かつて存在したF1チーム、ジョーダン・グランプリのオーナーを務めたエディ・ジョーダンが、癌との闘病生活の末3月20日に76歳でこの世を去った。
彼の死に、F1関係者から数多くの追悼の声が寄せられている。
■2025年は”巳年”だから蛇のF1……大胆なノーズ先端カラーリングのジョーダン197
■デビッド・クルサード(元F1ドライバー/ポッドキャスト番組でジョーダンと共同ホスト)
「エディ・ジョーダンはF1において誰かが考えられるモノ以上の力を持っており、アイルランドへの贈り物だった」
「彼の“狂気”が次にどこへ連れて行ってくれるのか、全く予想はつかなかったが、常に笑顔でそこへたどり着くことができた」
「F1がある限り、エディ・ジョーダンの話をする人は途切れないだろう。彼を友人と呼べることを光栄に思う。そして彼の家族と4人の子どもたちに愛を捧げたい」
■バーニー・エクレストン(元F1最高責任者)
「彼は非常に特別な人だった。そして今、F1においてエディのようなひとだと言える人間を、私は知らない」
「彼は冗談や遊びが好きで、とても感じの良い人だった。本気で不満を言っているのを聞いたことが無かった。いつものように文句を言っても、あまり深刻になりすぎず、常に冗談めかしていたものだ」
「エディはとても特別な人だった。もちろん、彼は真のレーサーだった。今のF1界で、彼のような人はいない。彼は様々なトラブルに巻き込まれながらも、そこから抜け出す方法を見つけることのできる男だった。特別だったんだ」
「彼は常に後援してくれるスポンサーを見つけることに慣れていた。彼はファイターだったし、問題の解決のために常に何かを考え出していた」
■F1CEO ステファノ・ドメニカリ
「エディ・ジョーダンの突然の訃報を知り、深い悲しみに暮れている」
「彼はその無尽蔵なエナジーをもって、人々を笑顔にする方法を知っており、常に誠実で輝かしい人だった」
「エディはF1のあの時代の主役であった。彼の死は深く悼まれることになるだろう」
「悲しい時にあるが、私、そしてF1ファミリー全員の想いは、彼の家族そして愛する人達と共にある」
■カルロス・サインツjr.(ウイリアムズ)
「エディの訃報を知り、本当に悲しい。僕達のスポーツにおける真のアイコンであり、愛される人物だった。情熱的で忠実であり、本当に唯一無二の人だった。とても惜しまれる。安らかに」
■エステバン・オコン(ハース)
「僕は幸運にもエディと知り合うことができた。F1における偉大かつ素晴らしい人だった。僕の想いは彼と、彼の家族や友人と共にある。エディ、安らかに」
■ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「とても悲しい日だ。このF1内外でも他に類を見ない真のレジェンドを失った」
「哀悼の意を彼の家族と愛する人達に捧げる。エディ、あなたは僕ら全員にとってかけがえのない人であり、あなたの影響はずっと感じられるだろう。今週末、僕らはあなたのためにレースをする」
■メルセデスF1チーム
「様々な形でこのスポーツに貢献しF1を形作ってきたレジェンドのエディ・ジョーダンの死去に我々は深い悲しみを感じている。彼と、彼のことを知る機会に恵まれた全てのひとに、心からお悔やみ申し上げる」
■クリスチャン・ホーナー(レッドブルF1代表)
「エディ・ジョーダンの訃報を聞き、とても残念に思っている。エディはとても多彩なキャラクターで、私が初めて会ったのは1991年に彼が新たなファクトリーを立ち上げた年で、私は若手ドライバーだった。彼のアドバイスは『良いスポンサーを見つけるんだ……ピラニアクラブへようこそ!』だった」
「幸運なことに、私はF1で彼と共に過ごす機会があった。彼はそのF1キャリアの終盤を迎えようとしていたが(彼は私にチームを売ろうとすらしていた!)他のメディア活動に進出し、そこでは常にエネルギーに満ち溢れていて、一緒に仕事をするのは楽しいものだった」
「F1は伝説的な人物を、そして彼のウィットやアイルランド的な魅力を失ったことになる。オラクル・レッドブル・レーシングを代表し、マリー、そして子どもたちに哀悼の意を示したい」
「神のご加護を、エディ!」
■ザク・ブラウン(マクラーレン・レーシングCEO)
「エディ・ジョーダンの訃報を知り、マクラーレンの全員が悲しみに暮れている。エディは常に情熱をたたえた活発なひとだった」
「彼のF1に対する情熱は計り知れない上に、彼は素晴らしいレガシーを残した。我々の想いは彼の家族、そして友人たちと共にある」
■マーティン・ブランドル(元F1ドライバー、F3でジョーダンの下でレース。解説者としても共演)
「エディ・ジョーダンはF1における最も偉大な人物のひとりであり、手に負えない人物だった」
「誰もが彼を愛していた。彼がどんなレーサーであり、何を成し遂げてきたかを考えると、このスポーツは寂しくなるだろう」
■デビッド・ケネディ(元シャドウF1ドライバー)
「彼は他に類を見ないやつだった。その事に疑う余地はない。とても悲しい出来事だ。彼には魔法のような才能があった。スポーツ全般、特にアイルランドのモータースポーツにとって偉大なアンバサダーだった」
「私、デレック・デイリーそしてエディ・ジョーダンと、我々3人は同じ時期に仕事をスタートした。私達はおそらく、アイルランドを離れイギリスへと向かった先駆けだった」
「エディはチームレーシングとチームマネジメントの道に進んだ一方で、私とデレックはドライビングの道に進んだ」
「だがエディのやってのけたことは……彼には魔法のような才能があったんだ」
■ジェイク・ハンフリー(英BBCでジョーダンと同僚)
「とても打ちのめされた気分だ。EJが私達の元を去ってしまった」
「レースを愛してF1に参加し、最終的にレースで勝つことができるエディのような男は、もう二度と見ることはないだろう」
「レースでの勝利よりも重要なのは、彼が人々の心を掴んだことだ。F1チームを売却して何年も後に私達が旅をしていたころ、ジョーダンGPのジャケットやフラッグや帽子を見る度に彼が顔を輝かせていた事を私は忘れない」
「彼の最大の功績はミッキー、ゾーイ、カイル、ザック……彼の魂を分けた4人の子どもたちだ。彼の妻であるマリーも私が出会った中で最も素晴らしい、そして強さを持った女性だった」
「BBCでF1の司会を一緒に務めた4年間は、私のキャリアにおいても最高の時間だった。ウイングウォーキングをし、スクーターを転がし、クルマを走らせることを、彼がとても愛していたことを知っている」
「彼の素晴らしいスピリットと人生への愛は、私や、幸運にも彼に出会い彼の話を聞くことのできた私の子どもたちの中にも生き続けている」
「エディが部屋に入るたびに、明るくしてくれた。これは我々皆にとっての教訓だ。光になれ、という。数ヵ月、私は幸運にも彼と、その息子達と最後の大切な食事をともにすることができた。特別なものだった。彼に最後のインタビューをしようという話をしていたんだ。悲しいことに、それはもう決して叶わない」
「帰る時の最後の言葉は『愛してる、兄弟』だった。スリーアミーゴのうちひとりが逝ってしまった。今朝は世界が少し暗くなっているように見える。さらば友よ。私のもてなしの準備をしていてくれ」
7度のF1チャンピオンであるミハエル・シューマッハーに、F1初挑戦のチャンスを与えたジョーダン・グランプリ。彼らはこのスポーツを愛し、観戦する我々全てに消えることの無い影響を残した。今後も、彼の影響は常に感じられることだろう。
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みんなのコメント
名物がまた一人去ってしまった。
さみしい限りだ…