輸入車 [2024.07.10 UP]
X1もディフェンダーも大変身!輸入車SUVの10年前と今を比べてみた~SUV今昔物語~
かつては高級車の一角として扱われていたSUVだが、今や小型車にまで普及。技術の進化で、誰もが普通に扱える便利で快適な万能モデルへと成長している。
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文●ユニット・コンパス 写真●澤田和久、ユニット・コンパス、BMW、ランドローバー
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年8月号「SUVの魅力ってどこにあるのだろう?[SUV実態調査]」記事の内容です)
ユーザーの声と技術がSUVを成長させた
SUVの始祖には諸説がある。北米やイギリスでは古くから快適性を重視したクロカンは存在したし、日本でも80年代からRVブームと呼ばれる流行が生まれた。だが、乗用車の主流となるほどSUVが売れるようになったのはここ10年の話だ。
なぜSUVがここまで人気を集めるようになったのか。
理由は明確で、メリットがデメリットを上回ったから。メリットとは、存在感のあるデザインや最低地上高が高いことによる見晴らしの良さ、下回りをあまり気にしないで運転できるという気安さ、そしてゆとりのある室内空間だ。一方でデメリットは、重さを感じる走り、小回りが効かない、燃費が悪い、値段が高いといったところ。
だから2010年頃のSUVは裕福なユーザーが多い大型モデルがメインだった。しかし、環境問題が深刻化すると大型SUVに対する社会の風当たりは強くなってきた。
そこでSUVは、従来の弱点を技術の進化によって克服していく。燃費を改善し、走行性能を磨き上げることで、乗用車に近い感覚で運転できるようになった。2010年代の半ば以降、SUVはその実力を一気に高め、多くのユーザーが期待するレベルを超えたことで世界的なブームを巻き起こすことになる。
2020年以降の現在では、電子制御技術が発展したことで、小型車は悪路走破性を高めて万能モデルとなり、大型車は大きさのデメリットを打ち消すことに成功。本格クロカン系モデルも乗用車感覚で運転できるまでに扱いやすくなった。さらに燃費の問題も電動化によって大きく改善。1台で暮らしのすべてがまかなえる、究極のマルチユースカーとして完成の域に到達した。
2010年代のSUV:2010年代前半は、まだSUVブームが本格的になる前で、クルマの大きさや形によって、得意不得意の差が大きかった。小型車はハッチバックに近いデザインで、逆に大型クロカンは、舗装路面での性能に課題を抱えていた。
2020年代のSUV:小型モデルもクロカン系も、デザインはいわゆるSUV的な造形に近づき、その性能や使い勝手も平均してレベルアップしたのが特徴。扱いやすさや乗り心地、燃費が改善され、乗用車のメイン車種として選ばれるようになった。
変わらず、進化するラングラーという王道
かつてのラングラーは悪路走破性能に特化したクルマだった。しかし2007年登場の初代アンリミテッドからはオンロード性能も進化。2024年登場の最新モデルでは、先進安全装備も充実している。
人との違いが出せるクーペSUVの人気
SUVがトレンドとなり、路上にあふれるようになると、人とは違うクルマを求めるニーズも高まってくる。クーペSUVはそうした声に応える形で、多くは派生モデルとして登場。
欧州ではクーペは一般的な乗用車よりも格上という位置付けでもあるため、同じクラスならばクーペを選びたいというユーザー心理がくすぐられる。
近年ではスーパースポーツカーブランドもSUVを手がけるようになり、そうしたモデルはスポーツカー的なイメージを表現すべくクーペスタイルを採用することが多い。
大型SUVは多人数乗車可能に
アメリカや日本でミニバンが発達したのに対して、欧州ではワンボックスが商用車的イメージを持つユーザーが多く、あまり人気がなかった。
そこで欧州ブランドが目を付けたのがSUVの3列シート仕様だった。現在では、ラージクラスのSUVを中心に3列シートを装備するモデルが流行。欧州各国で高速道路の速度規制が厳しくなったことも追い風になり、着々とシェアを拡大している。多くのモデルで3列目は床下収納式になっており、不要時には大型のラゲッジルームとして利用できる。
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