現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 高級感で人気のミドルサイズSUV「ハリアー」「エクストレイル」「CX-60」、お買い得はどれ?

ここから本文です

高級感で人気のミドルサイズSUV「ハリアー」「エクストレイル」「CX-60」、お買い得はどれ?

掲載 38
高級感で人気のミドルサイズSUV「ハリアー」「エクストレイル」「CX-60」、お買い得はどれ?

スタート価格は約300万円前後
今やセダンに代わって乗用車の代表的車型となったSUV。なかでも上質感を備えたミドルサイズモデルはスタイリッシュな上に、家族揃っての長距離移動も快適にこなせることから、ファミリー層を中心に大人気だ。そこでここでは、いま人気のミドルサイズSUV 3台をピックアップ。トヨタ「ハリアー」、日産「エクストレイル」、マツダ「CX-60」の3車種のお買い得度を探ってみたい。

まずは、それぞれのモデルの価格帯を比べてみよう。
・ハリアー:312万8000円~620万円
・エクストレイル:319万8800円~504万6800円
・CX-60:299万2000円~626万4500円

ハリアーが商品改良! 新登場PHEVは620万円!ハイブリッドのZグレードは早くも納車2年待ち!?

こうして見てみると、スタート価格が300万円前後というのは共通だが、ハリアーとCX-60の上級グレードの価格が高い。これは2台にはプラグインハイブリッド(PHV)が設定されているため。外部充電機能を持たない通常のハイブリッドモデルは全モデルに設定されるが、エクストレイルはモーターのみで走行する「e-POWER」、CX-60は小型のモーターを搭載したマイルドハイブリッドとなり、それぞれに方式は異なっている。

>>トヨタ ハリアーのグレードと価格をチェックする
>>トヨタ ハリアーハイブリッドのグレードと価格をチェックする
>>日産エクストレイルのグレードと価格をチェックする
>>マツダCX-60のグレードと価格をチェックする
>>マツダCX-60 PHEVのグレードと価格をチェックする

ハイブリッド・4WDという条件で3台を比べてみると
次に、自宅に充電設備がなくても買え、燃費が良く、レジャーユースにも使い倒せるということで、プラグインでないハイブリッド、そしてAWDという条件下の中から、比較的手を出しやすいベーシックモデルを前提にコスパを比べてみよう。

この条件に当てはまるのは以下のグレードだ。
・ハリアー「S E-Four」:393万8000円
・エクストレイル「S e-4ORCE」:347万9300円
・CX-60 XD-ハイブリッドの「エクスクルーシブスポーツ」または「エクスクルーシブモダン」:どちらも505万4500円

>>トヨタ ハリアーハイブリッドのグレードと価格をチェックする
>>日産エクストレイルのグレードと価格をチェックする
>>マツダCX-60のグレードと価格をチェックする

高スペックだが手が出しづらい CX-60
まず、CX-60の価格の高さに驚くが、これは、ハイブリッドが上級グレードのみの設定であることに加え、エンジンがディーゼルであることも影響している。エンジンとモーターのスペックを見ても、以下のようにCX-60だけエンジンの存在感が突出している。

・ハリアー(178ps/221Nm、前120ps/202Nm+後54ps/121Nm)
・エクストレイル(144ps/250Nm、前204ps/330Nm+後136ps/195Nm)
・CX-60(254ps/550Nm、16.3ps/153Nm)

しかも、ほかが直列4気筒なのにCX-60だけは直列6気筒ユニットを搭載し、駆動方式も唯一FR(後輪駆動)をベースとするなど、マツダが「プレミアムモデル」として開発しただけのことはある。ただし、やはり100万円以上の価格差は大き過ぎると考える人も多いだろう。

>>マツダCX-60のグレードと価格をチェックする
>>トヨタ ハリアーハイブリッドのグレードと価格をチェックする
>>日産エクストレイルのグレードと価格をチェックする

コスパに優れるのはエクストレイル
次に、ハリアー「S」とエクストレイル「S e-4ORCE」では約46万円の差があるが、この違いは何だろうか? ここで、価格の高いハリアーだけに備わる装備を見ていくと、レーダークルーズコントロール、スマホ連携の6スピーカーディスプレイオーディオ(エクストレイルはオーディオレス+4スピーカー)などと、それほど多くない。また、ほとんどの人が後付けするであろうオーディオは10万円程度で手に入る。

燃費(WLTCモード)はハリアー21.6km/L、エクストレイル18.4km/Lとハリアーの方が優れるが、年間1万km走行、レギュラーガソリン150円/Lと仮定しても、年間の燃料費の差は1.2万円程度だ。よって、コスパに優れるのはエクストレイルと判断したい。

>>日産エクストレイルのグレードと価格をチェックする
>>トヨタ ハリアーハイブリッドのグレードと価格をチェックする
>>マツダCX-60のグレードと価格をチェックする

3モデルの納期を比較、納期が早いのは高価なCX-60のみ
最後に気になる納期については、ハリアーが「要販売店問い合わせ」、エクストレイルが「注文受付一時停止中」となっており、どちらもかなり残念な状況。CX-60については現状、今回取り上げたディーゼルとマイルドハイブリッドの組み合わせのみが販売されており、こちらは情報によると大体3ヶ月程の納期となる模様だ。

>>トヨタ ハリアーのユーザーや専門家の評価を見てみる
>>トヨタ ハリアーハイブリッドのユーザーや専門家の評価を見てみる
>>日産 エクストレイルのユーザーや専門家の評価を見てみる
>>マツダ CX-60のユーザーや専門家の評価を見てみる

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
レスポンス
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
バイクブロス
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
インディカー初体験の角田裕毅、インディ500への挑戦に現状関心ナシも「もう少し歳をとって考えが変われば……」
motorsport.com 日本版
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
ベントレーCEOの旧私邸を改装。ベントレー本社近隣の特別な顧客体験スペース「The Mews」を発表
LE VOLANT CARSMEET WEB
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
スズキ「最上級SUV」新発表! トヨタ「ヤリスクロス」サイズの“豪華仕様”! 精悍顔もカッコイイ「グランドビターラ ドミニオンE」印国に登場
くるまのニュース
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
アドベンチャースタイルの“軽二輪スクーター”ホンダ「ADV160」に2025年モデル登場! ふたつの新色をプラスした「全3色のカラバリがスポーティ」
VAGUE
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
「RS」最新モデル日本上陸!! アプリリア「RS457」発売
バイクのニュース
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
「ルノー・セニック E-Techエレクトリック」が「モーター・トレーダー・インダストリー・アワード2024」で「ニューカー・オブ・ザ・イヤー」受賞
LE VOLANT CARSMEET WEB
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
BMW R1300GSアドベンチャーをイギリス人レーサーが斬る「30Lタンクの巨体で攻めの走りができる…そのシャシーと電子制御に驚愕だ」
モーサイ
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
「シボレー コルベット E-Ray」は4WD化の恩恵が絶大!もっと刺激的な電気エイの襲来に喝采を【新車試乗】
Webモーターマガジン
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
軽さと居住性を両立したバックパッキングテント「Thouswinds サジタリアスシングルテント」が発売!
バイクブロス
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」  理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
くるまのニュース
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
日産のフルサイズSUV『アルマーダ』新型、ベース価格は5.6万ドルに据え置き…12月米国発売へ
レスポンス
ハミルトンFP2も首位、メルセデス好調も上位は接戦模様か。RB角田裕毅は10番手|F1ラスベガスGP
ハミルトンFP2も首位、メルセデス好調も上位は接戦模様か。RB角田裕毅は10番手|F1ラスベガスGP
motorsport.com 日本版
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
スズキ、フラッグシップ『ハヤブサ』のカラーリングを変更した最新モデルを発表。11月22日より発売
AUTOSPORT web
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
まだまだ続きます 北近畿豊岡道の「有料トンネル」料金徴収期間を延長 背景に老朽化
乗りものニュース
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
700万円超え! スバル新型「SUV」発表! 2リッター「水平対向」×マイルドハイブリッド搭載! 全長4.7m級の「新フォレスター」欧州に登場へ
くるまのニュース
F1ラスベガスFP2速報|FP1に続きメルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅10番手
F1ラスベガスFP2速報|FP1に続きメルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅10番手
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

38件
  • 編集部のバイトがスーパーの特売品を比べる感覚で書いた軽薄な記事。
  • エクストレイルもやっとこういう比較される車に登場できるようになった。以前であれば、RAV4、エクストレイル、CX5の比較だったが、一つ上のランクに格上げされてしまったのですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村