■新型「ヴァーサ」登場
2022年6月23日、日産のアルゼンチン法人は、新型「ヴァーサ」を発売したと発表しました。
同様のヴァーサーが、米国など北米地域をはじめ南米地域でも続々と投入されていますが、どのようなクルマなのでしょうか。
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ヴァーサは、日産が日本国外で展開するコンパクトセダンです。過去に日本でも販売されていた「ラティオ」の後継モデルに相当します。
今回発売された新型ヴァーサは、2022年10月10日に米国で発表されたモデルで、すでに北米市場をはじめ、メキシコ、タイ(タイ名:アルメーラ)などあらゆる地域で販売されています。
アルゼンチンに登場した新型ヴァーサのボディサイズは、全長4495mm×全幅1740mm×全高1465-1475mm。ホイールベースは2619mm。日本で販売されている車両だとトヨタ「カローラ セダン」ほどのサイズです。
エクステリアは、日産が“シンプルかつエネルギッシュ”と説明する大型のVモーショングリルを中心とした新たなフロントマスクが特徴的な、精悍なデザイン。
インテリアは、ブルーグレーのアクセントが用いられたシンプルながら高級感のある仕上がりになっています。
搭載されるエンジンは、最高出力118馬力・最大トルク149Nmを発揮する1.6リッター直列4気筒エンジンです。これに5MTもしくはCVTを組み合わせ、前輪を駆動します。
先進安全装備には、ベースグレードとなる「センス」からスタビリティ コントロール (VDC)、6つのエアバッグ、電子ブレーキ分配(EBD)、ブレーキアシスト(BA)、アンチロックブレーキシステム(ABS)、リバースセンサー、ヒルクライムアシスト(HSA)、クルーズコントロールが装備されるほか、ミドルグレードとなる「アドバンス」以上では緊急ブレーキやアラウンドビューモニターなど、このセグメントにおける技術と安全性のベンチマークたる装備が搭載されています。
価格は、605万7000アルゼンチン・ペソ(約343万円)からです。
日産のアルゼンチン法人で代表を務めるリカルド・フラミーニ氏は今回の発売について、以下のようにコメントしています。
「ヴァーサはアルゼンチンでの発売開始から9年が経ち、このセグメントで非常に成功し、アルゼンチンで非常に人気を博しました。
新型ヴァーサでは、より目立つグリルとよりアグレッシブなラインを含む新しいデザインをフロントに組み込んでいます。このようにして、私たちはデザイン言語である日産エモーショナルジオメトリーを進化させ続けます」
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