現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型 日産セレナは11月登場! かつてのミニバン王者はどう変わる? 注目は最上級「LUXION」【情報まとめ】

ここから本文です

新型 日産セレナは11月登場! かつてのミニバン王者はどう変わる? 注目は最上級「LUXION」【情報まとめ】

掲載 94
新型 日産セレナは11月登場! かつてのミニバン王者はどう変わる? 注目は最上級「LUXION」【情報まとめ】

日産「セレナ」に、まもなくフルモデルチェンジが行われる見込みです。かつてはクラストップの販売台数を誇ったベストセラーモデルは、どのように生まれ変わるのでしょうか?

根強い人気、フルモデルチェンジで復権なるか?
セレナの歴史は古く、その初代は1991年に登場した「バネットセレナ」までさかのぼります。商用バンである「バネットコーチ」の乗用車版として登場したバネットセレナはその後、1994年のマイナーチェンジでセレナへと名称が変更されています。

>>日産 セレナのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

初代と2代目はアウトドア向けという印象の強かったセレナですが、2005年に登場した3代目からは、ファミリー向けミニバンとしてのキャラクターを強調する方向へと路線変更が行われました。

これが功を奏し、セレナはファミリー向けミニバンの定番モデルとして大ヒットを記録するようになります。

そして、2010年に登場した4代目ではシリーズ初のマイルドハイブリッド車が追加され、さらに現行モデルとなる5代目では、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」や先進安全運転支援システム「プロパイロット」を搭載するなど進化を見せています。

一方、2022年1月にはトヨタ「ノア」と「ヴォクシー」が、同5月にはホンダ「ステップワゴン」がそれぞれフルモデルチェンジを果たしたことで、2016年から販売を続けている現行セレナの古さがやや目立つ形となっていました。

>>日産 セレナのスペック詳細はこちら
>>トヨタ ノアのスペック詳細はこちら
>>トヨタ ヴォクシーのスペック詳細はこちら
>>ホンダ ステップワゴンのスペック詳細はこちら

新型は上品路線に?
そのような中で行われるフルモデルチェンジで、セレナはどのように進化するのでしょうか?

まずエクステリアデザインについては、フロントマスクには現行セレナのような大型の「Vモーショングリル」は採用されず、新型「エクストレイル」や「オーラ」、「アリア」のような、上品な印象のものとなる見込みです。

それにともない、ヘッドライトもシャープなLEDが採用されるようです。ただし、セレナはほかのモデルに比べてフロントマスクの高さがあるため、シャープなLEDヘッドライトを3段重ねにした新デザインとなると見られています。

これに伴い新型セレナでは、全グレードでLEDヘッドライト+LEDリアコンビネーションランプが装備されます。さらに、最上級グレードにはアダプティブLEDヘッドライトシステムも標準装備となります。

インテリアデザインについては、水平基調のダッシュボードに対して、アリアや「サクラ」でも採用されているタッチ式のエアコン操作ボタンが配置されるなど、スッキリとした印象になる見込みです。さらに、シフト操作は従来のレバー式ではなくスイッチ式となるようです。

また、新型セレナでは基本的に3列シートの8人乗り仕様となりますが、最上級グレードのみ2列目キャプテンシートが採用される見込みです。ただし、キャプテンシートにオットマンは装備されない点には注意が必要です。

現行セレナで好評だった「デュアルバックドア」は引き続き搭載される予定です。ただ電動テールゲートの採用は見送られているため、手動での開閉が必要になります。

新型セレナのボディカラーは、新色2色を含むモノトーン10色とツートーン4色の全14色展開となる見込みです。

>>日産 セレナのスペック詳細はこちら
>>日産 エクストレイルのスペック詳細はこちら
>>日産 オーラのスペック詳細はこちら
>>日産 アリアのスペック詳細はこちら
>>日産 サクラのスペック詳細はこちら

新登場の「e-POWER LUXION」に注目!
新型セレナでは、下記のグレード展開となると見られています。

「X」(ガソリン車)
「XV」(ガソリン車)
「ハイウェイスター V」(ガソリン車)

「e-POWER X」(ハイブリッド車)
「e-POWER XV」(ハイブリッド車)
「e-POWER ハイウェイスターV」(ハイブリッド車)
「e-POWER LUXION」(ハイブリッド車)

パワートレインは、2.0Lのガソリンエンジンと、1.5Lのハイブリッド(e-POWER)となる見込みです。

また、注目すべきは最上級グレードの「e-POWER LUXION」です。今回新たに追加されたこのグレードは、ほぼすべてのメーカーオプションが設定された豪華仕様となっているほか、専用の12.3インチ液晶メーター+ワイドナビゲーションディスプレイが搭載されることに加え、ハンズオフ機能付きの「プロパイロット 2.0」も備わるようです。

>>日産 セレナのスペック詳細はこちら

「e-POWER LUXION」は約400万円? まずはガソリン車が11月発売
新型セレナは11月中に発売される見込みです。ただし、当初はガソリン車のみとなり、ハイブリッド車の「e-POWER」は、2023年3月頃に追加設定されるようです。

価格は現行モデルよりもやや高くなると見られ、最上級グレードの「e-POWER LUXION」では、ステップワゴンの最上級グレードである「スパーダプレミアムライン」と同等の300万円台後半からのスタートになり、乗り出し価格は400万円を超えると予想されます。

そのほかのグレードについても、最終的にはノアやヴォクシー、ステップワゴンといったライバルたちとほぼ重なる価格帯になると見られます。

セレナの登場によって、国内のミニバン争いがますます激化することは必至です。それぞれのモデルに特徴があるため、しっかりと比較検討することが重要です。

文:ピーコックブルー
写真:日産自動車

>>日産 セレナのスペック詳細はこちら
>>トヨタ ノアのスペック詳細はこちら
>>トヨタ ヴォクシーのスペック詳細はこちら

こんな記事も読まれています

今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
motorsport.com 日本版
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
日刊自動車新聞
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
バイクのニュース
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
くるまのニュース
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
レスポンス
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
WEB CARTOP
フレッシュアップされたBMW 3シリーズの全情報 価格から走行性能&比較テストまで 新型BMW 3シリーズのすべて
フレッシュアップされたBMW 3シリーズの全情報 価格から走行性能&比較テストまで 新型BMW 3シリーズのすべて
AutoBild Japan
ついに始まった首都高「新ルート事業」の凄さとは 「箱崎の渋滞」も変わる!? 都心に地下トンネル「新京橋連絡路」爆誕へ
ついに始まった首都高「新ルート事業」の凄さとは 「箱崎の渋滞」も変わる!? 都心に地下トンネル「新京橋連絡路」爆誕へ
くるまのニュース
新型コンパクトSUV『EMZOOM』、世界市場で成功…中国広州汽車
新型コンパクトSUV『EMZOOM』、世界市場で成功…中国広州汽車
レスポンス
日本でまさかの拳銃を使ったタクシー強盗発生! キャッシュレス化で現金をもたない仕組み作りが一番の解決策
日本でまさかの拳銃を使ったタクシー強盗発生! キャッシュレス化で現金をもたない仕組み作りが一番の解決策
WEB CARTOP
本田宗一郎とイーロン・マスクに共通点があった? 稀代の経営者を支える「無知の知」とは何か
本田宗一郎とイーロン・マスクに共通点があった? 稀代の経営者を支える「無知の知」とは何か
Merkmal
全長5m級!トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活! 斬新フェイス&車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった?
全長5m級!トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活! 斬新フェイス&車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった?
くるまのニュース
伝統を継承するマッスルクルーザー! スズキが米北米市場で2025年型「ブルバードM109R」を発売
伝統を継承するマッスルクルーザー! スズキが米北米市場で2025年型「ブルバードM109R」を発売
バイクのニュース
フレキシブルウイング巡る論争が再燃。メルセデスに注目集まるも、今のところFIAは介入せず
フレキシブルウイング巡る論争が再燃。メルセデスに注目集まるも、今のところFIAは介入せず
motorsport.com 日本版
驚異のパフォーマンス向上! 最新スパークプラグの技術とその効果~カスタムHOW TO~
驚異のパフォーマンス向上! 最新スパークプラグの技術とその効果~カスタムHOW TO~
レスポンス
シボレー コルベット【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
シボレー コルベット【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-1「JB64のシートを移植しよう」
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-1「JB64のシートを移植しよう」
グーネット
【新車価格情報】軽自動車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年6月20日時点
【新車価格情報】軽自動車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年6月20日時点
カー・アンド・ドライバー

みんなのコメント

94件
  • carviewに限らず記事に「?」を多用するメディアは自分の記事に責任を全く取る気がないね。
    特にベストカーとかカートップ、くるまのニュース。
  • ノートやエクストレイルはe-power専売にしたけど、流石に純ガソリンも入れてきたか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

276.9479.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5.81161.6万円

中古車を検索
セレナの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

276.9479.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5.81161.6万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村