロットスポーツカップ2により、さらなる速さを身につけたリミテッドエディションは、ダンパーシステムとEPSを専用セッティングすることで、最大限の性能を発揮します。

 加えて、室内に伝わるダイレクトなエンジンサウンドや車外音をチューニングすることで、スポーツフィールを際立たせました。

※ ※ ※

 シビックタイプRの限定車「リミテッドエディション」は、日本をはじめ、欧州、北米、オーストラリアで限定販売される予定です。

 全世界で約1000台、日本では200台限定で2020年秋に発売予定とされていますが、価格や購入方法については現時点では未定となっており、新型シビックタイプRの公式サイトで順次アナウンスされることになります。

 なお、2015年に、日本には導入されなかった9代目シビックハッチバック(欧州仕様)をベースとしたシビックタイプRが限定で販売されましたが、750台という限定数に対して10倍を超える応募がありました。

 2017年に登場した現行シビックタイプRはカタログモデルとして購入できますが、かつてのタイプRを想起させるサンライトイエローIIのボディカラーは通常仕様には用意されないことから、リミテッドエディションも争奪戦が繰り広げられることが予想されます。

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みんなのコメント

9件
  •  普通にEKの頃あったろと思ったら、やっぱりそうか。でもEKのようなボーイズレーサーって車格じゃもうないから違和感は正直ある。GTRもそうなったが、もうシビックって存在がいらない子でタイプRって車種になりそう。
  • 前の代でもそうだったと記憶しているけど、シビックのラップタイムを塗り替えるメガーヌは後席を取っ払った仕様だよね。(R.S.トロフィーR的な奴?)
    メガーヌはなりふり構わずラップタイム狙いに行ってる姿勢は貪欲でいいけど、シビックは4座のままこだわってるところがホンダらしいと思う。
    マイチェン後の仕様で、4座のままルノーのタイムを塗り替えたらかっこいいなー
    正直ルノーの方がデザインはカッコいいけど、ホンダを応援してる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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