価格差を考えるとPHEVより純ガソリン車が選びやすい
「人気のSUVに乗りたいけど、大き過ぎるクルマは避けたい。できれば価格も手頃で、外観はスタイリッシュな方がいい……」。そんなわがままな欲求に応えてくれるのが、「三菱 エクリプスクロス」。エクリプスクロスには、プラグインハイブリッド(PHEV)も設定されているが、今回のイチ推しは1.5L 直4ガソリンターボエンジン(150ps/240Nm)を搭載した純内燃機関モデルだ。
その理由は、同等グレードだと純ガソリン車はPHEVより約130万円も安価なうえ、充電環境を気にせずに使い倒せるからだ。ということで、以下、エクリプスクロスを掘り下げ、購入検討の参考となる情報をまとめてみた。
三菱 エクリプスクロスは中間グレードのGがお買い得、予算があればPHEV。ライバルのヴェゼルやXVと比べると?
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ライバルのトヨタ C-HRやホンダ ヴェゼルに対する優位点
まず、ライバルとの比較から。エクリプスクロスは全長4545mm×全幅1805mm×全高1685mmと、1.5L級のエンジンを積んだコンパクトSUVの中では少しゆとりのあるボディサイズが売り。
同セグメントの売れ筋としては、「トヨタ C-HR」(同4385mm×1795mm×1550mm)や「ホンダ ヴェゼル」(同4330mm×1770mm×1580mm)があるが、エクリプスクロスは全方向にゆとりがありつつ、ミドルクラスSUVほどは大きくない絶妙なサイズ感だ。その一方で最小回転半径は、ライバル達と同水準の5.4mに抑えられており街中での取り回しは上々だから、ゆとりあるサイズによるSUVらしさという美点だけが際立つ。
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好みによってはスバル XVも選択肢に
そこで、同じくボディサイズの大きいコンパクトSUVを探すと、「スバル XV」が競合車種の候補に挙がる。XVは、全長4485mm×全幅1800mm×全高1550mmで、全高が目立って低い以外はエクリプスクロスとそれ程差がない。また、パワートレーンも、XVの純ガソリン車は1.6L 水平対向4気筒エンジンと、過給はないがエクリプスクロスに近い。ただ、エンジンスペックはエクリプスクロスの150ps/240Nmに対して、XVは115ps/148Nmと大きな開きがある。
一方、スタート価格(消費税込)はエクリプスクロスが253万1100円であるのに対し、XVは220万円と明確に安い。しかも、駆動方式はエクリプスクロスが基本FFでAWDは22万円の上乗せとなるに対し、XVでは全車AWDが標準となる。
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ここまで書くと、XVの優位点が目立つが、例えばキーを使わずエンジンをかけられるプッシュスタートシステム、本革巻きステアリングなど、エントリーグレードの装備はエクリプスクロスの方が充実している。また、エンジン出力には相当の差があるし、デザイン面でも車高の高いワゴンといった雰囲気のXVより、エクリプスクロスの方がSUVテイストを強く感じさせる。というわけで、値段とAWDを重視してXVを選択するのもアリだが、SUVが欲しい人には、やはりエクリプスクロスが刺さるだろう。
おすすめはズバリ「G」グレード
次に、エクリプスクロスのおすすめグレードを決めたい。駆動方式は街乗りメインを前提にFFで検討を進めるが、オフロードや雪道を走る機会が多い人は、先述のとおり22万円の上乗せでAWDが選択可能だ。まず、注目は250万円台で手に入る最安値の「M」(253万1100円)だが、レーダークルーズコントロールが付かない、後側方車両検知警報システムなど運転支援機能の一部がオプションでも選べないなど制約が多いのでおすすめはしにくい。
逆に最上級の「G Plus Package」(312万6200円)は、スマートフォン連携ナビゲーションが売りだが、300万円の大台を超えてしまうため、ホルダーに固定したスマホでも代役になると判断すれば、ここまでは必要ないともいえる。
となると、候補は「G」(292万2700円)か、さらに装備を絞り込んだ特別仕様車「G Limited Edition」(275万7700円)になる。両グレードの主な装備差は、運転席パワーシート、LEDヘッドライト、ステアリングヒーター、運転支援機能の一部など。このうち人気が高いLEDヘッドライトと運転支援機能はセットオプション(12万1000円)で「G Limited Edition」にも装着可能だが、そうすると価格は4万円強しか変わらなくなってしまう。というわけで、価格と装備充実度双方を考慮すると「G」がベストバイグレードとなる。
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なお、エクリプスクロスの納期はネット情報だと比較的短い1~3か月となっているが、正確なところはディーラーに聞いて確認したい。また、「G」グレードの認定中古車だと走行3万km以下で220万円程からタマがあるが、レーンチェンジアシストなど一部運転支援システムは2021年11月の改良で標準となったから、装備にこだわるなら新車を選ぶのが正解だろう。
以上、エクリプスクロスを掘り下げてみた。購入の参考になれば幸いだ。
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