■全長4m級から全長5mオーバーまで! さまざまなトヨタSUV
世界のさまざまな地域で新車の販売をおこなうトヨタは、取り扱う車種のボディサイズも、小さな車種から大きな車種までさまざまなものがあります。それは世界的に人気の高いSUVにおいても変わりません。
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トヨタが手掛けるSUVには、ボディサイズごとにどのような車種があるのでしょうか。日本専売モデルや海外専売モデル、そしてグローバル市場で販売されるモデルまで、さまざまなモデルを見ていきます。
トヨタブランドのSUVで最小のモデルとなるのが「ライズ」です。
乗車定員は5名で、ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmと、日本で販売されるBセグメントコンパクトカーにも近いサイズ感となります。日本の道路環境でも扱いやすいといえるでしょう。
なお、軽自動車づくりや小型車づくりを得意とするダイハツ「ロッキー」のOEM車となります。
搭載されるエンジンは、1リッター直列3気筒ターボで、最高出力98馬力を発揮。組み合わされるトランスミッションはCVTで、駆動方式はFFと4WDの2種類です。
なお、ライズよりやや大きいトヨタブランドのコンパクトSUVとしては、日本も含めたグローバル市場で販売される「ヤリスクロス」(日本市場から先駆けて販売)や「C-HR」があるほか、「カローラクロス」など日本市場へ導入されていないSUVも存在します。
また、今後発売される新たなコンパクトSUVとしては、インド市場へ2020年11月ごろに導入される予定の新たなモデルとなる「アーバンクルーザー」が存在します。
ボディサイズはまだ明らかになっていないものの、アーバンクルーザーはスズキが現地で生産する「ビターラブレッツァ」のOEM車で、ビターラブレッツァのボディサイズが全長3995mm×全幅1790mm×全高1640mmとなることから、登場すればライズと同等の全長を持つトヨタコンパクトSUVになると予想されます。
※ ※ ※
一方、トヨタで最大のボディサイズを持つSUVが、北米市場で販売される「セコイア」です。
車名の由来となったセコイアとは、アメリカに自生する世界一の高さまで成長する巨木の名前です。大きいものでは樹高100mに達するものもあるといわれ、その大きさから採用されました。
乗車定員は7名/8名で、ボディサイズは全長5210mm×全幅2029mm×全高1956mmです。ライズとの全長の差は約1.2mに達します。
搭載されるパワートレインは5.7リッターV型8気筒と6速ATの組み合わせで、最高出力は381馬力を発揮。駆動方式はFRとフルタイム4WDが選べ、4WDではセンターデフにロック機構が装備されるなど、悪路走破性も意識されています。
起伏のある場所などでボートやトレーラーなどをけん引する際に重要なシフトチェンジのタイミングを適切にする「TOW/HAULモード」を搭載するなど、北米市場でのニーズにも対応しています。
ちなみに、日本のトヨタのSUVラインナップでもっとも大きいSUVは「ランドクルーザー」で、ボディサイズは全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mmとなります。
■2019年に世界でもっとも売れたSUVとは?
最後に、トヨタのミドルサイズSUVを見ていきますが、なかでも特筆すべきモデルがグローバルモデルの「RAV4」です。
RAV4は2019年に全世界で96万5760台を販売し、トヨタ以外も含めたすべてのSUVのなかで、もっとも販売台数の多かったSUVとなりました。
日本市場においては4代目RAV4のみ販売を休止していたものの、2019年4月より5代目RAV4の販売をスタート。2019年は8か月弱の販売期間だったにも関わらず、5万3965台を販売しました(日本自動車販売協会連合会データより)。
RAV4の乗車定員は5名で、ボディサイズは全長4600mm×全幅1855mm×全長1685mm(一部グレードを除く)。
搭載されるパワートレインは2リッターガソリンエンジンと、2.5リッターガソリンエンジン+モーターというハイブリッドの2種類です。トランスミッションは全車CVT(ハイブリッドは電気式無段変速機)となります。
駆動方式はFFのほかに、ガソリン車には「ダイナミックトルクコントロール4WD」、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」という2種類。さらにハイブリッド車にはE-Four(電気式4WD)という異なる4WDシステムが設定されました。
トヨタには、このほかにもミドルサイズSUVとして「ハリアー」(海外名「ヴェンザ」)や、海外専売モデルの「フォーチュナー」などがラインナップされています。
※ ※ ※
さまざまなボディサイズで展開されるトヨタのSUVラインナップは、世界で一番売れているSUV「RAV4」を筆頭に盤石になりつつあるといえます。
そして、RAV4の追加モデルとしてプラグインハイブリッドシステムを搭載した「RAV4 PHV」が2020年6月に国内発売され、トヨタSUVへの注目がより集まっています。
さらに、前述のカローラクロスが国内導入される噂もあるなど、ますますトヨタのSUVラインナップから目が離せなくなるのは間違いありません。
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