中古車比較・ライバル車対決 [2022.11.10 UP]
クルマ選びは趣味目線。TPOさえ押さえておけば問題なし!!
「愛車はただの足がわり」。たしかにそれも一理ある。クルマが生まれた一番の目的は移動のための手段だったからだ。しかし、使い方によっては今よりもっと人生を豊かにしてくれるのもクルマである。趣味をより深く楽しむためのクルマ選びを考えてみよう。
アナタのQOLをもっと充実させるクルマの選び方
趣味のツールとしてクルマを選ぶために
コロナ禍で、人との接し方はもちろん、移動の仕方も変わったという人は多い。特に、普段利用していた公共交通機関をクルマに変えた、という例はよく聞かれ、それは中古車人気の高まりにもつながっている。
そして生活の変化は、移動だけでなく、日々の楽しみ方にも影響している。比較的、多くの人と接触する機会が多い場所へ出かけることは減っただろうし、逆に家族や近しい仲間たちと楽しむ趣味を謳歌する機会は増えたのではないだろうか。
キャンプ、ゴルフ、釣りなど、大人の趣味はさまざまだが、どれも荷物を運んだり、あるいは移動するためにクルマを使うというところに共通点がある。では、クルマを趣味のツールとして考えた場合、どういった車種でどう楽しむべきか。
本誌が提案したいのは、ただ便利だからというだけでなく、それぞれの趣味におけるTPOを考慮して選ぶということ。その趣味を極めていなくても、初心者であっても、同じ趣味を楽しむ周囲の人たちから「その趣味にそのクルマはないよ」と思われないような選択を推奨したい。
そんなツボを押さえたクルマ選びをすると、必然的に趣味の満足度が高まるというプラスもある。たとえば、撥水加工された荷室がアウトドアに最適だったり、4WD性能がウインタースポーツでの移動を快適にすることもあるだろう。
もちろん、移動自体を楽しめることも重要だ。地方のゴルフ場までただ安穏と走るのではなく、運転の喜びを味わいながら移動できれば最高だろう。さらに、趣味だけでなく日々のライフスタイルをもカバーできる使い勝手のよさや居住性、燃費性能もあれば、自分だけでなく家族も含めて、愛車を所有することの満足度を高めてくれるに違いない。
クルマがなくても趣味は楽しめる。しかし、クルマがあれば趣味の世界は確実に広がる。今回はそれぞれの趣味に最適なクルマについて、趣味目線で考察し、紹介していく。
あんなクルマでこんな遊び方
趣味謳歌型クルマ選びのツボ
趣味01 アウトドア
汚れなんて気にしていたら道具は積み込めない!
キャンプなどのアウトドアレジャーでは道具もそれなりのものが求められるが、クルマだってキャンプ場や山、川などにふさわしい条件がある。まず最低地上高が高いこと。車高の低いクルマで行ってはいけないというわけではないが、ちょっとした段差でスタックしないともかぎらない。また、日帰りか泊まりかにもよるが、荷室にはそれなりの広さを望みたいところ。最近は撥水加工が施された荷室を持つSUVも多いのでおすすめだ。アウトドア初心者こそ最低限のレジャースタイルを確立できるクルマで楽しみたい。
たとえばこんなクルマ…
防水仕様の使いやすい荷室で
アウトドア人気ナンバーワン
日産 エクストレイル(先代型)
中古車価格帯:110万~330万円
2000年に登場して以降、アウトドアに最適なモデルとして人気を集めてきたクロスオーバーSUV。撥水加工された荷室&シートなど高い機能性を誇る。今年4代目にモデルチェンジしたばかりで先代型はちょうどねらい目となっている。
趣味02 ゴルフ
周囲から浮かないための上質な雰囲気は必要!
ゴルフといえば紳士のスポーツ。プレーするにあたり、ドレスコードなどいくつか守るべきマナーがあることはよく知られている。同様に、ゴルフ場へ通うための愛車にも気を配る必要がある。たとえば、紳士のたしなみとして、愛車にもラグジュアリーさや、ある程度の質感の高さが求められる。また、ゴルフバッグを周囲から見えなくなるようにして収納できるトランクを備えたセダンは、ゴルフ向きのカテゴリーだろう。結局、ゴルフ場への来場者がお互いに気持ちよくコミュニケーションが取れて楽しくプレーするために、最低限のドレスコード的な車種選びをするのが無難なのである。
たとえばこんなクルマ…
高い質感を備えたセダンで
伝統のスポーティな走りを味わえる
日産 スカイライン(現行型)
中古車価格帯:110万~400万円
上質な雰囲気のセダンといえば他のモデルも挙げられるが、スカイラインの魅力はやはり走りのスポーティさ。行き帰りの道中の運転も楽しみたいならこの選択だろう。2014~2015年あたりの初期型であれば200万円以下で十分探せる。
趣味03 釣り
長尺物でも積み込める前後長のある荷室が欲しい!
釣りは幅広い趣味で、磯釣りや船に乗って海釣りなど上級者向けのものもあるし、堤防などでのんびりとファミリーフィッシングするのも楽しい。必要なものはもちろん釣り竿だが、安全のためのライフジャケットや滑りにくい靴なども用意したいところ。愛車に求められるのは、長い釣り竿、釣り針や餌など細かなものが入る収納、釣果に応じたサイズのクーラーボックスなど多くの道具を入れられるスペースである。そして、たいていの釣り場にはベテランの釣り師がいるので、そういった人たちに迷惑がかからない準備をしていくのが釣りにおける最低限のマナーとなる。
たとえばこんなクルマ…
大きなラゲッジを備えた
最後の本格派ワゴンモデル
スバル レガシィツーリングワゴン(最終型)
中古車価格帯:20万~150万円
貴重な本格的ステーションワゴンだけに、荷室の広さは最高クラス。最終モデルは2014年まで販売されていたが、流通在庫はそれなりに豊富だ。走行距離の多い物件が多めなので、しっかりメンテナンスされてきた車両を見つけたい。
趣味04 ウインタースポーツ
悪天候をものともしない優秀な4WD性能!
80年代のスキーブームの頃から、ウインタースポーツといえば4WD車という定説がある。もちろん一番の理由は雪上でも安定して走れるということにあり、万が一事故を起こしてしまえば、せっかくの楽しい休日が無駄になってしまう。同じ理由で、忘れてはならないのがスタッドレスタイヤ。たまにスキー場への道中で交換している人もいるが、なるべく雪の降っていない地域で交換しておこう。同乗者たちに不安な思いをさせない愛車で出かけたい。
たとえばこんなクルマ…
重心の低い独自の4WDで
滑りやすい道でも安定した走り
スバル フォレスター(現行型)
中古車価格帯:280万~380万円
5代にわたって販売されてきた人気SUVで、歴代モデルにおいて4WD性能には定評がある。現行型は2018年の登場となり、車検を終えて市場に流出している初年度~2年目の登録車はねらい目だ。
趣味05 DIY
車内で作業できるスペースがあると便利!
自宅や家具に手を加えるDIYが流行っていて、休日にホームセンターなどへ材料を買いに出かける人も多くなっている。この新しい趣味にふさわしいのが、広大な室内スペースを誇る軽ハイトワゴンやワンボックス。これらはコンパクトカーなど目じゃないほど車内が広く、自宅の車庫に止めたまま車内でDIY作業ができるものさえある。軽であることは重要ではないが、リーズナブルなモデルであれば、DIYついでに愛車のカスタマイズなどもやりやすいだろう。
たとえばこんなクルマ…
他の軽を上まわる全高で荷物を積み込み作業もできる
ダイハツ ウェイク
中古車価格帯 : 50万~190万円
タントを超える室内スペースのハイトワゴン軽として2014年に誕生。広く使い勝手のいい室内空間を誇る。2022年の夏に新車販売が終了したことで、相場は上がる可能性も。早めに探したい。
趣味06 スポーツドライビング
低い重心と優れた運動性能は必須!
いわゆるサーキット走行では、公道走行では試せない愛車の性能や特徴を思いっきり味わうことができる。走行会に参加するにあたって用意したいのは、運動性能がそれなりに楽しめて、しっかりメンテナンスが行き届いた愛車、あとはヘルメットとグローブだけ。万が一を考えてレーシングスーツや4点式シートベルトなども欲しいところだが、最低限、肌を露出しない服装であればOKだ。まずは初心者向けの走行会を探すことから始めよう!
たとえばこんなクルマ…
2つのテイストで味わえる楽しさと扱いやすさ
トヨタ GR86(現行型)/スバル BRZ(現行型)
中古車価格帯:330万~390万円(GR86)/330万~350万円(BRZ)
日本を代表するスポーツモデルの両車。ベースは同じだが、回頭性の高いGR86、安定性の高いBRZといわれている。どちらもまだ高価だが、優れたコンディションの物件が見つかれば即買いだ。
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ゴルフだから高級車とか全く不用。ゴルフなんて既に大衆スポーツに成り下がってますから。
好きな車買って何にでも使えば良い。