この記事をまとめると
■衝突被害軽減ブレーキは2021年から新型国産車に装着が義務化されている
【試乗】新型スイフトは運転しやすく燃費も良好! 乗り心地の硬さと後席だけは購入前に要チェック
■コンパクトカーや軽自動車であれば安価に最新の先進安全装備を装着したモデルが選べる
■今回は200万円以下で手に入るモデルを紹介する
最新の先進安全装備つきのクルマが200万円以下!
クルマの動力性能は、いまでは実用的に必要な上限に達した。そのために15年ほど前と比べて、最高出力や最大トルクの数値はほとんど変化していない。
その一方で、衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備や運転支援機能は、大幅に進化した。たとえば衝突被害軽減ブレーキは、15年前の時点では、一部の車種に初歩的な機能が搭載される程度だった。それが今は大幅に進化して、新型の国産車では、2021年から装着が義務化されている。2025年になると、継続生産車も衝突被害軽減ブレーキを装着せねばならない。
つまり今の時代に新車を買う価値は、最先端の安全装備や運転支援機能を得られることだ。環境/燃費性能も進歩しているが、安全装備や運転支援機能はそれ以上だ。そこで安全装備を充実させながら、価格を200万円以下に抑えた車種を取り上げたい。
■コンパクトカー
●スズキ・スイフト ハイブリッドMX(192万2800円)
価格を200万円以下に設定した車種のなかで、安全装備をもっとも充実させた車種がスイフトだ。衝突被害軽減ブレーキは右左折時にも対向車や横断歩道上の歩行者を検知して作動する。後方の並走車両を検知して知らせるブラインドスポットモニター、後退しながら車庫から出庫するときの事故を防ぐリヤクロストラフィックアラートなども標準装着される。
さらに全方位メモリーナビをオプション装着すると、ドライバーモニタリングシステムも加わり、脇見運転や居眠り運転を警報する。
●トヨタ・ヤリス 1.5G(195万3000円)
衝突被害軽減ブレーキは、右左折する時でも直進車両や横断歩道上の歩行者を検知して作動する。またオプションでは、後方の並走車両を検知して警報するブラインドスポットモニター、低速域で衝突被害軽減ブレーキを作動させるパーキングサポートブレーキ、死角を効果的に補うパノラミックビューモニターなどもオプション装着できる。
■軽自動車
●日産 ルークス ハイウェイスターX(194万400円)
衝突被害軽減ブレーキに準じた機能として、2台先を走る車両も検知して異常があると警報する前方衝突予測警報を採用している。サイド&カーテンエアバッグに加えて、ニーエアバッグを標準装着したことも特徴だ。
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みんなのコメント
関わらず価格アップを最小限に抑えてくれている
良心的な一台だと思う。デザインの面でもう少し
新しさを感じさせてほしい。