ガソリン車に比べて燃費が良く、経済的なハイブリッド車。だからといって走りは苦手かといえば、さにあらず。アクセルを踏んだ瞬間に加速してくれる楽しい走りはガソリン車を凌ぐほど。だったら、そろそろハイブリッド車に乗り換えるのもアリな選択では!?
文/FK、写真/トヨタ、日産、ホンダ、マツダ
[エンジンブン回し派]でも大満足!! ガソリン車に負けてない[快足ハイブリッド車]4選
【画像ギャラリー】ガソリン車と遜色なく楽しく走れるハイブリッド車たち(14枚)
上質なのに爽快! 環境性能も高いのに操る喜びも満たされるホンダ・シビックe:HEV
デビュー時はモノグレードだったシビックe:HEVだが、2024年9月のマイナーチェンジでLXとEXの2グレード設定に変更。また、EXグレードには開放感を高める電動パノラミックサンルーフを標準装備
数多くの自動車評論家、ならびに自動車専門誌でその走りが高く評価されているハイブリッドモデルの代表格がシビックe:HEVだ。
2022年6月にデビューしたシビックe:HEVは、新開発の2.0リッター直噴エンジンと進化したハイブリッドユニットを組み合わせたスポーツe:HEVを搭載。シビックのデザインやパッケージはそのままに、スポーツe:HEVならではの爽快な走りと環境性能の両立を実現している。
新開発の2.0リッター直噴エンジンは熱効率に優れたアトキンソンサイクルに加え、燃料をシリンダー内に直接噴射する直噴システムを新たに採用することで、燃料を無駄なく燃焼させて高トルク化とエンジンモードでの走行可能領域を拡大。
これにより、低回転から高回転まで幅広い領域で燃費や排出ガスクリーン性能、静粛性を向上させるとともにドライバーの操作にリニアに応える爽快な加速も実現している。
一方、スポーツe:HEVはパワーコントロールユニットの軽量化と高出力化を行うことでより力強い駆動を引き出し、さまざまな場面でトルクのある加速を実現。
加えて、質の高い軽快感を目指した低重心かつ高剛性のボディもシビックe:HEVの走りを際立たせ、専用設定やバネ下重量比率の低減などによっても一体感あるハンドリングや挙動にぶれのない安定感の高い走りを実現しているのだ。
また、さまざまなシーンに応じて選択できるドライブモードにパワートレイン・ステアリング・メーターを個別に設定できるインディビジュアルモードを国内のホンダ車として初採用。
自分の好みに応じたセッティングでのドライブモードを提供してくれることも特筆点といえるだろう。
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PHEV×後輪駆動ベースAWD×トルコンレス8速AT=走りが爽快なマツダ・CX-60 PHEV
300psオーバーのシステム出力を誇り、国内最強PHEVの呼び声が高いCX-60。
2022年9月にe-SKYACTIV D搭載モデルから発売を開始したCX-60は、縦置きプラットフォームと高出力パワートレインがもたらす滑らかでパワフルな走りに加え、日本人の感性や美意識に基づく内外装デザイン、最新の環境・安全性能や安心感を高次元で融合した新しいSUVとして登場。
デビュー当初は今や絶滅危機に瀕する直列6気筒エンジンが採用されたことも大きな注目を集めたが、2.5リッターの4気筒ガソリンエンジンに電池容量17.8kWhの大容量バッテリーと大型モーターを組み合わせることで高い出力と余裕のあるトルクを実現した後発のPHEVモデルも、その走りの良さから注目を集めることに。
もちろん、CX-60 PHEVに走りの良さをもたらしているのはパワーユニットだけではない。
例えば、意のままの旋回性と高い安定性を実現した後輪駆動ベースのi-ACTIV AWDや、大容量バッテリーを車体下部に搭載して重心を低くすることで安定した走りを実現。加減速時やコーナリングでも走る歓びが体感できるのだ。
また、2024年12月に発表された一部改良では評価の高いハンドリングの良さを維持しながらも、より幅広いシーンで快適に移動を楽しめるように乗り心地を向上。
その内容はスプリングやダンパーの変更を中心にサスペンションのセッティングを見直すだけに留まらず、電動パワーステアリングやAWDの制御を最適化し、走行中のさまざまな騒音・振動への対策を織り込んで静粛性を向上するなど多岐にわたる。
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NISMOモード発動で体感できる日産・ノート オーラNISMOの韋駄天ぶり
2024年7月に登場した現行のノート オーラNISMO。デジタルなモード感とレーシングテクノロジーを融合し、モダンな機能美を表現したデザインへと進化を果たした
2014年10月に初代モデルが発売されたノートNISMO。
特に、専用チューンが施されたHR16DEエンジンに5速MTを組み合わせたNISMOSは低速からの力強いトルクとマニュアルならではの自在に操る快感が、かつてのボーイズレーサーを彷彿とさせた。
その後、2020年12月にフルモデルチェンジを行い、2021年8月にはより上質をまとったノート オーラがデビューしたが、そのノート オーラとともに発表されたのがノート オーラNISMOだ。
ベース車両に対してサスペンションの専用化に加え、車体剛性配分を最適化したことでクイックかつスムーズなハンドリングと高い操縦安定性を実現したノート オーラNISMO。
第2世代のe-POWERの特徴を最大限に活かしたNISMOらしい俊敏なレスポンスと伸びのある加速性能は大きな魅力で、電動車ならではの力強いレスポンスと伸びのある加速を実現するべくNISMOモードも新たに設定された。
このNISMOモード選択時のレスポンスと伸びのある加速性能はまさにスポーツカーのそれで、他のドライブモード(ノーマルモード、ECOモードも、ドライブシーン)と明らかに一線を画す気持ちの良いドライビングは爽快そのものといえるだろう。
これに加え、NISMOのアイコンであるレッドアクセントのレイヤードダブルウイングを採用して低重心かつワイド&ローフォルムを実現したエクステリアデザインも見るからにスポーティ。
無駄を削ぎ落した新世代のNISMOデザインはエネルギッシュでありながらも電動車ならではの先進感が巧みに表現されおり、室内空間もまた走りへの集中と高揚感を掻き立てるスポーティさを強調した演出がなされるなど、ドライバーズシートに身を委ねた瞬間からテンションが上がることは間違いない。
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トヨタ・ヤリスハイブリッドモデルは安いのに気持イイ侮れない走りが身上
日本自動車販売協会連合会が発表した直近過去5年の年別ランキングにおいて、4度のNo.1を獲得する国産車の絶対王者に君臨するやリス。
2025年に入っても1月と2月でNo.1をキープするヤリスはコンパクトカーならではの軽快なハンドリングを活かしつつ、上質な乗り心地を実現しながらも比較的リーズナブルといいこと尽くめだ。
そんなヤリスはラインナップも多岐にわたり、駆動形式は2WDと4WDの2種類、トランスミッションは電気式無段変速、ギヤ機構付自動無段変速機(Direct Shift-CVT)、自動無段変速機(Super CVT-i)、6速MTの4種類、エンジンも1.0リッターガソリン、1.5リッターガソリンに加え、優れた低燃費と爽快な走りを両立した新開発の直列3気筒1.5リッターダイナミックフォースエンジンを採用した新世代ハイブリッドシステムを採用している。
そして、このハイブリッドシステムを採用したモデルが実はなかなかの実力車で電気系・機械系損失を大幅に低減し、世界トップレベルの低燃費を実現。
また、システム出力を向上させるとともにアクセル操作に対するレスポンスを高めることで、力強くシームレスな走りを提供するだけでなく、クルマを意のままにコントロールできる走りの楽しさももたらしている。
さらに、4WD車にはトヨタのコンパクトカーとして初めてE-Four(電気式4WDシステム)を採用。E-Fourは雪道などの滑りやすい路面でスムーズに4WD状態へ切り替えることで発進性や走行安定性もアシストしてくれる優れモノなだけに、いつでもどこででもアクセルを踏み込むことができるのも安心感が高い。
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みんなのコメント
高速道路での合流や追い越しの時もストレス感じるようなことは一切ありません。
それで燃費は20〜23km/L 伸びますから十分満足した走りを楽しめますよ。