この記事をまとめると
■トヨタが新型燃料電池システム「第3世代FCシステム」を開発
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
■耐久性向上や低コスト化を実現し大型トラックなど商用車市場にも投入予定
■2025年2月19日開催の「H2&FC EXPO」で初披露される
水素燃料の実用化を進めるトヨタが商用対応のFCシステムを発表
トヨタが、水素社会の実現に向けた取り組みとして、新型燃料電池システム「第3世代FCシステム」を発表した。
カーボンニュートラルの実現を目指し、水素を重要なエネルギーと位置づけるトヨタは、2014年には燃料電池自動車(FCV)の「MIRAI」を発表し、30カ国以上で販売。水素燃料の実用化を進めるための他業界との連携のなかで、水素社会の実現には燃料電池のさらなる進化が不可欠と考え、今回の開発に至ったという。
新たに開発された第3世代FCシステムでは、とくにに商用分野のニーズに対応したことが大きな注目点となる。ディーゼルエンジン並みの耐久性を実現した。燃費性能の向上や低コスト化も図り、乗用車に加え、大型商用車にも展開する。2026年以降、日本や欧州、北米、中国市場へ投入を予定している。
トヨタは、2019年からはFCシステムの供給を開始し、バスや鉄道、定置式発電機などに2700基以上を提供してきた。日本では東京都や福島県を中心に商用分野での社会実装を進めており、今回のFCシステムはこれまでのそうした知見や技術を基に開発されたものとなる。
第3世代FCシステムの具体的な特長としては、まず耐久性は従来比2倍となり、ディーゼルエンジン同等の性能を有している。燃費については約1.2倍向上し、航続距離にして20%以上の向上を果たした。さらにセル設計や製造プロセスの革新により、大幅なコスト削減も実現している点が特徴だ。
これらの性能向上によって、乗用車向けとしては、燃費性能の向上により長距離運転が可能となり、商用車向けにおいては高出力・高耐久性を確保しながら小型化を実現できる見込みとなる。船舶や鉄道なども含め、さらに多様なニーズに対応できるという点でも、この第3世代FCシステムは水素燃料の社会普及をいっそう進めるものとなることが期待される。
第3世代FCシステムは、2月19日から開催される「H2&FC EXPO(水素・燃料電池展)」で初披露される。行政や企業と連携しながら水素社会の実現を目指すトヨタの今後に注目だ。
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