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日本人が知ってるBYDは氷山の一角だった! 日本未導入のミニバンもSUVも売れそうなクルマがゴロゴロしている

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日本人が知ってるBYDは氷山の一角だった! 日本未導入のミニバンもSUVも売れそうなクルマがゴロゴロしている

この記事をまとめると

■日本には導入されていないが中国でBYDはさまざまなモデルをラインアップしている

BYDが「まるでランクル」な強力PHEVを出してきた! その名も「フォーミュラ・レパード」とは?

■高級ブランド「ヤンワン」では本格派SUVとハイパーカーを揃えている

メルセデス・ベンツとの合弁ブランドであった「デンツァ」には超高級ミニバン「D9」がある

着々と日本でもラインアップを増やすBYD

BYDの日本進出から約2年が経過し、着実に日本市場での存在感を高めている。現在、日本ではATTO3、ドルフィン、シールの3モデルを展開し、2025年4月にはシーライオン7を発売する。しかし、本国である中国では、多彩なラインアップと複数のサブブランドを有する自動車メーカーとして知られている。今回は、日本未導入のBYDモデルのなかから、とくに魅力的な車種を紹介しよう。

BYDの高級ブランド「ヤンワン」が放つ超高級SUV「U8」

BYDは2023年1月、高級車ブランド「仰望(ヤンワン)」を立ち上げ、その第一弾モデルとしてフルサイズラグジュアリーSUV「U8」を発表した。U8は、BYDが独自開発した「e^4」(易四方)と呼ばれる個別ホイール駆動技術を採用している。この技術により、各ホイールを独立して制御することが可能となり、高度な走行安定性と操作性を実現。狭い場所で回転することも可能だ。値段は100万人民元で、為替レートにもよるが日本円で約2000万円超となっている。

U8の最大の特徴は、その圧倒的な走破性にある。最大1400mmの水深を走破できる能力をもち、さらに緊急時には水上を浮遊して進むことができる。これはあくまでも緊急脱出用機能として設計されているが、BYDの技術力の高さを示す象徴的な機能といえる。

パワートレインは、2リッターターボエンジンを発電用として搭載し、49.05kWhのバッテリーと4つの電気モーターを組み合わせている。システム合計出力は880kW(約1196馬力)という驚異的なスペックを誇り、0-100km/hは3.6秒で達成する。

U8の内装も高級感にあふれている。ダッシュボードには3つの大型ディスプレイを配置し、運転席には70インチの拡張現実ヘッドアップディスプレイを装備。

さらにデンマークの高級スピーカーブランドDynaudioのスピーカーを22個搭載し、最高級のオーディオ体験を提供してくれる。

未来的デザインと高性能を両立した電気スーパーカー「ヤンワン U9」

ヤンワンブランドの第2弾モデルとして発表されたのが、BEVスーパーカー「YANGWANG U9(ヤンワン ユーナイン)」だ。U9は、BYDの最先端技術を結集させた高性能EVで、そのデザインは未来的かつアグレッシブな印象を与える。

U9の詳細なスペックは明らかにされていないが、0-100km/h加速は2秒以内を達成するといわれている。また、U9にも「e^4」技術が採用され、そのほか最新世代のサスペンションシステム「DiSusインテリジェントボディコントロールシステム」も備えており、高速コーナリング時の安定性や、さまざまな路面状況での走行性能の向上が期待できる。

U9の価格は168万元(約3500万円)と発表されており、これはヤンワンブランドのなかでも最高額となっている。この価格帯は、フェラーリランボルギーニといった伝統的な欧州スーパーカーメーカーと競合する領域に参入するかたちとなり、BYDの自信の表れといえるだろう。

マルチブランド戦略であらゆる層にリーチするBYD

高級ミニバン市場に挑戦する「デンツァD9」

BYDは、かつてダイムラー(現メルセデス・ベンツ)との合弁ブランドだった「騰勢(Denza):デンツァ」を完全子会社化し、新たなラインアップ展開を進めている。そのなかで注目を集めているのが、「トヨタアルファード」の競合車となりうる高級ミニバンの「D9」である。

D9は、広々とした室内空間と高級感あふれるインテリアが特徴で、ビジネスユースからファミリーユースまで幅広い需要に応えることができる。パワートレインは、BEVとPHEVの2種類が用意されており、ユーザーのニーズに合わせて選択することができる。

日本の自動車市場では、高級ミニバンの選択肢が限られているため、D9のような車種が導入されれば、新たな需要を喚起する可能性がある。とくに、EV化が進むなかで、広い室内空間と環境性能を両立したD9は、日本のユーザーにとっても魅力的な選択肢となるだろう。

BYDは、2025年末までに日本でPHEV乗用モデルを導入する計画を発表している。これにより、日本市場でのラインアップがさらに充実することが期待され、ますます加速していくと予想される。

日本の自動車市場は競争が激しく、新規参入のハードルが高いことで知られている。しかし、BYDは着実に日本市場での地位を確立しつつあり、今後はより多様なモデルラインアップを展開することで、さらなる成長を目指すと考えられる。

ヤンワンU8やU9、デンツァD9のような魅力的なモデルが日本に導入されれば、これまで以上にクルマ好きユーザーの心を掴むことができるだろう。BYDの今後の展開に目が離せない。

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みんなのコメント

35件
  • あさり
    中国人が購入するなという車を日本人の誰が
    購入するか考えたら他の車種など問題外。
  • yon********
    ゴミ記事
    読む価値無し
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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