現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「さよなら」だけが人生か……ホンダ最後の貴重な5ナンバーワゴン、シャトルがついに販売終了! 

ここから本文です

「さよなら」だけが人生か……ホンダ最後の貴重な5ナンバーワゴン、シャトルがついに販売終了! 

掲載 24
「さよなら」だけが人生か……ホンダ最後の貴重な5ナンバーワゴン、シャトルがついに販売終了! 

ホンダ唯一のステーションワゴンモデルとして販売されていたシャトルが11月10日、流通在庫分の新車登録を終えて販売を終了した。ホンダの公式ウェブサイト上からも掲載が終了し、約7年半のクルマ生涯を閉じた。すでに2022年8月末での生産終了についてはお伝えしていたが、いざ販売終了となると寂しいもの。そんなシャトルの存在を振り返ってみたい。

本文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカー編集部、ホンダ

「さよなら」だけが人生か……ホンダ最後の貴重な5ナンバーワゴン、シャトルがついに販売終了! 

■ベースモデルとなったのは先代3代目フィット

販売終了したシャトル。国産モデルでは貴重な5ナンバーサイズのステーションワゴンだったが……合掌

シャトルは2015年5月に誕生。ベースは先代型フィットで、パワートレーンには1.5Lガソリンと先代型フィットや初代ヴェゼルと同じく1.5Lハイブリッド「SPORT HYBRID i-DCD」の2種類を設定していた。駆動方式はFFと4WDが選べた。

先代型のフィットシャトルと同じく、「人と荷物を安全に、先進技術で運ぶ」ことがその車名の由来。2019年まではホンダの埼玉製作所寄居工場で生産されていたが、2019年5月にマイナーチェンジを受けた段階で鈴鹿製作所に生産が移っていた。

トヨタカローラフィールダーとともに国内市場では少なくなった5ナンバーサイズのステーションワゴンとして一定の支持を得ていたが、徐々にユーザーが先細りしていたのを受け、2022年8月には生産を終了していた。

シビックシャトルがご先祖様であ~る

1983年登場のワンダーシビック派生モデルである初代シビックシャトルがシャトルとしての礎を作ったモデルだ

シャトルのそもそもの由来はワンダーシビック、つまり3代目シビックの5ドアステーションワゴンとして1983年5月に誕生した初代シビックシャトルが起源。続いて4代目シビックのグランドシビックにもシビックシャトルは2代目モデルが設定された。

1987年に登場した2代目シビックシャトルは長寿モデルとして有名。また、1994年に当時のRVブームを受けてカンガルーバーとフォグランプを標準装備して設定された「ビーグル」が特徴的で、ホンダ初のクロスオーバーSUV的存在だった。

2代目シビックシャトルに設定されたRV色を強めた「ビーグル」。カンガルーバーと丸型フォグランプを標準装備したホンダ初のクロスオーバーSUV

ベースモデルの4代目シビックが1991年に5代目のスポーツシビックへ、さらに1995年に6代目のミラクルシビックにフルモデルチェンジを受けた後もシビックシャトルは1996年まで継続販売されている。

その後、15年の月日を経て「シャトル」の名は突如として2011年にフィットシャトルとして復活する。当時の2代目フィットをベースとしたステーションワゴンとして登場し、かつてのオルティアエアウェイブの系譜を継いだコンパクトワゴンだった。

2代目フィットをベースとするフィットシャトル。2011年に15年ぶりにシャトルの名が復活することになった

2015年に車名からフィットが外れ、シャトルとして新たに再出発。フィットとはまた違った価値観を伝えるクルマとして開発され、そのため車名からフィットから独立したモデルとして販売されることになった。

ちょっと地味な感じのワゴンだったが、使い勝手のよさで一定の支持を得たシャトル。天寿をまっとうしたことに敬意を表したい。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

外車の車検費用はなぜ高い?国産車との違いや相場・安くするコツを徹底解説
外車の車検費用はなぜ高い?国産車との違いや相場・安くするコツを徹底解説
グーネット
アレックス・マルケス、地元スペインGP初日レコード更新トップタイム! クアルタラロ&ザルコがトップ10|MotoGPスペインGPプラクティス
アレックス・マルケス、地元スペインGP初日レコード更新トップタイム! クアルタラロ&ザルコがトップ10|MotoGPスペインGPプラクティス
motorsport.com 日本版
レコード更新のA.マルケスが首位発進。好調クアルタラロは転倒もトップ5入り/第5戦スペインGP 初日
レコード更新のA.マルケスが首位発進。好調クアルタラロは転倒もトップ5入り/第5戦スペインGP 初日
AUTOSPORT web

みんなのコメント

24件
  • オデッセイやレジェンドを消すようなメーカーだから不思議ではないが、はやり残念だ。
    今乗ってるシャトルは大事に乗ろう。
  • ホンダで一番いい車だと思うけどなぁ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

申込み最短3時間後最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!

あなたの愛車、今いくら?
※1:本サービスで実施のアンケートより (回答期間:2023年6月〜2024年5月)
メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村

ガソリン軽油割引中