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トヨタ プリウス【3分で読める国産車解説/2023年現行モデル】

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トヨタ プリウス【3分で読める国産車解説/2023年現行モデル】

トヨタ プリウス(TOYOTA PRIUS)
現行モデル発表日:2023年1月10日(ハイブリッド)/3月15日(PHEV)
車両価格:275万円~460万円

多くの人に選ばれるクルマの見本だ
5世代目となる新型プリウスに初対面、ZグレードのFFと4WD、そしてUグレードのFFに公道試乗、PHEVのFFでクローズドコースをたった3周だが走った。

新型プリウスが超絶美形に生まれ変わってワールドプレミア。「いつまでハイブリッドカーを作り続けるんだ?」とはもう言わせない!

運転席に座ると、ドライバーメーターが正面に配置変更された。これまではセンターメーターだったが、やはり「愛車」になるにはドライバーの正面にあったほうがいいということなのだろう。そう、新型プリウスは「乗る人に長く愛される愛車」になるべく開発されたという。

もうひとつ、ギアセレクターも普通の形とサイズでセンターコンソールの特等席に移動した。またそこにはスリット型スマホ収納の用意、充電機能もありこれは大満足である。さらにアクセルペダルがオルガン式になったことも朗報だといえる。気になるのはPHEVに用意された回生の強さを3段階で変えられる機能だ。車両設定の下の階層から選ぶが、これが使いにくいし運転中の操作は危なくて使えない。再考してほしい点だ。

走り出すと、モーターらしいスマートな走行フィールが味わえた。モーターの稼働領域がもっと多くてもいいと思うが、おおむね好印象だ。室内も静粛性が高いが、エンジンがかかるとその音が気になりだす。刺激的なエンジンサウンドでもないので、このあたりはトヨタの技術力の見せどころではないか。搭載する2L直4エンジンの元気がいい分、高回転まで回しても気持ち良い音を聞かせて欲しい。

特筆すべきはADASだ。多くの機能が標準装備され、あらゆる場面で安全なクルマぶりを見せてくれる。KINTO用に用意されるUグレードにも試乗した。こちらは1.8L直4エンジン+モーターを搭載している。じつは、これがなかなか優れもの。高回転まで回さない低速域中心の街中であれば満足できる。これが月額使用料月々1万6610円(ボーナス併用払い16万5000円)なら選ぶ価値がありそうだ。

トヨタ プリウス Z(ハイブリッド/2WD) 主要諸元


●パワーユニット:2L 直4DOHC+モーター
●総排気量:1986cc
●エンジン最高出力:112kW(152ps)/6000rrpm
●モーター最高出力:83kW(113ps)
●エンジン最大トルク:188Nm(19.2kgm)/4400-5200rpm
●モーター最大トルク:163Nm(16.6kgm)
●駆動方式:FF
●サスペンション形式:前ストラット、後ダブルウイッシュボーン
●タイヤサイズ:195/50R19
●車両価格:370万円

[ アルバム : トヨタ プリウス はオリジナルサイトでご覧ください ]

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